「金魚の薬浴」というものをご存知でしょうか。

金魚を飼育していると、病気にかかってしまうことも少なくありません。

放っておいたら、病気が悪化して最悪の場合死んでしまうこともあります。

金魚の病気は、人間と同じように薬で治すことができます。

その方法が「薬浴」です。

それでは、金魚の病気を治すための「薬浴」についてご説明していきたいと思います。

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薬浴って何?

薬浴とは、金魚が病気に罹った時、薬を入れた水槽で一定期間経過を見ながら飼育することを言います。

薬浴には、病気の症状に応じた専用の薬を使います。

病気の種類や程度によっては、食塩を使った応急的な薬浴でも効果が得られる場合があります。

早期に治療すると回復も早いので、病気の症状が現れたらできるだけ早めに薬浴を開始しましょう。

薬浴に必要なものは?

薬浴をするには、次の物が必要になります。

  • 網(金魚を移動させるのに使用)
  • 薬浴用の水槽(水量は多く、水深は浅いものがよい)
  • 薬(病気の種類に合わせたもの。わからなければペットショップなどで症状を相談するとよい)
  • エアレーション
  • ヒーター
  • 水温計

ヒーターで水温を28℃~30度くらいにすると病原菌が繁殖しづらくなり、薬浴の効果も高くなります。

できるだけこの水温で薬浴することをお勧めします。

 

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どんな金魚に薬用が有効なの?

薬浴は最後の手段ではなく、金魚に病気が疑われた場合はできるだけ早期に治療を開始することが回復への近道となります。

普段から金魚をよく観察し、いつもと違う泳ぎ方をしている、餌を食べない、水面近くでボーッとしている、体の色がおかしい、変な模様が出ているといった場合は注意してください。

金魚の病気は、大きく3種類に分けることができます。

  • 細菌性の病気(尾腐れ病、松かさ病など)
  • 原生生物による病気(白点病など)
  • 寄生虫による病気(イカリムシ、ウオジラミなど)

それぞれの病気の種類に適した薬があり、どの系統の薬を選択するかが重要になってきます。

ペットショップなどで相談してみましょう。

 

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薬浴の方法は?

病気の金魚を別にする

まずはほかの金魚に感染しないよう、病気の金魚を別の容器に隔離します。

薬浴用の水槽に水を用意する

飼育していた水と同じ水温の水を用意します。

水温に差があると、ただでさえ弱っている金魚には余計なストレスとなってしまいます。

病気に合わせた薬を入れる

病気の種類に合わせた薬を水槽に入れます。

薬が多ければよく効くというわけではないので、説明書の指示の通りに使用してください。

金魚を入れる

用意した薬入りの水槽に病気の金魚を入れます。

エアレーションをする

水流を作らないよう、弱めに設定してエアレーションを動かします。

薬が入っているのでろ過装置は使用しません。

金魚を戻す

薬浴の期間が終了して元気になったようなら、金魚を元の水槽に戻します。

 

薬浴はどの位の期間すればいい?

使用する薬の説明書に使用期間が書いてあります。

だいたいの場合は2日~7日間くらいです。

数日経っても効果が現れない場合は、水換えを行って再び薬浴をさせます。

薬浴の時に水換えをしても大丈夫?

水槽内の環境が悪い(水質が悪い)と、金魚の免疫力も低下してしまいます。

餌やりは控えてできるだけ水質が悪くならないようにしますが、薬浴中はろ過装置も使えないので、水質の維持は水換えによって行う必要があります。

薬浴を始めて3日ほどは換えない方がいいですが、もし水質が悪くなっているようなら水換えをしましょう

薬浴の時に餌をあげてもいい?

薬浴中は、水質の悪化を防ぐためと、餌を消化するのにも体力を消耗してしまうため、餌をあげるのを控えます

金魚は1ヶ月くらい餌を食べなくても生きていられます。

病状が回復して薬浴を終了してから餌を与えるようにしましょう。

薬浴中に酸素は必要?

酸素は金魚の治癒力を高めるためにも必要なので、薬浴中でも酸素は必要です。

水温を上げていたり、薬が入っていると、酸素は水に溶けにくくなっています。

エアレーションで酸素を十分に送り込んであげましょう。

 

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薬浴で病気が治らないのはなぜ?

薬浴を続けてもなかなか治らないなら、次のような原因が考えられます

  • 水質が悪い
  • 水温が低い
  • 薬の使用期限が切れている
  • 耐性菌ができてしまった
  • 病気が進行してしまい末期症状である

薬を再投与する場合は水換えをしましょう。

その際は水温を合わせることなど、いつも以上に気をつけてください。

金魚の薬浴からの戻し方は?

水合わせをしてから元の水槽に戻します。

まず薬浴していた水を3分の2ほど捨て、元の水槽の飼育水(水温をあわせておく)を数回に分けて少しづつ補充します。

元の水槽の水が減るので、そちらにはカルキ抜きした水を補充しておきましょう。

7~8割ほど元の水槽の飼育水が入ったら、金魚を薬浴水と一緒に元の水槽にやさしく入れてあげましょう。

若干の薬浴水が元の水槽にも入ることになりますが、十分に希釈されるため問題ありません。

まとめ

水温や水質をきちんと管理することが金魚飼育の基本であり、それが病気の予防になることは言うまでもありません。

それでも、特に水温が変化しやすい季節の変わり目などは、金魚の抵抗力も弱まって病気を発症しやすい時期なので注意が必要です。

もし金魚が病気かも?と感じたら、できるだけ早めに治療をしてあげましょう。

そのためには、普段から金魚の様子をよく観察しておくことが大切ですね。

 

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