猫の歯の生え変わる年齢や注意点!成猫の場合は病気なの?

乳歯から永久歯へと変わる、歯の生え変わり。

私達人間の場合は乳歯が抜けると、上の歯を地面に埋め、下の歯を屋根の上に投げたりしましたよね?成長の証として、嬉しく思ったものです。

もちろん、猫も人間と同様に、歯が生え変わるそうです。

乳歯から永久歯へと生え変わり、猫も少しずつ、成長していくようです。

今回は、そんな猫の歯の生え変わりについて調べてみました。

可愛い猫ちゃんの成長の様子を、じっくり見ていきましょう。

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いつ乳歯から永久歯に生え変わるの?

猫が乳歯から永久歯へと生え変わる時期は、個体差はあるものの生後3ヶ月~6ヶ月の間に、約1ヶ月の時間をかけて、生え変わることが多いそうです。

猫の永久歯は全部で30本。

順番としては、基本的には下の犬歯が生え変わり、上の犬歯、その後に奥歯が生え変わるようです。

また、私達人間は乳歯が抜けた後、永久歯が生えてくるまでは「歯がない」時期が発生していましたよね?前歯がすきっ歯だったりして、それもまた可愛くもあったのですが、猫の場合は永久歯が生えた後に、乳歯が抜けるようです。

 

また、抜けた乳歯も飲み込んでしまうことがほとんどなので、猫の歯の生え変わりは気づきにくいと言われているそうです。

猫の場合は、屋根の上に歯を投げたりすることは、難しいようですね!

ちなみに、抜けた歯を飲み込んでしまっても、後に便で排出されるので、問題はないそうですよ。

猫が噛んでくる時はどうすればいいの?

歯が生え変わっている時期は、猫も口の中を気にしていることが多いようです。

私達も抜けそうで抜けないグラグラした歯を、指で触ったり、舌で押したりしていましたよね?何ともむずかゆい、あの気持ちの悪い感じです。

猫も私達と同様に、あのむずかゆさを感じているそうです。

その為

 

  • 舌で口の中を舐めまわす
  • 顔のグルーミングを繰り返す

 

など、口元を気にする行動を見せるようなのですが、中でも多く見られるのが「色々なものを噛む」行動のようです。

この時期は、口のむずかゆさを解消しようと、ゲージの柵や家具、時には飼い主の手を噛んでくる猫もいるそうで、この時期に「人の手を噛むことはいけないこと」と、認識させないと、噛み癖がついてしまうそうです。

対策としては、噛まれたら手とオモチャをすりかえることがいいようですが、木製やプラスチック製のオモチャは、歯を傷付けてしまう可能性があるので、ゴム製かぬいぐるみなどのオモチャを与えるといいようですよ。

 

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出血しているけど大丈夫なの?

私達と同様に、猫も乳歯が抜ける際は出血するそうです。

口が真っ赤だったり、遊んでいたオモチャに血がついていたりすることもあるようです。

通常ならば、数分で出血は止まり、猫も気にしないはずなのですが、いつまでたっても出血が止まらない場合は、他の病気が隠れている可能性もあるので、動物病院を受診したほうがいいようです。

口臭が発生するのはなぜ?

歯の生え変わりの時期に、口臭が発生する猫も多くいるそうです。

その理由としては、

 

  • 出血によるもの
  • 乳歯と永久歯の間に食べた物のカスが挟まってしまう
  • 永久歯や歯茎が不安定

 

などになるようで、永久歯に生えそろえば、口臭はなくなっていくようです。

一時的なものなのですね、可愛い猫ちゃんのお口の為・・少しの間、我慢しましょう!

ただ、この口臭もいつまでも続くようなら、何かしらの病気も考えられるので、動物病院に相談したほうがいいそうです。

 

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生え変わりの時期の餌はどうすればいいの?

歯の生え変わりの時期だからといって、餌を変える必要はないそうです。

口の中の違和感で、食欲が落ちてしまう猫もいるそうですが、これも時間がたてばすぐに食べるようになるそうなので、心配はいらないようです。

また、この時期になると、ちょうど離乳食から固いドライフードへ切り替えても良い時期とされているようなので、固いドライフードを与えてみるのもいいそうです。

固いドライフードを噛むことで乳歯に刺激を与えて、生え変わりがスムーズになる可能性もあるようですよ。

ただこちらも、あまりにも長期間食欲がないようだったら、必ず動物病院を受診してくださいね。

 

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乳歯が抜けない場合はどうすればいいの?

まれに猫の乳歯が、きちんと抜けずに残ってしまうことがあるそうです。

これを残存乳歯と呼ぶそうで、

 

  • 永久歯が生えにくくなる
  • 歯肉炎や歯周病の原因となる
  • 噛み合せが悪くなる(不正咬合)

 

などになるそうで、もしも、残存乳歯があった場合は、麻酔をかけて抜歯をすることになるそうです。

歯の生え変わりが終わるとされている生後7ヶ月頃に、動物病院で一度診てもらうと安心なのと、永久歯が安定する生後1年くらいまでは、飼い主がしっかり歯のチェックをしてあげることも大切なようです。

成猫なのに歯が抜けたら病気なの?

歯の生え変わりの時期でもないのに・・もう成猫なのに、歯が抜けることはあるのでしょうか。

正解は「あります!」

成猫でも歯が抜けることはあるようです。

ただし、これはもちろん生え変わりではなくて、歯周病や歯肉炎などの病気になります。

歯石が溜まることで、歯肉炎になり歯が抜けてしまうそうで、動物病院を受診する必要があるそうです。

また、歯磨きなどの日頃のお手入れも、とても大切になるようで、歯が抜けていなくても、年に一度は動物病院でチェックしてもらうと、安心なようですよ。

まとめ

私達人間と同様に、猫ちゃんの歯の生え変わりも、大切な成長の証ですよね!

とても嬉しいことです。

歯のむずかゆさは、私達と同じなようですが、永久歯が生えてから、乳歯が抜けるのには驚きでしたよね!

あなたの可愛い猫ちゃんの成長をしっかり観察して、少しでもスムーズに歯の生え変わりが出来るように、見守っていてあげましょう。

また、日頃のお口のケアも、忘れずに行うようにしましょうね!

 

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