1980年代にCMなどで一世を風靡した、ウーパールーパー。
ゆるキャラのようなあどけない表情が、とても可愛いですよね!
水の中をゆっくり動く様子に癒されると、今でも人気のペットのようです。
日本ではウーパールーパーの名で知れていますが、正式の名前はメキシコサラマンダーと言って、サンショウウオの仲間で両生類になるそうです。
現在、自然界で生息しているウーパールーパーは、メキシコの一部のみになるそうで、絶滅危惧種に指定されている為、輸出入も制限されているそうです。
その為、日本で流通しているウーパールーパーは、日本国内で繁殖された個体になるそう。
そんなウーパールーパーですが、実は様々な種類があるって、ご存知でしたか?
両生類や爬虫類などを取り扱っているペットショップに行けば、様々な種類のウーパールーパーに出会えるそうです。
今回は、そんなウーパールーパーの種類、5種について、詳しく調べてみました。
値段から特徴まで・・ひとつずつ、じっくり見ていきましょう。
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リューシスティック
愛好家の中では通称「リューシ」と呼ばれ、ウーパールーパーの中で、一番ポピュラーで入手すしやすい種類になるようです。
お値段は、1,000円~3,000円程度。
特徴としては、
- 身体はピンクがかった白色で、目が黒いことから「ホワイト黒目」とも呼ばれている
- ソバカスのような黒斑点が、エラや顔に表れることがある
- エラは赤色に近いピンクが多いが、黒の色素が表れると紫色になる
などになるようで、お値段も一番手頃で、ペットショップに行けば、たいていはお目にかかれるそうですよ。
アルビノ
リューシスティックと並んで流通が多い種類のようです。
お値段は、2,000円~3,000円程度になるそうで、特徴としては
- 身体は白で、目が白または赤
- 黒の色素が欠乏している
- 視力が弱い為、餌かどうかの判断が出来ず、共食いや誤飲の事故が多い
- 視力が弱い為、見えることによるストレスを受けず、鈍感
などになるようで、見た目は少し弱々しい感じがするものの、ストレスを受けにくいので案外丈夫で食欲が落ちることも無いので、飼いやすいと言われているそうです。
ただ、視力が弱い為、環境をきちんと整えてあげることと、単体で飼うことがオススメなようです。
マーブル
自然界のウーパールーパーに、一番近いと言われている種類のようで、爬虫類の愛好家の中では人気が高いそうです。
値段は2,000円~3,000円程度になるそうで、特徴としては
- 体の色は緑や茶色がベースで、迷彩の模様のようにまだらに黒の模様が入っている
- ラメがエラに表れることもある
- 黒の模様やラメのバリエーションは様々
- 成長に伴って、柄が変化する
- 活発で食欲旺盛
- 成長するのが速い
- 身体が大きくなりやすい
などになるようです。
リューシスティックやアルビノに比べると、野性味あふれる種類になるそうですが、人気がそれほど高くないので、入手しないペットショップもあるそうです。
ゴールデン
先に挙げた「アルビノ」の一種で、アルビノの中でも黄色が強くラメの模様が入る種類になるようです。
入手が難しいとされていて、お値段は2,500~3,500円程度になるようです。
特徴としては
- アルビノアイと呼ばれる白い目
- 身体の各部分にラメ模様がある
- ラメは成長と共に減っていくことが多い(残る場合もある)
- 濃い黄色と薄い黄色のタイプがあり、濃い黄色いタイプが最も美しいと言われている
- アルビノと同様に視力が弱いので、共食いや誤飲の事故が多い
- アルビノと同様に視力が弱く鈍感なので、ストレスを受けにくく丈夫で飼いやすい
などになるようで、とにかく「美しい」と、賞賛されている種類になるそうですよ。
ブラック
その名の通り「黒い色のウーパールーパー」で、とても入手が難しい種類になるようです。
幼少期は青みが強いこともあるそうで、その場合は「ブルー」の名で販売されることもあるそうですが、成長に伴って青みは抜けていくそうです。
お値段は2,500円~3,500円程度で、その他の特徴としては
- 幼少期には黄色のマーブル模様が入ることもあるが、成長と共に消える
- 目は必ず黒色
- 特に黒色の強いものを「スーパーブラック」と呼ぶ
などになるようで「ショップなどで目にすることも一苦労」と、言われているくらい、希少性の高い種類になるようで、表情も独特で、愛好家の中ではとても人気が高いそうです。
また、スーパーブラックについては、お値段が2万~3万円程にもなるそうですよ。
まとめ
人気の5種類の特徴を見てきました。
どのウーパールーパーも、それぞれ魅力的ですよね!
可愛いタイプがいいか、野性味あふれるワイルドなタイプがいいか、うっとりするくらいに美しいタイプがいいか・・迷ってしまいそうです。
また、同じ品種でもショートボディと呼ばれて、身体が少し短めのウーパールーパーもいるそうです。
視力が弱い種類がいることを除いては、どの種類も飼育の方法に変わりはないようです。
ぜひ、お気に入りの種類を見つけて、ウーパールーパーとの生活を楽しんでくださいね!