恐らくみんながご存知、セキセイインコ!
可愛い見た目はもちろん、愛嬌たっぷりの性格や賢いところが魅力の、大人気なパートナーバードです。
そんな、昔から不動の人気を得ているセキセイインコですが、いざ飼うとなると「何が必要で、何に注意すればいいの?」など、意外と分からないことも多くあることと思います。
今回は、セキセイインコを飼いたい!でもその為に何をすればいいのかが分からない・・といった、初心者の方に向けて、セキセイインコの飼い方をまとめてみました。
セキセイインコを飼うにあたって、最初に知っておいて欲しいことを紹介していきたいと思います。
Contents
セキセイインコを飼うには何が必要なの?
どんなペットもそうですが、はじめてお迎えする際には「最低限これだけは必要」となるものがいくつかありますよね?
セキセイインコを飼う際には何が必要なのでしょうか。
必ず必要なものとしては
- ケージ(鳥かご)
- 止まり木
- 餌入れ・水入れ
- キャリーケース
- ヒーター
- 餌
などがあるようです。
ひとつずつ見ていきましょう。
ケージ(鳥かご)
セキセイインコの家や住まいとなるので、必ず必要なものになります。
広ければ広いほどいいようですが、最低でもセキセイインコの1.5倍の大きさはあるといいそうで、底の面積が35センチ四方、高さは40センチ以上のケージであるといいようです。
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鳥かごです。
止まり木
セキセイインコが遊んだり休んだりする時に使うもので、こちらも大切な飼育グッズになります。
ケージの付属品として付いている場合も多いのですが、品質が良くないことがあるそうなので、その場合は別に購入してあげることがいいそうです。
おすすめの止まり木のポイントは
- 出来れば天然木であること
- 10~12ミリ程度の太さがあること
などになるようで、餌入れの近くとケージの奥など、高さを変えて2か所設置してあげるといいそうですよ。
また、止まり木は設置をする前に、消毒を行う必要があるそうで、沸騰させた100℃前後のお湯の中に止まり木を入れて、内部までしっかりと消毒をしていくそうです。
内部に潜む細菌によってセキセイインコが病気になってしまうこともあるそうで、セキセイインコをお迎えした後も、月に1度はこの止まり木の消毒を行う必要があるようです。
止まり木
餌入れ・水入れ
こちらもケージとセットで付属品として売られていることが多いそうですが、付いていない場合は、必ず用意してあげる必要があるようです。
毎日必ず使うものなので、洗いやすいものがおすすめで、洗い替え用に2つセットで買っておくと便利なようです。
キャリーケース
ケージを掃除している間のセキセイインコの居場所にしたり、動物病院に連れて行く際に使用したりするものになります。
止まり木が設置できるタイプのものもあるそうで、冬の移動などには、アクリル製の保温が出来るタイプのものがおすすめなようですよ。
小鳥用のキャリーケース
ヒーター
セキセイインコは寒さにとても弱いので、冬場はヒーターが必需品になるそうです。
コチラの記事も参考に
インコのヒーター
餌
こちらも、生きていくうえでは絶対に必要なもの・・ですよね!
セキセイインコの餌の種類としては
- シードタイプ(皮付き)
- ペレット(総合栄養食)
が、あるようで、それぞれの特徴としては
シードタイプ(皮付き)
こちらをメインで与える場合は、栄養の補助としてビタミンやカルシウムなどを与える必要がある
ペロット(総合栄養食)
こちらをメインで与える場合は、栄養補助の必要はないが、セキセイインコの食いつきが悪い場合があるので、与えはじめのうちはシードタイプと混ぜて少しずつ慣らしていく必要がある
などになるようです。
やはり、栄養面、病気予防の面から考えると、ペロットの方がおすすめのようですよ。
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以上が、必ず必要なものになるのですが、あると便利なものとしては
- 巣箱(繁殖を考えている場合)
- ケージカバー(バスタオルなどでも代用可)
- 温室時計
- オモチャ
などがあるようで、セキセイインコは、慣れているケージやグッズを途中で変えられてしまうと、ストレスを感じることが多いそうなので、最初のグッズ選びは慎重に行うことが大切なようですよ。
セキセイインコの適正な温度ってどれくらいなの?
寒さに弱いと言われている、セキセイインコですが、具体的に、セキセイインコに適した温湿度は、温度が20~30℃、湿度が50~60%になるそうです。
ヒナやシニア期の場合は、さらに寒さに弱くなる為30℃を保ってあげることがいいそうで、セキセイインコが
- 体を丸めている
- 顔を背中の羽に埋めている
などの様子が見られたら、寒がっている可能性が高いので、大至急温めてあげる必要があるそうです。
また、春夏秋冬、季節ごとにそれぞれ注意点もあるようで
- 春は、日中は暖かいものの、朝晩の温度差に注意する
- 夏は、熱中症に注意するとともに、エアコンの風が当たりすぎないようにも気を付け湿度の管理にも注意する
- 秋は、一気に冷え込むことがあるので、早めに暖房器具を準備し、気圧の変化にも注意する
- 冬は、温湿度ともに最も注意が必要な季節になるが、逆に、ヒーターなどでケージ内の温度を上げすぎないようにも気を付ける
などになるようです。
自分で温度管理をすることはもちろん、「寒い、暑い」などと訴えることも出来ないセキセイインコですから、私達飼い主が、しっかりと管理をしてあげなくてはいけませんよね。
セキセイインコを飼う上での注意点は?
セキセイインコを飼う上で、特に注意すべき点とはどんなところがあるのでしょうか。
やはり、どんな動物も同じですが、病気などにダイレクトに関わる可能性のある
- 食べ物
- 飼育の環境
には、特に注意することが大切なようです。
具体的に見てみると
食べ物
セキセイインコに与えてはいけない食べ物もあるようです。
- チョコレート
- ジャガイモ
- ネギ類
- アボカド
- ごはん(米)
- アボカド
- コーヒー豆
などになるようで、特に、ごはんの粒については、セキセイインコが食べたがることも多いそうですが、絶対に与えてはいけないそうです。
また、ケージ内の餌や水は定期的に変えるなど、鮮度には十分気を付ける必要があるそうですよ。
飼育の環境
やはり不衛生な飼育環境は、セキセイインコもストレスを抱えてしまったり、病気を発症してしまったりすることがあるそうです。
最低でも1日1回、余裕があれば1日2回は、フンの掃除をするなどして、飼育環境を清潔に保つことが大切で、週、または月に何度かは、しっかりとケージ内の掃除をしてあげるといいようですよ。
ヒナから飼うのってどうなの?
これまで紹介してきた飼育方法は、生後数カ月程度のひとりで餌を食べられるまでに成長した、セキセイインコの話しになります。
では、生まれたてのヒナの飼育はどうなのでしょうか、初心者でも可能なのでしょうか。
産まれたてのヒナ・・可愛いですよね!
生後15~20日程の、まだ羽が生えそろっていない時期から飼育すると、手乗りをするようになったり、言葉を覚えてくれたり、飼い主に懐きやすくなるそうです。
ただ、やはり育てる難易度は高いようで、保温や餌作り、餌の与え方には細心の注意が必要なようです。
ヒナから育てるには最低でも
- 毎日餌を4時間おきに与える
- 温湿度管理が徹底できる
ことが条件になるようで、仕事などで1日の外出時間が長いと、ヒナを飼育するのは難しいそうです。
あなたやあなたのご家族と相談しながら、じっくりと考える必要があるようですよ。
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まとめ
いかがでしたか?
セキセイインコ、お迎えすることは出来そうですか?
必要なグッズを揃えて環境を整えてあげたら、温湿度や飼育環境にもしっかり気を配ることも大切なようです。
毎日しっかりとお世話をしていくことで、セキセイインコも少しずつ懐いてくれるそうで、その様子は、たまらなく可愛いそうですよ。
あなたもぜひ、可愛いパートナーバードとして、セキセイインコをお迎えしてみませんか?
素敵なセキセイインコトのご縁が、ありますように。