爬虫類の中でも、ひときわ根強い人気を誇る、ヤモリ。
スタイリッシュでカッコイイ雰囲気を持ちつつ、パーのかたちの手足やクリっと大きな瞳が可愛いと、ヤモリファンの心を鷲掴みにしているそうです。
一度その魅力にハマってしまったら、離れられないとも言われているヤモリですが、実は地域によっては「縁起のいい生き物」と、崇められているのをご存知ですか?
特にヤモリの赤ちゃんの中には「幸せを運んでくれる」と、言われている種類もいるそうです。
え?ヤモリの赤ちゃんが幸せを運んでくれるの?
ちょっと気になって来ますよね、そこで今回は、そんなヤモリの赤ちゃんについて、詳しく調べてみました。
ヤモリの赤ちゃんの飼育方法って?縁起いい赤ちゃんってどんな赤ちゃん?
一緒に見ていきましょう!
Contents
ヤモリの赤ちゃんってどんなふうに誕生するの?
まず、ヤモリの赤ちゃんってどのように産まれてくるのか、ご存知ですか?
爬虫類であるヤモリは、卵で自分の子供を産むのですが、大きさすると1センチほどになり、ちょっと面白いのが一度に2つの卵を産む為、2匹の赤ちゃんの誕生になるそうです。
また、母親のヤモリの体の色によっては妊娠中、卵が体の外から透けて見えるそうで、その卵が尻尾の方まで下がってきたら、産卵が近づいてきているということになそうです。
また、産卵を終えたら
- くっついて産まれた2個の卵は、そのまま離さないでおく
- 親のヤモリに踏まれたり、食べられたりする可能性がるので、別の場所に移動させる
などに注意をするといいそうで、その後、産まれた卵は1~2ヶ月かけて孵化して赤ちゃんヤモリの誕生となるそうです。
この孵化する瞬間というのは、とても神秘的で「一生忘れることのない感動の一場面」になるようですよ。
ヤモリの赤ちゃんの餌は?どんな食べ物を食べるの?
さて、無事に孵化して「赤ちゃんヤモリ」になりました!
次に、そのヤモリの赤ちゃんを、私達か言い主がしっかりと飼育しなければなりませんよね。
ヤモリの赤ちゃんは2~3日は、備わっている栄養がある為、すぐに餌を与える必要はないそうですが、その後は、飼い主が餌を与えていくことになるそうです。
ヤモリの赤ちゃんは何を食べるのでしょうか、気になるところですよね。
ヤモリの赤ちゃんは、大人のヤモリと同様に「生きた餌」を食べるそうです。
いきなり大人のヤモリと同じものを、食べてしまうのですね、少し驚きですよね!
具体的には、昆虫、クモ、蝶、蛾などになるのですが、なかなか捕まえて与えるのは難しいですよね?
なので、爬虫類を扱っているショップなどで、コオロギが市販されているそうなので、コオロギを購入して与えるといいそうです。
赤ちゃんヤモリの体の大きさは、チョコンと私達人間の指に乗る程度なので、コオロギのSSサイズを購入して与えるといいそうですが、もし、そのコオロギの大きさでも口に入らないようであれば、
- コオロギをカットする
- すぐに赤ちゃんヤモリの口に運ぶ
- コオロギの体液を舐めさせる
と、いいそうです。
量としては、ヤモリの頭くらいの大きさがいいそうですよ。
また、同じ生き餌でも、ミルワームは消化が良くないので、赤ちゃんのヤモリには与えないほうがいいそうですが、ハエの幼虫を与えるのはおすすめのようです。
与え方としては、バナナの皮をケージ内に入れておくことで、ハエの幼虫が大量に発生するので、それらを食べさせるといいそうですよ。
栄養バランスもヤモリの赤ちゃんにとっては、大切になるのですが、はじめのうちは、与えた餌を、なかなか食べてくれない事もあるそうです。
まずは、とにかく食べてもらうことが最優先になるので、根気よく食べてくれるものを探して、与え続けるといいそうで、安定して食べられるようになったら、餌と一緒にカルシウムなどを与えて、栄養バランスをとってあげるといいそうですよ。
ヤモリの赤ちゃんに餌を与える頻度は?
ヤモリの赤ちゃんにはどの位の頻度で、餌を与えるのがいいのでしょか。
赤ちゃんと聞くと、こまめに与えたほうがいいような気がしますが、ヤモリの赤ちゃんの場合は2日に1回程度の餌やりで大丈夫なようです。
与える時間帯としては、ヤモリや夜行性の為、昼間は寝ていることが多いいので、活動をしている夜に与える方がいいそうです。
無理に昼間に与えてしまうことで、ストレスを感じてしまう場合もあるそうなので、注意が必要なようです。
また、ヤモリの赤ちゃんは脱水症状になりやすいので注意が必要なのですが、体が小さい為、水飲み容器だと落ちてしまう可能性があるそう。
水分を含ませた綿をケージ内に置くなどして、水分補給をさせるといいそうですよ。
コチラの記事も参考に
縁起のいいヤモリの赤ちゃんもいるの?
そうなのです!先にも少し触れましたが、実はヤモリの赤ちゃんの中には縁起がいいと言われている種類もあるそうです。
ヤモリの赤ちゃんの中には、アルビノと呼ばれて、色が欠乏した白いヤモリが産まれてくることがあるそうです。
ヤモリは、この白いアルビノが産まれやすいそうなのですが、この白いヤモリが「幸福を運んでくれる」と、言われているそうです。
そもそも、ヤモリ自体「家守り(やもり)」と書くことから、家を守ってくれる縁起のいい生き物とされていますよね!
私も小さい頃、家の中でヤモリを発見したことがあり、怖がる私に母親が「家を守ってくれる動物だから大丈夫なのよ」と、教えてくれたことをよく覚えています。
ヤモリは、シロアリや蛾、羽虫、蚊など、私達に害をもたらしかねないものを食べてくれることから、家の守り神と言われているそうです。
また、地域によっては「富の象徴」とされているそうですよ。
神々しいヤモリ・・ますます魅力的に見えちゃいますよね!
まとめ
ヤモリの赤ちゃんについて見てきました。
人間の指の乗る程度の小さなヤモリのその姿はとても可愛いく、日々スクスクと成長していく様子を見ていると、感慨深いものがあるそうです。
赤ちゃんの成長に合わせて、ケージのサイズも、徐々に大きくしてあげるといいそうですよ。
あなたの手で、愛情たっぷりかけてヤモリの赤ちゃんを飼育してみませんか?
きっと、あなたの家の守り神になってくれるはずです。
ヤモリの飼育方法まとめに戻る