グッピーに子供が生まれたらまずは何を食べさせたらいいのでしょう。
哺乳類とは違い、母親が世話をするわけではない魚類ですので餌のやり方に悩む人も多いでしょう。
ここでは稚魚への餌の与え方や食べなかった時の対処法をグッピーの親となったあなたにお伝えしたいと思います。
Contents
グッピーの稚魚の餌は何?
これから大きく成長させなければいけない稚魚には栄養豊富な餌を食べさせる必要があります。
栄養が高い餌を食べることにより、健康で丈夫、大きく育ちやすくなるということ、また成長のスピードや大きさに差が出てくることもありますのでどの餌をあげてればいいのか参考にしてみて下さい。
- 稚魚専用の餌
- ブラインシュリンプ
おそらく生まれて間もないうちはしばらくこれらの餌をどちらか、もしくは併用して与えることになります。
それぞれについて詳しく説明をしていきましょう。
稚魚専用の餌
大人の餌と同じように人工的に作られた餌です。
栄養バランスを考えて作られており、大人用よりタンパク質多めに作られているものもあります。
小さな稚魚の口に合うように細かく作られているうえ、まだまだすばやく上手に食べることが出来ませんので水中に浮かぶ時間が長くゆっくりと沈殿していく造りになっているので食べやすくなっています。
ブラインシュリンプ
小型の甲殻類です。
卵を孵化させて与える生餌となるので、人口の餌に比べると高たんぱくで栄養価ははるかに高いものとなります。
もちろんグッピーも好んでよく食べるため、成長速度も速くなるので大きく速く育てたい場合にはこちらの餌を与える方が良いようです。
ただし、孵化に時間や手間、器具などのコストがかかることがデメリットといってもいいかもしれません。
これらの餌を稚魚は食べて大きくなるのですが、"大人用の餌は食べられないのか?"という疑問も生まれてきますよね。
もちろん稚魚は大人用の餌を食べることはできますが、口が小さいために粉々に粉砕する必要がでてきます。
まずは稚魚用の餌を十分食べるようになってきてから大人用を粉砕した餌に切り替えるという方法を取ってみてはどうでしょうか。
稚魚への餌の与え方
では、毎日欠かさず行わなければいけない大事な餌やりについて説明をしていきましょう。
基本的に稚魚が孵化をして、元気に泳ぎ始めたら餌やりの開始です。
餌やりの回数は最低でも一日2回です。
成魚と違い、一回に食べられる量も少ないですから一日一回だとおなかもすきやすくなってしまうのです。
余裕のある方であれば、3.4回与えるようにしましょう。
稚魚には餌の量よりも回数の方が大事です。
少量をこまめに与える方が成長にはとても良いことなのです。
大体2.3分で食べきることのできる腹八分の量を目安に与えましょう。食べきる量というのは食べ残しが減るという事で水質悪化を少しでも遅くするという効果もあります。
ここで大事なことは、稚魚が複数いる場合はどの稚魚もきちんと餌を口にしているか、食べ過ぎな子、逆に食べられていない子はいないかも把握しておくことです。
どの稚魚もまんべんなく餌を食べられるように与えたいものです。
稚魚が餌を食べない時はどう対処したらいいの?
稚魚が餌を食べていないと感じたら、まずは今の餌、餌やりの方法を振り返ってみましょう。
どこかしらに食べない理由が隠れている事があります。
人口餌のみ与えていた
手間はかかりますがブラインシュリンプなどの生餌に変更してみる。
やはり生餌はおいしいため食いつきがよくなる可能性も。
大人用の餌をつぶして与えていた
すり潰していたと思っていても口のサイズに合わないのかもしれません。
稚魚用の餌に変えてみても良いかもしれません。
餌の量、回数が多すぎる
前回の餌がまだ消化しきれずお腹がすいていないのかもしれません。
量を減らすか、時間を少し置いて与えてみましょう。食べすぎは体調不良へつながることもあるので満腹に与える必要はありません。
このように食べない時には今までの餌の種類や与え方に問題があることが多いのですので見直しをしてみましょう。
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まとめ
グッピーの稚魚の餌や餌の与え方についてでしたがいかがだったでしょうか?
成魚になるまでは餌やりの回数が多い事など手間がかかることもありますが、毎日少しずつ成長する姿を見ていくと自分が育てているのだというなんとも特別な感情も生まれてくることでしょう。
ぜひ、手塩にかけて稚魚を立派な成魚になるよう育ててみてくださいね。
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