最近、秘かなブームのカワウソ・・実物は見たことがなくても、テレビなどからその姿は目に浮かびますよね、真っ黒な丸いオメメが、可愛い!
水族館でも大人気で、カワウソの餌やりや、カワウソと握手が出来るショーなどを行う水族館も多いそうです。
そんなカワウソを、飼いたいと思っているのですね!
だけど、カワウソって、そもそもどんな動物?何を食べているの?
今回はそんなカワウソの「餌」について、調べてみました。
ちょっとペットとしては珍しいカワウソですが、どんなものを与えればいいのでしょうか。
一緒に見ていきましょう。
Contents
カワウソはどんな餌を食べるの?
ネコ目イタチ科だというコツメカワウソは、いったいどんな餌を食べるのでしょうか。
ネコ?イタチ?・・ちょっと想像がつかないですよね。
基本的に、コツメカワウソは肉食系のものなら何でも食べるようですが、先にも触れた通り水辺に生息していたことから、特に水辺のものを好んで食べることが多いそうです。
具体的には、魚、カニ、エビ、カエル、貝類、昆虫になるそうで、特に、貝類が大好きで、サザエなどの貝類を与えると、喜ぶことが多いそうです。
また、歯も丈夫で発達している為、魚やカニも骨ごと噛み砕いて食べてしまうようです。
とはいえ、通常ペットとして飼う場合は、これらのものを毎日与えるのは、少し大変ですよね?
解決策としては、コツメカワウソは、フェレットと必要な栄養価が似ているので、キャトフードやフェレット用のドライフードを与えるといいそうです。
ただ、やはりドライフードだけでは、栄養が偏ってしまうようなので、ドライフードを主食として、プラス
- 魚類
- 甲殻類
- 昆虫類
- 貝類
などを、バランスを考えながら与えると、いいようですが、生きた魚介類を与える場合は、寄生虫などがいる心配もあるそうです。
一度冷凍させることで、寄生虫を死滅させられるそうですよ。
餌の与え方は?
コツメカワウソは、餌をどのように食べるのでしょうか。
犬や猫のように、直にお皿から食べる?どのように与えたらいい?
基本的にはお皿に餌を入れて与えるといいそうです。
ただ、驚きなのが、あのペロンとした小さな手で、器用に餌を掴んで食べることが多いそうです。
椅子に腰かけて、テーブルに置いてある餌を上手に掴んで食べるカワウソや、少しお行儀は悪いのですが、仰向けにゴロンと寝ころびながら、餌を掴んで食べるカワウソもいるようで、その様子がとっても可愛いと、動画などでも話題のようです。
また、きちんと教えると人間の「頂きます」のように、手を合わせられるようになることもあるそうですよ。
とはいえ、本来カワウソはとても活発な動物なので、水の中のものを「仕留める」という行為によって野生の本能が満たされるそうなので、時には、お風呂などの大き目な浴槽に、ドジョウなどを放して捕獲させるといいようです。
どの位の量を与えたらいいの?
コツメカワウソに与える餌の量は、体重の10~15%になるそうです。
目安としては、一日300グラムから600グラムほどになるようで、きちんと体重管理をして、正確な餌の量を割り出すことが大切なようです。
また、コツメカワウソは、少しのストレスで食欲不振に陥ってしまうことが、多いそうです。
ストレスの原因としては
- 水遊びをしていない
- 飼育場所が狭い
- もっと遊びたい
などが多いようです。
食欲不振から免疫力が低下して、様々な病気を発症してしまう可能性もあるので、餌の管理と共にストレスのケアも大切なようです。
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餌代はいくらくらいかかるの?
カワウソを飼った場合、餌代はいくらくらいかかるのでしょうか、気になるところですよね!
そもそも、カワウソは他のペットに比べると飼育費がかかる動物のようで、初期費用はもちろん、水遊びの際の水道代がかかってしまう上に、診てくれる動物病院も少ない為、医療費も高額になってしまうことが多いそうです。
その為、経済的な余裕がないとカワウソを飼うことは難しいと、言われているそうです。
餌代については、フェレット用のドライフードを中心に与えれば、それほどかからないのでは・・?と、思われがちですが、フェレット用のフードの相場は3キロで2,000円前後のものが多いそうで、そうなると、仮に体重が5キロのカワウソの場合
- 一日に与える量は5キロの10%として、500グラム
- ひと月だと、500グラム×30日で、15キロ
- ドライフードは一袋3キロなので、毎月5袋必要・・1万円は最低でも必要
と、なるようです。
それプラス、魚介類や、甲殻類、昆虫類、貝類などになるようです。
与える物やカワウソの体重によっても異なりますが、他のペットより、餌代も多くかかることが多いようです。
まとめ
いかがでしたか?カワウソ、お迎え出来そうですか?
カワウソ自体の価格の相場も高い物だと、100万円前後することもあるそうです。
飼育の費用なども含め、経済的な面からも、他のペットに比べると少しハードルが高いようですが、「絶対に無理、飼えない」とまでは、いかないイメージですよね!
ただ、犬や猫などと違い、病院はもちろん情報も少ない為、飼ってから「やっぱり無理・・」などとならないように、飼う前にしっかり調べて、もし、飼うのであれば万全な状態で、お迎えしてあげてくださいね。
人懐っこくて賢くて、性格的にはとても、飼いやすい動物のようですよ。