コメットという種類の金魚はご存知でしょうか?
初心者にもわりと飼いやすい種類だと言われています。
金魚は種類が多く、見分け方や飼育しやすさもなかなか分かりづらい時がありますよね。
そんなコメットとはどんな特徴でどんなところが飼いやすいのか説明していきたいと思います。
Contents
コメットの種類
コメットは大きな特徴である尾びれが短いものも中にはいますが、色別や模様で種類が別れるようです。
更紗
赤白のまだら模様で一般的にコメットと言えばこの模様というくらいほとんどがこの柄です。
特に赤色は非常に鮮やかで目を惹くほどでしょう。
単色
赤、白、黒など一色のコメットです。
殆ど流通はしていないようなので見かけることは難しいかもしれません。
レモンコメット
ゴールデンコメットと呼ばれるとおり金色一色(黄色にも近い)です。
メダカのようにも見えますが一般的なコメットに比べると希少性から値段も上がるようです。
最近はホームセンターの売り場でもチラホラ見かけるようになってきました。
コメットの寿命はどの位?
体が非常に丈夫であるため、水質や温度等基本的な金魚の飼育方法通りに飼っておけば長生きをします。
平均は5~6年ですが20年以上も長生きする個体もいるそうです。
寿命が長ければ長いほど愛着がわきますよね。
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コメットの値段はどの位?
更紗模様のコメットであれば比較的安価で手に入れることが出来ます。1000円以内で1~2匹購入できるでしょう。
小型のものであれば1匹100~200円のショップもあります。
それに比べて、レモンコメット(ゴールデンコメット)は値段が上がり1匹あたり1000円以上は普通のようです。
コメットは他の金魚と混泳できる?
金魚の飼育では
“出来るだけ種類を同じもの同士で泳がせる”
事が基本ですが、コメットも同様。
コメットは泳ぎがとても早く活発なため、動きの鈍い種類(出目金等)との混泳はリスクがあります。
長い尾びれで他の金魚を傷つけてしまうおそれがあるからです。
また、コメットは餌を食べることも素早いのでどうしてものんびりした種類にとっては脅威の種類になりますよね。
出来るだけコメット単体で飼育する方が安心できますよね。
金魚のコメットは大きくなる!
コメットは小さいもので7㎝、2~3年で大きいもので25㎝以上になります。
コメットは丈夫な金魚なので一般的な育て方をしていれば、大きくなると考え、飼育には大き目の水槽を用意しておいた方が良いかもしれません。
金魚のコメットの特徴は?
コメットとは100種類以上もあるという金魚の品種の一つです。
昔アメリカで輸入されていた日本のフナやリュウキンの自然交配でできた品種と考えられています。
体が大きくなる以外の特徴は、
- 体形は細長くフナのよう
- 長いヒラヒラとした尾びれ
- 生命力が強く、体が丈夫
では、それぞれの特徴について細かく説明をしていきます。
体形は細長くフナのよう
フナとの交配が考えられる通り、ずんぐりとはしておらず長細くスマートです。
長いヒラヒラとした尾びれ
コメットの尾びれは縦に長くヒラヒラとしています。
イメージとしては人魚姫のようなヒレといったら分かりやすいかもしれませんね。
同じ尾びれの長いリュウキンもいますがこちらは幅広くふわふわとした見た目といえばわかりやすいでしょうか。
生命力が強く、体が丈夫
動きが素早く非常に元気です。
丈夫であるため初心者でも比較的飼いやすいようです。
このようにわかりやすい特徴もありますし、初心者にも安心して飼える丈夫さは助かりますね。
コメットの飼育で気を付ける事はある?
コメットの飼育に関して、
- 水槽の大きさ
- 水槽の設置場所
この二つに気を付けて飼育をすればあとは通常の金魚の飼育と同じように手の込んだ飼育は少なくて済むでしょう。
この注意点それぞれの理由を説明します。
水槽の大きさ
特徴でもあるように非常に活発でとても元気に動き回ります。
細長い胴体を利用しての泳ぎはとても早く“コメット(彗星)”という名前が付くほどです。
運動不足、素早い動きを封じ込めないためにも大き目の水槽で自由に泳がせましょう。
金魚鉢くらいだと勢い余って外に飛び出してしまう危険性が考えられるようです。
60cm水槽があれば十分でしょう。
水槽の設置場所
これはコメットの鮮やかな色を保持するために気を付けることです。
日の当たらない場所で過ごしていると、鮮やかな赤色が薄くなってくるようです。
温度変化に気を付けながら日当たりの良い場所に水槽があると色を保持できるようです。
このコメットの赤色はアスタキサンチンという色素によるもので、この色素を配合してある餌を与えることでも鮮やかな色を保持できそうです。
コメットのオスとメスの見分け方は?
コメットもどの金魚とも同じく雌雄の判断は同じようにできます。
一つは、
「追星」と呼ばれる繁殖可能なオスにだけあらわれる印での見分け。
胸ヒレに白いぶつぶつとしたものがあらわれればオスです。
もう一つは「排泄口」の違い
いわゆる金魚のお尻ですが、オスは長い楕円形・メスは丸くふっくらと盛り上がっているように見られます。
ただし、これは金魚を飼い始めてすぐの人ではなかなか見わけがつきにくいかもしれませんね。
まとめ
以上がコメットの特徴や飼いやすい点について説明をしてきましたがどうでしょうか?
金魚は日本で生まれたものばかりだと思っていましたが、海外でしかも自然交配でできた種類がいることには驚きでしたね。
金魚選びに迷った時には自然交配だからこそ生き残ってきた強さが長所のコメットを選んでみてはどうでしょうか?
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