カブトムシにはダニがつきもの?原因と対策まとめ

カブトムシを飼育していると、カブトムシ以外の虫や小さな生き物が発生してしまうことが、多々あるようです。

今回はその中のひとつ「ダニ」について調べてみました。

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カブトムシについているダニは人間に影響はあるの?

まず、気になるのが、私達人間の体に影響があるのかどうか、ですよね。

答えは「影響を与えることは、ほとんどない」ようです。

ダニの死骸やフンがアレルギーの原因になることはよく知られていますが、カブトムシに付いているダニからの影響は、微々たるもの、なようです。

ただ「カブトムシは見ていたいけど、ダニはちょっと・・」と、思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

カブトムシとダニの対策・・一緒に考えてみましょう。

カブトムシについているダニの種類は?

カブトムシについているダニの種類は

 

  • コナダニの一種
  • イトダニの一種

 

がほとんどで、これらのダニは俗にクワガタナカセと呼ばれているようです。

また、これらのダニがカブトムシの体に及ぼす影響については、ダニの数が多すぎなければ特に問題はないようです。

ただ、カブトムシにダニが全身隙間なく付いていると、呼吸穴の気門がふさがれてカブトムシが弱ってしまうので、ダニが目立ち始めたら除去してあげたほうがいいようです。

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ダニの駆除方法は?

「いざ、ダニを発見!」その場合、どのように駆除すればいいのでしょうか。

ダニの付いている場所によっても違うようです・・

 

  • カブトムシの体
  • 餌用、止まり木などの朽木

 

それぞれ見てみると

カブトムシの体

使い古した柔らかめの歯ブラシや筆などを使って、体をブラッシングしてあげるといいようです。

水道水の水をかけながら行うと、さらに効果的なようですが、水のかけすぎには注意が必要なようです。

餌用、止まり木などの朽木

  • 日干し
  • 電子レンジで加熱

日干し

ベランダなどで日干しで駆除ができるようです。

ただ、大きな朽木の場合、中に隠れてしまい駆除しきれないこともあるようです。

電子レンジで加熱

ビニール袋に入れて電子レンジ1000Wで5分加熱すると、どんなダニも死滅するというデータがあるようです。

カブトムシの飼育でダニが発生する原因は?

そもそも、いつ、どうして、どのようにして、ダニが発生するのでしょうか。

その原因をいくつか探ってみました、考えられるのは・・

 

  • カブトムシの体に付いていた
  • 土の中や朽木に最初からいた

カブトムシの体に付いていた

外国産のカブトムシに多いようです。

野生のカブトムシを捕獲すると、最初からダニが体に付いていて、飼育ケース内で繁殖してしまようです。

土の中や朽木に最初からいた

市販のマット、腐葉土や朽木に最初からいることもあるようです。

これらはダニの好物でもあるため、仕方のないことのようです。

 

また、ダニが増殖しやすいのは

 

  • 温度が20℃から30℃
  • 餌が豊富

 

な、環境なようで、その環境とは・・

温度が20℃から30℃

カブトムシを飼育する温度帯と同じ。

餌が豊富

ダニは食性が幅広く、飼育ケース内には多くの餌となるものがある。

など、どうしてもカブトムシの飼育ケース内はダニが繁殖しやすい条件がそろっていて、ひとつの飼育ケースで長期間カブトムシを飼育していると、必ずと言っていいほどダニは増えてしまうようです。

カブトムシのダニ対策は?

縁を切ることがなかなか難しいカブトムシとダニ。

少しでもダニの発生を抑える対策はないの?そんなダニの対策を調べてみました・・いくつかご紹介しますね。

 

  • 煮沸消毒
  • 飼育ケース内の掃除
  • 多湿を避ける
  • 防ダニマット

煮沸消毒

約60度以上の温度では、ダニは生きていることができないようです。

なので、カブトムシを飼育する前に、餌場からマットまでを、一度煮沸消毒をするといいようです。

飼育ケース内の清掃

カブトムシの飼育ケース内を常に清潔にしておくことは難しいことですが、ケースの中を洗ったり、カブトムシの体をチェックしたりして、ダニが付いていないかを確認すること大切なようです。

出来るだけきれいな環境にしていることで、ダニの餌も少なくなり、繁殖することも少なくなるようですよ。

多湿を避ける

ダニは高温多湿を好みます。

先にも触れたように、カブトムシとダニの好む環境は似ているため、ダニが嫌う環境を作るのは難しいのですが、せめて、必要以上に湿度をあげないように、土が湿りすぎていないかチェックすることは大切なようです。

防ダニマット

市販の防ダニマットはダニの発生を簡単に抑えてくれます。

ダニ自体がこのマットを嫌うようなので、もしもすでにダニがいたとしても数日でダニはいなくなるようです。

交換も楽で、値段も安値なものが多いようなので、利用してみるといいようですよ。

 

まとめ

やはり「カブトムシにダニがつきもの」なようですね。

ダニを絶滅させて、ダニの発生をゼロにすることは、かなり難しいようです。

ただ、逆に考えてみると、人間にとっては苦手なダニも、カブトムシにとっては、ある程度のダニとの共生は自然なことなのかもしれませんよね。

「ダニさえ寄ってこない環境は、カブトムシにとってもどうなのか」という問題点もあるのだとか・・・

カブトムシの体や、私達人間の体に害を及ぼさない程度であるならば、カブトムシを飼育している以上、同じ虫として「ダニ」のことも多少は受け入れていく覚悟が必要なのかもしれませんね。

 

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