ふわふわで柔らかな猫が自分になつき、甘えてきたらとてもかわいくてなんて幸せな事なのと思うかもしれませんね。
でもうちの猫は全くなついてくれないという飼い主さんがいることも確かです。
そのかわいさとはうらはらに全くなつかない猫もいることはどうしてなのでしょうか。
なつく猫、なつかない猫の違いについて考えていきましょう。
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猫が人になつく理由は?
猫が人になつく理由は
「なんの害もなく一緒に生活を出来る人」
この一つの理由だけといっても過言ではありません。
- 食べ物を定期的に与えてくれる
- 安心した居住空間を与えてくれる
こういった人にはなつきやすくはなります。
あまり良い表現ではありませんが"この人は役に立つ"と猫自身が思えばなついてくるのです。
同じペットの代表格の犬は"飼い主さん大好き、何かしてあげたい"ととても貢献的、忠実といわれ常にくっついてきてくれますが、猫はいくらなついている飼い主さんでも用事が済めば知らんぷりをする事もあります。
猫がなつく人となつかない人との違いは?
同じように餌を与えたり、お世話をしていても人によってはなかなかなつかないという人もいます。
では、なつく人、なつきにくい人とはどういう違いがあるのかそれぞれ見ていきましょう。
- 女性
- 語りかけるように話かけてくれる人
- 普段の行動も激しくない(ゆっくり歩く)
- 男性や子供
- 大きな声や足音の人
- 行動が大きい(急に立ち上がったり、ドアをバタンと締めたりすること)
猫はとても神経質でデリケート。ストレスも感じやすい生き物です。
よく、縁側でおばあちゃんと日向ぼっこをしている描写がありますが、まさしくああいったのんびり、穏やかな空間が猫にとっては気持ちの良い環境なのです。
そういった雰囲気、空間を提供してくれる人には猫自身から近づいていくようです。
↓コチラの記事も参考に
猫がなつく方法は?
手っ取り早く猫をなつかせるには
- 餌、おやつを毎日あげる
- おもちゃで遊んであげる
このように猫の興味をまず惹くようにします。
これを「毎日毎日根気よく」です。
中には警戒をして近づかない猫もいますが、あきらめずに猫の心が開くまで続けることが大切です。
猫はとても飽きやすい性格もしているため、時々は餌の種類を替えたり、おもちゃを替えたりをすると猫も喜んでくれますよ。
そして、覚えておくことは
「猫がすり寄ってきた時にだけなでる」こと。
猫にその気がない時になでてあげてもちっとも喜ばないどころか怒ってかみついてくることもあるからです。
それほど猫は気まぐれで自由な存在ともいえるでしょう。
猫がなつくとする行動は?
どういった態度を取ると猫がなついたなぁと思えるかというと
- "なでて"と寄ってくる
- 呼ぶとこちらに来る
- なでてあげるとゴロゴロと喉を鳴らす
- 自分の近くでお腹を見せてくつろぐ
こういった行動が見られると、まずなついていると思っても良いでしょう。
自分を触らせる=安心しても良い人
という事です。
ただし、先ほども言いましたが"猫は気まぐれ"です。
どんなになついた猫でも日によっては全然相手にしてくれないこともあるのです。
懐きやすい猫の種類は有るの?
好奇心が大きく、甘えん坊、人が大好きといった特徴のある
- アメリカンショートヘア
- シンガプーラ
- ペルシャ
- マンチカン
- スコティッシュホールド
といった品種の猫はなつきやすくて飼いやすいとされています。
アメリカンショートヘア
シンガプーラ
ペルシャ
マンチカン
スコティッシュホールド
実際、ペットペットショップでも良く買われる人気の品種です。
ただし、なつくかなつかないかは品種というよりも"生まれ持った性格"の部分が大きいといってもいいかもしれません。
同じ兄弟の野良猫同士でも、人に寄って来る子、まったく近づかない子と様々いるからです。
人間にもクールなタイプの人もいるように猫もそういった性格の子がいてもおかしくありませんよね。
もちろん、人から嫌な目に合された猫は警戒をして近づいてきたりはしません。
猫がなつくのに年齢も関係あるの?
やはり猫も成猫よりも子猫の方がすんなりとなついてくれます。
幼ければ幼いほど、好奇心も旺盛で警戒心も少ないためすぐに寄ってきます。
だいたい、2.3か月くらいまでにお世話をしているとまずなついてはくれるでしょう。
しかし、野良の子猫であれば母猫から警戒することを教え込まれていることがあるので、いくら小さくてもなつくまでに時間がかかるかもしれませんね。
まとめ
どれくらい猫がなつくかは、性格やそれまでの環境などによって様々です。
実際に飼ってみて、なつきやすいかなつきにくいかが分かるようになるといってもいいでしょう。
なつく、なつかないに縛られず、愛情をもって猫に接してあげたいものですね。