家庭で飼われる鳥の中でもオカメインコはとてもポピュラーな鳥ではないでしょうか。
サイズ感や集合住宅でも飼育できるという手軽さが人気の一つと言えるのではないでしょうか。
今回はそんなオカメインコを初めて飼う人に向けてどのような種類があるのか、オカメインコの性格とはどんなものなのかについてまとめてみました。
Contents
オカメインコの種類と特徴は?
オカメインコはなんといっても種類が豊富な事が特徴ともいえます。
体の色や顔の色、羽の模様によって種類が分類されますので自分の好みに合った子を選ぶこともオカメインコを飼う楽しみの一つともいえますよね。
今回は
- 体の色
- 顔の色
- 羽の模様
の3つに分けて紹介してきますね。
色々あってびっくりしますよ!
体の色による種類
まず初めに体の色による種類を見ていきましょう。
ここでは
- ノーマル
- ルチノー
- シナモン
- イエロー
- アルビノ
について説明します。
ノーマル
オカメインコの原種と言われる種類です。
濃いめのグレー一色の体の色です。
私見なのですがペットショップで一番見かけない色のような気がします。
ルチノー
おそらく"オカメインコ"と聞いて思い浮かぶような代表的な容姿をしているのがこちらです。
全体的に黄色から白のグラデーションで赤い頬っぺたが特徴的です。
ペットショップでよく見かけるオカメインコですよね。
一番人気の種類だそうです。
ルチノーについてはコチラの記事も参考に
シナモン
ノーマルとよく似ていますがもう少し淡く、赤みのあるグレーです。
味わいのある色がいいですよね。
イエロー
全身がレモン色をしている珍しい種類となります。
きちんとした血統以外であると肝臓に疾患があるルチノーがこういった色味になることもあるので、きちんとした血統であることを確認した方が良いようです。
見た目が派手で少しセキセイインコのような感じがするのは管理人だけでしょうか?
アルビノ
全身が真っ白です。頬っぺたの丸い色もありません。
どの動物でも共通なのですがアルビノ種は珍しい分、体が弱い傾向にあります。
顔の色よる種類
次はオカメインコの顔の色の種類を見ていきましょう!
ここでは
- ノーマル
- イエローフェイス
- ホワイトフェイス
の3つについて説明してきます。
ノーマル
雄の顔色ははっきりとした黄色で頬っぺたのオレンジも鮮やかです。
雌は薄い黄色にやや薄めのオレンジ色の頬っぺたをしています。
この頬っぺたのオレンジがオカメインコの証という感じがしますよね。
イエローフェイス
顔全体が黄色です。
頬っぺたの部分もやや濃い黄色をしているので境目はわかりにくくなっています。
ホワイトフェイス
頬っぺたの色もなく、顔から体全身にかけて灰色と白色のみでとても落ち着いた色合いです。
野生にはおらず、人工的に繁殖をされてできた色ですので希少性があります。
頬っぺたの色がないと知らない人はセキセイインコと間違えてしまいそうですね。
羽の模様による種類
体の色、顔の色ときて次は羽の模様になります。
主にこの3つの要素でオカメインコの種類は決まります。
今回羽の模様で紹介するのは
- ノーマル
- パイド
- パール
です。
ノーマル
グレー一色など他の色も混じらず、羽の模様も特にないものです。
顔と体と羽がすべてノーマルのオカメインコの方があまり見かけない気がします。
パイド
まだら模様をしています。
グレーと白のまだら模様で、グレーの部分が多いか白い部分が多いかそれぞれです。
パール
羽の一枚一枚に細く縁取ったような模様が入ります。
オスは成鳥になるにつれこの模様が無くなっていくようです。
オカメインコの値段
このように体の色や顔の色などの組み合わせによって本当にたくさん種類があります。
そのため値段にも大きく幅がありますが、ノーマルやルチノーといった最もポピュラーなものであれば1万円以下~3万円程度で購入することができます。
しかし、アルビノやホワイトフェイスといった希少性のあるものになれば3万円を超えるものもあり、とても高額となってきます。
たくさんの種類があって一概にこの値段で買えると言いずらいのがオカメインコの特長のひとつかもしれません。
初めてオカメインコを飼うときに知っておいて欲しい事
ポピュラーなオカメインコではありますが、動物であることには間違いないのですから誰にでも簡単な気持ちで飼えるというわけではありません。
そこで、まず初めてオカメインコを飼いたいと思っている人へぜひ飼う前に知っておいて欲しい事をお教えしておきたいと思います。
国内で繁殖されたオカメインコがおススメ
海外から輸入されたものの中には、長旅での疲れやストレスによって弱っているものもあります。
また、病気などの心配もあります。国内で生まれ、しっかり健康チェックされたものを選ぶと安心です。
穏やかなものはメス
元々穏やかではあるオカメインコですが、構ってほしい時、何か要求がある時は大きな声で鳴く事があります。
鳥の鳴き声に慣れていない人にとっては騒音と感じることもあるかもしれません。
雄よりも雌の方が大人しめで穏やかですので初心者にとっては飼いやすいかもしれません。
こまめに世話をしなければいけない
日光浴や水浴び、部屋の中を自由に飛び回らせたり、一日数十分程度ではありますがきちんと構ってあげる時間も必要です。
寿命は長め
オカメインコの寿命は長めです。
15年~20年、もっと長いものだと30年近く生きるオカメインコもいるようです。
その間、変わらずずっとお世話できるのかどうか、飼育者の健康についても考えておかなければいけません。
オカメインコがペットとして人気な訳は性格にあります
オカメインコの代表的な性格は、
- 温和
- 臆病
- 優しい
- 賢い
という性格が挙げられます。
多少、個体差があるのですべてのオカメインコに当てはまるというわけではありませんが、この性格がとても人間の生活にとって飼いやすいと人気の理由のようです。
気性が激しくなく、優しいことから人にも柔軟に慣れることはペットとして重要な事ですよね。
そして、"賢い"とされるインコの行動に愛情がわいくるようです。
飼われているオカメインコの中には構ってほしい時に大きな声で鳴いたり、飼い主の方に向いて何か動きをしたりとアピールもします。
こういったところがオカメインコを飼っていて"楽しい""見ていて飽きない"と人気なわけですね。
家庭をよりにぎやかにしたい、一人暮らしでさみしい人、様々な家庭でアイドル的な存在となりそうです。
まとめ
オカメインコの種類は豊富でどういったタイプがあるのかペットショップで探すのも楽しくなりそうです。
これからオカメインコをお迎えするのであれば家族の一員として温かく迎えてあげてくださいね。
楽しいオカメインコとの生活に胸が膨らみますね。