メダカが初めての産卵!
メダカと卵は別々にした方がいいと書いていたので実行したはいいが、いつのまにか卵に白い物体が・・・。
その白い物体、実は「カビ」なんです!
卵にカビというのが想像付かないかもしれませんが、今回はそんなメダカの卵のカビの原因と予防法を調べてみました。
Contents
メダカの卵にカビが生える原因は?
まず初めにメダカの卵にカビが生える原因を見ていきましょう。
原因は主に2つあります。
- 卵が無精卵の場合
- 卵が死んだ場合
それぞれについて確認しておきましょう!
卵が無精卵の場合
卵が無精卵の場合は1日ほどで白くなりカビが生えるそうです。
そこで気になるのが「有精卵と無精卵ってどうしたらの見分けられるのかな?」という事だと思います。
実は、有精卵と無精卵は見た目で判断できる場合があるそうなんです。
- 無精卵は白みがかかっている、白濁している
- 有精卵は少し黄みがかっている
と言われています。
初めは違いが分からないかもしれませんが、しばらくすると無精卵は白濁するので良く分かります。
また触った時の感触の違いがあり
- 有精卵は弾性がある
- 無精卵は触るとすぐにつぶれる
そうですよ。
卵をメダカと分けるため他の容器にそっと移した時に、卵が簡単につぶれた場合は無精卵の可能性があります。
メダカの卵の様子を動画で確認して見ましょう!
卵が死んだ場合
有精卵でも成長の過程で卵が死んでしまった場合、白くカビてしまいます。
どちらの場合も卵が死んだ場合にカビが発生するようです。
では、その卵はそのまま放っておいて大丈夫なのでしょうか?
メダカの卵にカビが発生した時の処理方法は?
メダカの卵にカビが生えた場合、他の卵にカビが移ってしまうのですぐに取り除きましょう!
カビが発生している=死んでいる卵なので、諦めて取り除くしか方法はありません。
カビが発生したまま放置してしまうと他の卵にカビが移り、それが原因で卵が死んでしまいます。
メダカの卵のカビの予防法は?
それではメダカの卵のカビを予防する方法について見ていきましょう!
具体的には
- 卵が快適な環境を整える
- 水道水のカルキを利用する
- メチレンブルーを使ってみる
- 孵化まで毎日水を入れ替える
について解説していきます。
卵が快適な環境を整える
何はともあれ、メダカの卵が快適な環境を整えましょう。
快適な環境があれば、カビの予防にもなります。
特に気を付けたいのが水温!
一般的には18度から25度くらいまでが最適とされています。
↓コチラの記事も参考に
水道水のカルキを利用する
メダカを飼育する水は水道水を利用する場合、カルキ抜きをするのが一般的であるのですが、メダカの卵の孵化においては別のようです。
これには理由があり、
水道水に含まれているカルキが卵のカビを防いでくれる
からなんだそうです。
ただ、これは卵のうちだけであり、孵化した稚魚はカルキ抜きした水で飼育しなければなりませんので気を付けて下さいね。
メチレンブルーを使ってみる
メチレンブルーって何という方のために簡単に説明すると、
メチレンブルー水溶液は白点病、尾ぐされ症状、水カビ病などの金魚やメダカなどの魚の病気を治療するためのものです。
薬浴のメチレンブルーです。
ブルーというだけあって使用すると水が青くなります。
これを使うと
- 無精卵か有精卵かが判別できる
- 卵のカビ予防に効果的
らしいですよ。
無精卵か有精卵かが判別できる
受精していない無精卵はメチレンブルーを入れると卵自体が青く染まります。
有精卵と無精卵の判別に役立ちますので、無精卵が分からずカビが発生するという事を事前に予防できます。
卵のカビ予防に効果的
メチレンブルーは元々病気を治療するものなので、カビの発生自体を予防してくれます。
ただ、あくまでも病気の治療に使うのではなく予防のために使うので、1.2滴で十分だそうです。
孵化まで毎日水を入れ替える
毎日新鮮な水に入れ替えることによる効果は
- 酸素を取り込める
- 水が動くことによるカビ発生の予防
です。
酸素を取り込める
やはり卵にも酸素が必要となります。
新鮮な酸素を取り込むことによって卵も生き生きとするというものです。
逆に水替えをしないと酸素が不足して卵が弱ってしまいます。
水が動くことによるカビ発生の予防
流れの止まった水は腐るものです。
水を毎日変えることにより、水が腐ったりカビが発生することを防ぐ事が出来ます。
メダカの卵のカビの判断は?
メダカの卵が死んだり、無精卵だった場合はしばらくすると卵が白濁してきます。
そうなると次第にカビが発生してきます。
ですのでメダカの卵がカビたかの判断は、
- 卵が白濁してしまっている
- 卵の周りに白いものが浮かんでいる
この2つを満たしていると、卵にカビが発生していると判断できるそうです。
カビた卵は孵化するの?
カビた卵を取り除くのは気が引けるという方もいらっしゃるかもしれません。
カビの発生した卵が孵化するかというと、
ほぼ無理
ですので他の卵の事を考えるとあきらめた方が良いそうです。
↓コチラの記事も参考に
まとめ
どうだったでしょうか?
メダカの卵のカビ問題は結構な人がぶつかる難題のようでした。
ここで紹介した方法で、メダカの卵の孵化が上手くいく事を祈っております。
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