コーギーのしっぽを切る理由とは?絶対に切らないといけないの?

犬を飼うならコーギーが良い!と犬の中でも人気の犬種のコーギーですが、どうしてあるはずのしっぽがないものが多いのでしょうか?

しっぽがない事にはなにか理由があるの?メリットがあるのでは?とも思ってしまいますよね。

今回はコーギーのしっぽがないことについての謎について追及していきましょう。

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コーギーにしっぽがない理由とは

人気の品種ですから、散歩中のコーギーに出会った事がある人は多いかと思います。

でもそのほとんどにしっぽがないという事に気づいている人もいるでしょう。

しっぽのないモコモコとしたお尻がとてもかわいらしく見えてしまいますよね。

コーギーにはしっぽがもともと無いのだと思っている人もいるかもしれません。

しかし、コーギーにもちゃんとしっぽはあるのです。しっぽを持って生まれてくるのに、ある理由により切られているのです。

どうして他の犬はしっぽがあるのにコーギーだけ切るのかというその理由は牧羊犬であったからという理由があります。

 

元々コーギーはヨーロッパ地方の牧場などで牧羊犬としての役割を果たしていた品種です。

羊などの家畜の群れを率いる際にしっぽがあるのは邪魔だと考えられていたのです。

家畜に踏まれたり、藪や草木によってしっぽが傷つくのではないかという事でしっぽを無くしていたのです。

この"コーギー=しっぽはいらない"という考え方が今も深く根強いていることによって今も切り落とされているものが多くみられるのです。

しっぽはいつ切り落とすの?

コーギーのしっぽは生まれてすぐに、大体生後10日以内に切り落とされます

切り落とす方法は二つありますがどれもが飼い主がするものではないことです。

獣医が切り落とす

産まれてすぐに麻酔をかけずに切り落とします。赤ちゃんに麻酔を使用することはとても危険なため使用されません。

しっぽを腐らせる方法

しっぽの根元にゴムをきつく巻き付け壊死をさせしっぽを無くす方法です。

ブリーダーさんの中にはこのような方法をされている人もいるそうですが、感染症の心配、犬への負担もありますのであまりお勧めされる方法ではないですね。

このような方法でしっぽを切り落とすのですが、ペットとして購入する場合はすでに切り落とされていることがほとんどですので飼い主さんが何かしなければいけないという事はほとんどありません。

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しっぽがついているのは良くない事?絶対切らなければならないの?

例えば、購入したコーギーにしっぽがついていたとしたらどうしましょう?

わざわざ獣医に行ってしっぽを切り落とさなければいけないのかと悩むかもしれませんね。

それほどしっぽがないコーギーというのが当たり前になっているのでしょう。

しかし、コーギーにしっぽがあっても問題はなにもないのです。

 

しっぽがいらないと思われていたのはあくまで牧羊犬であった頃の考え方にすぎません。

コーギーだけでなく、ドーベルマンやヨークシャテリアなどあまり知られてはいませんが、これらの犬種も切り落とされていたりするのですが、どれもが見た目重視というなんとも身勝手な理由ともいえるのです。

しっぽがあってもなんにも問題はありません

 

病気をしやすいとか、コーギーにとって負担があるとか全くそんなことはないからです。

現に、ヨーロッパの国々では動物愛護の点からしっぽを切り落とすことが法律で禁止されているところもあります。

コーギーもしっぽを切り落とされる時には痛みも出血もあります。とてもかわいそうな思いをさせてしまう事は否めないですよね。

 

まとめ

コーギーのしっぽがない理由。そしてしっぽがなくてもなにも問題のない事、まだまだ多くの人に認知されていない事柄のように感じます。

今まで当たり前に行われていたことという事から常識と思われていたのかもしれませんが、これから少しでも痛みや苦痛を与えられないしっぽのあるコーギーが増えていって欲しいものですね。

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