グッピーは初めて熱帯魚を飼育する人にとってはおすすめのとても育てやすい種類の熱帯魚です。
水温管理が大変、難しそうと思うかもしれませんがきちんと器具を使用すれば初心者でも難しくないのです。
今回は初心者向けに基本的なグッピーの飼育方法についてまとめてみました。
Contents
グッピーを飼う前に揃えておきたいものは?
グッピーをお迎えする前に、まずはグッピーが安心して暮らせる"おうち"の準備をしておきましょう。
グッピーが来てから足りないものがあっては困りますのでまずは環境を整えてからグッピーをお迎えするようにしておきましょう。
水槽
10匹以内であれば30cm程度の水槽でもO,K。
エアポンプ、フィルター
酸素の供給や水槽の浄化のために必要なものです。
水槽用ヒーター
グッピーがすごしやすい水温を保つために必要です。
底砂
砂利など。あまり大きい粒のものはグッピーが下敷きになる可能性もあるので細かいものの方が良いかもしれません。
そしてグッピーは弱アルカリ性の水質を好みますので、酸性の水質にするソイル系の底砂は避けた方が良いでしょう。
水草
アルカリ性の水質に向いている"ウォータースプライト"という水草がメジャーです。
水草は、隠れることによってストレスを軽減、酸素を作り出し水質を浄化する役目にもなります。
もちろん水草も、水草に着いたコケも食べることが出来るので餌にもなります。
ウォータースプライトです。
餌
グッピー用のフレーク状の餌が安くて保存もしやすいので初心者にはおすすめです。
ブラインシュリンプや赤ミミズを食べさせると大きく育つという事がありますが管理の難しさや手間がかかること等がデメリットとなります。
グッピーの餌です。
ライト
きれいなライトで照らされるグッピーはとても美しく見えるという効果もありますが、ライトによって昼夜のメリハリをつけることによってグッピーが健やかに育ちやすくなります。
グッピーに必要なものはこのようになりますが、比較的どこのペットショップなどでも手に入りやすいものばかりです。
こういったところからも多くの人に飼われている、初心者にも向いているという事が分かりますね。
グッピーの過ごしやすい水温は?
熱帯魚の一種という事からもわかるように、水温が低い事は好みません。
そこで必要となってくるのが"水槽用ヒーター"を使っての水温調整です。
グッピーは"23℃~26℃"くらいの水温下が一番元気に動き回り、健やかに成長をするとされています。
そのため、夏、冬はもちろん調整をしてあげる必要がありますが季節の変わり目の朝晩の気温差が大きい時にも調整をしてあげる必要があります。
水温差はとてもグッピーにとってはストレスとなり病気の発生へと繋がることにもなりますので出来るだけ一定の温度を保つという事がとても大事なのです。
餌やりの回数はどれくらい?
生命の維持はもちろん成長には毎日の食事はとても大事な事です。
回数や量を適切にしてあげることはペットを飼う飼い主にとっての一番の責任といってもいいでしょう。
まず、一回にあげる量は水槽内のグッピーの数に合わせて餌のパッケージに書いてある通りを守ってくださいね。
グッピーはあげればあげるほど食べてしまう性質があるので食べきったからといってまた追加してしまったとしてもどんどん食べてしまう事もあります。
適切な量を一日1~2回位あげれば十分です。
3分以内で食べきれる量であれば大丈夫です。もし、残すようであれば少し少なくしてあげてみましょう。
餌の食べ残しは水質悪化を早く招いてしまいますので注意しておきましょう。
グッピーをおいたままの長期留守は可能なの?
ペットを飼っている人の最大の悩みと言えば"留守中の世話"でしょう。
「なかなか旅行に行けない」といった事もよく聞かれますよね。
グッピーの場合、散歩や構ってあげる必要もないので心配は餌やりということになってくるでしょう。
留守前にしっかり餌をあげておけば3日程度は可能なようです。
しかし徐々に飢えてくると弱いグッピーは共食いされてしまう危険が出てきますのでリスクがあるという事は知っておいた方が良いかと思います。
長期の場合はあるグッズを使えば少し長い留守も可能となってくるようなので紹介をしておきたいと思います。
自動給餌器
自動で餌を出してくれる機械です。タイマー式で希望の量を設定して餌やりをしてくれるとても便利なものです。
熱帯魚用の自動給餌器です。
留守番フード
固形になっていて水槽に入れておくと少しずつ水の中に溶けだし、栄養が取れるようになるフードです。
水槽の大きさ等にもよりますが3日から6日程度もつようです。
熱帯魚の留守番フードです。
これらのグッズを使用すると1週間程度の留守ができそうですが、水質は少しずつ悪化していく事になりますのでそれ以上の留守にはグッピーへの負担が大きくなりそうなので避けた方が良さそうですね。
まとめ
グッピーに必要な道具、餌は比較的手に入りやすいものなので初心者の人にも揃えやすいことが分かりましたね。
そして水温管理もヒーターを使えば難しくないという事も分かりました。
とても綺麗な容姿で癒しにもなるグッピーをぜひ自分の手で育てて見てはどうでしょうか?
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