可愛い小さな、ハリネズミ・・小さいけれど大事なペット、しっかり私達飼い主が、お手入れをしないといけません。
ハリネズミのお手入れの中で、特に重要と言われていることに「爪切り」が、あるそうです。
「え?ハリネズミって爪切りが必要なの?」
ちょっと驚いてしまいますよね!
あんな小さなオテテの爪を、どうやって切ったらいいの?
不安になってしまうことと思います。
そこで、今回は「ハリネズミの爪切り」について、調べてみました。
可愛いハリネズミのお手入れが、きちんとできるようにマスターしていきましょう!
Contents
ハリネズミに爪切りって必要なの?
そうなのです、飼育下のハリネズミの場合は、爪切りは必要なのです!
野生のハリネズミはたくさん歩いたりすることで、自らグルーミングを行えるようなのですが、飼育下の場合はそうはいきません。
何もしなければ、どんどん爪は伸びてしまい、どこかに引っかけて折れてしまったり、巻き爪になって、歩きにくくなってしまったりすることもあるそうです。
その為、飼い主が定期的に、爪切りをしてあげる必要があるそうです。
どのくらいの頻度で爪切りをすればいいの?
個体差によって運動量が違うので、爪が削れやすいハリネズミと、そうでないハリネズミとに分かれるそうです。
その為、具体的に「どれくらいの頻度」とは言いにくく、日々ハリネズミの爪をチェクして、伸びてきたなと、感じたら爪切りをしてあげることが大切なようです。
目安としては
- 敷物や寝床などの布に爪が引っかかっている
- 爪の先が丸くカーブしている
などになるようです。
ハリネズミは穴掘りをする習性がある為、前足についてはそれほど伸びないようなので、チェックする際は、後ろ足の爪を見るといいようですよ。
爪切りに必要な道具は?
私達が爪を切る際には、大きな紙の上でパチンパチンとするだけなので、爪切りと新聞紙などが必須アイテムになることが多いですが、ハリネズミの爪切りには、なにが必要なのでしょうか。
ハリネズミの爪切りに必要な道具や、あると便利なものは・・
- 爪切り
- メッシュの素材のかごや洗濯ネット
- 手袋
になるようです。
「え?かごや洗濯ネット・・?」少し不思議な気がしますよね、詳しく見ていきましょう!
爪切り
これがなくては、爪を切ることが出来ませんよね!
とはいえ、ハリネズミの爪切りってどうなの?専用のものを用意した方がいいの?疑問がわくことと思います。
結論としては、切る飼い主が使いやすい物が、いいようです。
なので、犬や猫用の爪切りや人間用の爪切りでも問題はないようなのですが、大きい爪切りは、使いにくさを感じることの方が多いそうで、深爪など、ハリネズミにストレスを与えてしまう原因になってしまうそう。
小動物用に、刃先が曲がっていて小動物の爪を確認しながら切れるタイプの爪切りも市販されているそうなので、揃えておくといいかもしれません。
メッシュ素材のかごや洗濯ネット
かごや洗濯ネットがなぜ、爪きりに必要なのでしょうか。
どの動物もそうですが、やはりハリネズミも、爪切りを嫌がることが多いそうで、暴れてしまい、そう簡単にはジッとしてはくれないそうです。
その為、
- メッシュ素材のかごや洗濯ネットなどに、ハリネズミを入れる
- かごやネットを持ち上げる
- 底のメッシュの網目から、爪だけが飛び出る
- 爪切りをする
などの手順でやるといいようで、休みながら少しずつ行うといいようですよ。
手袋
ハリネズミが爪切りに慣れていないと、暴れて針を立ててしまうことがあるそうです。
針が刺さると痛いのはもちろんですが、飼い主が驚いた拍子にハリネズミを落としてしまった・・なんてことも考えられるそうです。
慣れないうちは、手袋を用意しておくと安心のようです。
爪切りの方法は?注意点やコツはある?
道具がそろったら、いざ、爪切りをしていきましょう!
とはいえ、ちょっと緊張してしまいますよね!
先に挙げた道具で、爪切りを行っていくのですが、具体的な方法としては
- 爪を切りたい足を、飼い主の指2~3本で固定する
- 反対の手で爪切りを持ち
- 爪の先端だけを少しだけ切る
などになるようで、また、慣れないうちは
- 一度に全部を切らずに少しずつ切ってあげる
- 深爪に気を付ける
などに注意することが大切なようで、1人で行うよりも2人で、1人は抱えてもう1人は爪を切る・・などの方法で行うほうが、スムーズに出来ることが多いそうです。
また、ハリネズミが慣れてきたら、かごやネットなどには入れず、
- 腕に抱いて指の間から、ハリネズミの足を引き出して切る
- 膝の上で、ハリネズミを仰向けにして切る
などの方法もあるようですが、とにかく慣れるまでは一回に一本ずつくらいのペースで、少しずつ行うことが大切なようです。
出血をしたらどうすればいい?
実は、ハリネズミの爪には、血管が通っているそうです。
その為、深爪をしてしまうと出血をしてしまい、そのままにしておくと、細菌などが入ってしまう可能性もあるそうです。
もしも、出血をしてしまったら、ガーゼなどで止血をして消毒し、動物病院に連れて行ったほうがいいようです。
また、最近ではペットショップなどで「止血剤」なども市販されているようなので、用意しておくといいかもしれませんよね。
万が一の時の為に、爪切りの際には、爪切り、メッシュ素材のかごや洗濯ネット、手袋、プラス、止血できるものと消毒液を用意しておくと安心かもしれません。
爪切りの頻度を減らす方法もあるの?
爪切り自体も大変そうだし、出血させてしまったら・・などと、考えるとちょっと怖くなってしまいますよね!
出来るなら、爪を切る頻度を減らしていきたいものです。
野生のハリネズミは地面を掘ったり、固いところを歩いたりすることで、自然に爪が削れていくそうです。
そこにヒントを得て「ハリネズミのケージの中にレンガを置く」という方法が、人気のようです。
固いレンガの上を歩くことで、ハリネズミの爪が削れる・・という考えのようです。
とはいえ、
- 爪切りの必要が無くなるほど、爪が削れるわけではない
- ハリネズミによっては、レンガを避けてしまうこともある
ようで、確実な爪切り方法とは言えないようです。
ただ、もしハリネズミがレンガを定期的に歩いてくれたら、爪切りの頻度を減らすことに繋がるかもしれませんよね。
どうしても爪切りを嫌がる場合はどうすればいい?
洗濯ネットに入れても、2人がかりでやろうとしても、どうしても爪切りを嫌がる、ハリネズミ・・もう、暴れて大変!
そうなってしまっては、爪切りを行うことはかえって危険になってくるかもしれません。
その場合は、無理に自分でやらずに、動物病院にお願いすることがいいようです。
ほとんどの動物病院では、病気の診察だけでなく爪切りなどのケアもしてくれるはずです。
予め、電話で確認して連れて行くといいかもしれません。
全てを自分でやろうとしないで、プロの手にお任せするのも、ひとつの方法ですよね。
まとめ
いかがでしたか?ハリネズミの爪切り・・チャレンジ出来そうですか?
ちょっと、難易度が高いようですが、無理せず少しずつ行ってみてください。
また、落下させないようにと、ハリネズミを強く固定することも大切ですが、強く固定し過ぎることで、骨折などの原因になってしまうこともあるそうです。
小さな体のハリネズミなので、そのあたりの力加減も大切ですよね。
頑張りすぎずに少しずつ・・ハリネズミも、そして飼い主であるあなたも、ストレスにならないように気を配りながら、チャレンジしてみてくださいね。