綺麗なカラーで、飼い主に懐くことで人気の、オカメインコ。
平均寿命も20年前後と、ペット中では比較的長く一緒に過ごせるところも、嬉しいですよね。
とはいえ、ひとことにオカメインコと言っても、実は様々な種類があるってご存知ですか?
ノーマル、ルチノー、パール、パイド、シナモン、ホワイトフェイス、パステルフェイスファロー、エメラルド・・などの種類があり、顔や、身体の模様や色などの特徴によって、分けられているようです。
今回はその中でも人気の品種「ルチノー」について調べてみました。
可愛いルチノーの魅力を、たっぷりと紹介したいと思います。
Contents
ルチノーの性格は?
オカメインコの中でも高い人気を誇る、ルチノー。
そんなルチノーの性格とは、どんな性格なのでしょうか。
オカメインコの性格の特徴としては、
- 温厚で穏やか
- 飼い主に懐く
- 寂しがり屋
- 臆病で怖がり
などがあるのですが、ルチノーも性格のベースとしては、これらの特徴を持つようです。
ただ、他のオカメインコに比べると甘えん坊の傾向が強く、なかなか「一人餌」を食べてくれず、フードの切り替えに苦労することが多いようです。
「一人餌」を食べてくれないと、エネルギー不足になってしまい、中には命を落としてしまうこともあるそう。
その為、ルチノーの雛の飼育は難しいとも言われているそうです。
また、ルチノーに限らずオカメインコは温厚で穏やか、おっとりとした性格をしている為、他の鳥と共に飼うといじめられてしまうこともあるので、注意深く見てあげることが大切なようです。
コチラの記事も参考に
ルチノーの身体の特徴は?
1958年にアメリカのフロリダ州で誕生した、ルチノー。
「白おかめ」や「バターカップ」などとも呼ばれ、クリーム色の羽がとても綺麗なオカメインコです。
その他の特徴としては
- オレンジ色のチークパッチ
- 全身はクリーム色で冠羽や顔は黄色
- 口ばしと足はピンク
- 爪は白色
- 雛の時は目が赤く、成鳥になるとブドウ色になる
- メスの割合の方が多く、性別の判定が難しい
- ルチノーパールと呼ばれ、背翼に黄色のパールのような模様を持つルチノーもいる
などになるようです。
目の色が変わるのは驚きですよね!ルチノーはメラニン色素が欠けているとも言われているのですが、このブドウ色の目を持つことから「完全にメラニン色素を失っているわけではない」と、されているそうです。
また、ルチノーの性別の判定はとても難しいようで、ルチノーが持つ遺伝の法則から、メスの場合は生まれてすぐにわかることが多いようなのですが、オスの雛の場合はDNA鑑定をしないと、わからないことがほとんどのようです。
その為、ペットショップなどでは「性別不明」とされているそうですよ。
ルチノーってハゲがあるって本当なの?
はい、これは本当のようです!
ルチノーの特徴として、冠羽の一部に無毛部分(ハゲ)があることが多いそうです。
ただ、そのハゲ方は様々で、ちょっと薄い程度だったり、地肌が丸見えだったり、中には全然ハゲていないルチノーもいるそうです。
これは、病気などではなく遺伝的なものが原因になっているようで、特に大量に繁殖されたルチノーはハゲの面積が大きく、血統を管理されているルチノーは、簾のように薄くハゲている程度のことが多いようです。
ハゲもルチノーの大事な個性!ルチノーのすべてを受け入れて、たっぷり可愛がってあげたいですよね。
ルチノーって弱いの?注意することはある?
ルチノーは体が弱い・・などと言われていることもあるそうですが、本当なのでしょうか。
ちょっと、心配になってしまいますよね!
結論としては「ルチノーという品種だから弱い、ということはない」そうです。
ただ、身体全体の色がクリーム色ではなくて、黄色いルチノーを「バターカップ」と、呼んでいるのですが、中には肝疾患を患って黄色く変色してしまった場合もあるそうです。バターカップや黄色が強いルチノーを飼う際には、注意が必要なようです。
また、先にも触れましたが、ルチノーの目はメラニン色素の心配があるので、紫外線を当てすぎないように注意をしたほうがいいそうですよ。
まとめ
オカメインコの中でも人気の、ルチノー・・可愛いですよね。
クリーム色の優しい色合いに、オレンジのほっぺがなんとも愛らしいです。
他のオカメインコより甘えん坊なので、飼い主にも懐きやすいそうです。
ルチノー、お迎えしたくなってきましたか?
可愛いルチノー、たっぷり甘えさせてあげてくださいね。
きっと、可愛い家族になってくれるはずですよ。