猫を初めて自宅で飼い始めた人にとって、一番に考えることは"猫がどうやったら快適に過ごすことができるのか?"ではないでしょうか。
嫌がるものが多い家だと猫に嫌われてしまいそうで避けてあげたいと思うところです。
なかなか猫の気持ちになるといっても分からない事は多いですよね、実際に猫を飼っている中で分かってくるものもあるでしょう。
今回は嫌がるものの代表的なものをまとめてみたのでぜひ参考にしてみてください。
Contents
猫が嫌いな物
まずは猫がどんな"物"が嫌いであるかを挙げていきましょう。
猫はとてもデリケートで神経質な生き物と注意深く観察をしていると"嫌いな物の傾向"が分かってくるのではないでしょうか。
猫の嫌いな匂い
- ハーブや柑橘系の果物
- 生ニンニク、唐辛子などのスパイス系
- 歯磨き粉
- アロマテラピー
- 湿布
猫は臭いの強いものが苦手です。
このように私達人間の生活では日常的にあふれているものばかりです。
嗜好性の強いものもあり、家から無くすことは難しいかもしれませんが猫が生活する部屋などには置かないように気を付けておくと良いでしょう。
アロマテラピーは猫にとって有害となる可能性もありますので出来れば避けたいところですね。
水、強い風
自然の脅威を本能的に嫌がるのかもしれません。
特に扉や窓がガタガタと鳴ったり空がゴーッと鳴るくらいの台風のような時はビクビクと恐れ、非常にストレスを感じるようです。
音のなる電化製品
- 掃除機
- ドライヤー
これらはとても大きな音を発しますよね。人であれば仕組みや使用法に理解が出来ているので極度に怖がるという人も少ないかと思います。
しかし、猫にとっては"謎の物体、あやしいもの"としてしか認識が出来ないようです。
環境の変化
部屋の模様替えや引っ越しなど、自分が今まで生活していた空間の様子がガラリと変わることをとても嫌がります。
自分のトイレが変わっただけでも警戒して、我慢してしまう猫もいるほどです。
中には「えっ?こんなもので?」とびっくりするものも含まれているのではないでしょうか?
本当に猫は人間が思っている以上に神経質なようです。
猫が嫌いな人
物理的に嫌がる物以外に、嫌がる"人"も存在します。
人を嫌いなんてとさみしい思いもしますが、どういった人が苦手としているのでしょうか。
動きの大きい人、大きな声や低い声を出す人
特に男性が苦手と感じるようです。
家の中をドスドスと大股で歩いたり、ドアや引き戸を勢いよく締めたり…また大きな声で叫ぶように話す人にはとても警戒してしまいます。
子供
これは意外と思われるかもしれませんが、予測できない行動、走り回ったり、奇声を出すなどの行動が猫にとってはとても恐ろしいものと思うようです。
しかし、子供が寝ている時には近づいたりする猫もいるので警戒しつつも気になる存在ではあるようですね。
ちょっかいをかける人
可愛がりたいからと強引に抱っこをしたり、追い回したりかまいすぎたり。
またちょっとした嫌がらせ(しっぽをつかんだり)する人は避けたがります。
自分(猫)の気持ちを考えられない人として認識されそうです。
なるほど、と思うような特徴のあるものではないでしょうか?自分に危険がある、とっさに対応が出来ないということからはあらかじめ避けるのかもしれませんね。
↓コチラの記事も参考に
猫の嫌いな物の対策
では猫が快適に生活を送っていけるように少し対策を取っていきましょう。
臭いの強いもの
出来るだけ部屋には置かないようにします。
香辛料や歯磨き粉などは猫の手の届かない場所、または缶や箱などに収納をしておくと良いでしょう。
手についたにおい(ニンニクをすりおろした手など)にも敏感に反応する事もありますので、そういった時は猫の鼻先に手を持って行くことはやめておきましょう。
水や風
猫が歩くところのお掃除後は水滴が落ちたままにしないようにします。
風の強い日はしっかり窓を閉め、室内に風や音が入りにくいようにします。
そういった天候の悪い日は猫がいつも過ごしている定位置に段ボールや毛布など落ち着ける物を用意してあげるとストレス軽減につながりますよ。
電化製品
使用しない事は無理だと思います。
猫を別室に入れてから使用したりする事でストレスを与えにくくしましょう。
電源を入れていないからと言ってけっしていたずらでわざと怖がらせるように猫に向けるようなことはしないでくださいね。
環境の変化
レイアウト変更などは数日おきに時間をかけて少しずつ行うと良いでしょう。
特に猫が生活する部屋は、一部のみにとどめておくと良いかもしれません。
引っ越し等でどうしても環境の変化が大きすぎる場合は、以前から使っていたお気に入りの毛布や段ボールなど猫自身のにおいが染みついたグッズをそばに置いてあげると安心できるかもしれません。
まとめ
私達人間が生活するうえでは何の支障もないものでも猫にとっては嫌いなものがあるということが分かりましたね。
誰でも嫌なものと一緒に生活することはストレスとなります。
猫も同じように出来るだけストレスフリーな生活を与えてあげたいものですね。