モモンガの寿命と病気!長生きの秘訣とは?

モモンガをこれから飼育したいと考えているのであれば寿命がどれくらいあるのかも気になりますよね。

ペットとはできるだけ長く一緒に過ごしたいと思うのは当然の事ですよね。

長生きには健康にも気を遣ってあげたく、どんな病気に罹りやすいのかも気になるところです。

今回はモモンガの健康を支えるため、寿命を出来るだけ長くする秘訣についてまとめてみました。

Contents

スポンサーリンク

モモンガの寿命はどれくらい?

日本で飼育することのできるモモンガと言えば

  • フクロモモンガ
  • アメリカモモンガ

の二種のみです。

それぞれの寿命について説明をしましょう。

フクロモモンガ


野生だと7~8年、飼育下だと12~13年生きるようです。

 

アメリカモモンガ


野生は5年、飼育下で10年ほど生きる。

 

このように、どちらの種類のモモンガも10年前後が寿命だとすると体が小さい動物にしては寿命が長めに感じるのではないでしょうか?

フクロモモンガでは適切な飼育をしたことによって15年以上生きるものもいるようです。

大事なペットが長く一緒にいてくれる、生活できるというのは何よりうれしいものですね。

モモンガを長生きさせる5つの秘訣!

長生きをするためには欠かせない次のような飼育を心掛けてみましょう。

  • 十分な栄養を与えること
  • 飼育環境を衛生的に
  • 病気やケガの予防に備える
  • ストレスを出来るだけ与えない
  • 運動不足にならないように気を付ける

このような5つの事に気をつけておいて欲しいので一つずつ説明をしていきましょう。

十分な栄養を与えること

バランスの良い食餌を心がけます。タンパク質、ビタミンなどをしっかり摂るようにします。

モモンガは雑食なのでなんでも食べます、野菜や果物でビタミンを摂り、タンパク質は動物用の煮干しや味付けのないささみなども時折食べさせましょう。ミルワームでも大丈夫です。

飼育環境を衛生的に

モモンガは時に自分の排泄物を飛ばしたり、マーキングをしたりします。

そのためケージ内は汚れやすく、臭いも発しやすくなるのでこまめな掃除が必要です。不衛生な環境は病気を引き起こす原因にもなりますよね。

特に巣箱など目の届きにくい場所は見落としやすいので気を付けましょう。

病気やケガの予防

止まり木などがささくれていたり、引っかかりやすい造りになっていないか確認をしましょう。

高齢になれば運動能力も落ちるのでけがをしにくい環境作りも大切です。

また、体調変化にも気を付けておき、モモンガを診ることのできる専門医を見つけておくことも大事です。

定期的に健診を受けることが出来るとなおさら良いですね。

ストレスを出来るだけ与えない

臆病な性格でもあるため、急な物音、大きな音にパニックを起こすことがあります。

パニックになってショック死をする事もあるので気を付けましょう。

運動不足にならないように

本来ならば野生の森で自由に動き回る動物です。

時々、ケージからだして室内を自由に遊ばせてあげましょう。

高さのある棚から滑空したり伸び伸びとさせてあげることによって運動不足の解消、またはストレスの軽減にもなります。

もちろん脱走が一番怖いのできちんと窓や扉を閉めておきましょう。

ペット飼育するうえでは当たり前の事もありますが、当たり前の事をしっかりやっていく事が長生きへと繋がっていくのです。

けっして過保護という意味ではなく、自然に近い状態にしつつも温かく見守る飼育をしていきましょう。

スポンサーリンク

モモンガがなりやすい病気やケガとは?症状や予防について

病気やケガを出来るだけさせないように生活をさせる事は長生きにもつながっていきますが、やはり生き物ですからどうしても病気をしたりケガをする時もあります。

症状が出てから慌てなくてもすむように、モモンガがかかりやすいとされている病気やケガ、そして予防についてまずは知っておくことが大事ですね。

クル病

モモンガが一番なりやすい病気です。骨の形が変形したり、関節が腫れたりします。

ビタミンやカルシウム不足、日光にあまり当たっていないことが原因となります。

日当たりの良い室内(直射日光は現金)に時々連れて行き、栄養バランスを整えた食餌にすることで予防ができます。

白内障

高齢になるほどかかりやすくなる病気ですが、若いモモンガでも遺伝的になりやすいものもいます。

目ヤニや涙など少し目の様子がおかしいなと感じたらすぐに病院を受診しましょう。

骨折、脱臼

高いところからの落下により起こります。高齢になれば運動能力の低下から落ちやすくなったりします。

落ちても安全な敷物をしいておいたり、突起物が無いような飼育空間を心掛けましょう。

骨折をしても手術が難しく自然治癒という治療法になる場合がほとんどなので、まずは危険を避けるようにすべきなのです。

大事なことは病気やケガの時はすぐにきちんと見てくれる動物病院へ連れて行く事です。

動物病院がすべてモモンガを診ることが出来るとは限らないのが現状ですので、まずは信頼できるお医者さんを探しておく事が大事ですね。

いざという時に慌てないで済むように飼育する前に調べておきたい事ですね。

まとめ

大事なペット、モモンガは大切に、適切に飼育をするととても長く一緒にいてくれる動物であることが分かりました。

病気になった時、ケガをしたとき、一番に気づいてあげることは飼い主さんしかいません。

言葉も話すことも出来ないモモンガが頼れるのは飼い主さんだけです。日頃から注意深く見守り、モモンガの様子を把握しておきたいものですね。

スポンサーリンク
おすすめの記事