グッピーが繁殖しない原因と対処法

熱帯魚といえば、グッピー!誰しもが一度は、その名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

綺麗な身体で水中を優雅に泳ぐ様子はとても美しく、熱帯魚の初心者からプロの方々まで幅広い層で人気を得ているようです。

また、繁殖がしやすいことから品種改良もしやすく、現在では様々な品種が存在しているそうです。

飼育しているグッピーが繁殖したら・・感動してしまいますよね!

だけど中には、繁殖がしやすいと言われているグッピーなのに、なかなか繁殖しない場合もあるそうです。

どうしてなのでしょうか・・繁殖力が強いと言われているグッピーが、繁殖しない原因とは?

今回は、グッピーの繁殖について調べてみました。

グッピーが繁殖しない原因や対処法と合せて紹介していきますので、一緒に見ていきましょう。

Contents

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グッピーの繁殖の特徴

「魚が繁殖」というと、卵を産んで孵化して・・というイメージがありますよね?

その為、水中の中に「卵がないか」と、探したくなってしまいますが、実はグッピーは、卵を産むわけではないそうです。

グッピーは卵胎生メダカといって、お腹の中で卵を孵化させて稚魚を産む特徴を持つ、珍しい魚になるそうです。

通常、卵で産まれた場合は、食べられてしまうことが多いと言われているのですが、グッピーはその心配が少ない為に、繁殖がしやすいと言われているそうです。

その後、産まれた稚魚が繁殖できるようになるまでの流れとしては

 

  1. 1ヶ月ほどで雄と雌との区別がつくようになる
  2. 3ヶ月ほどで交尾や出産が可能になる
  3. 雄と雌とを同じ水槽入れておくことで多くの場合は繁殖する

 

などになるようで、気付いたら稚魚が泳いでいた・・ということが多いそうです。

また、多くの魚は「春から夏にかけ繁殖する」などの、繁殖期があるのに対して、グッピーは年中繁殖するそうで、妊娠期間は約20~30日程度になり、一度の交尾で精子を貯めておくことが出来るので、一度稚魚を産んだ後、早いと20日後にまた稚魚を産むこともあるそうです。

稚魚を産んだ雌は、その後雄と交尾をしなくても稚魚を産む可能性がある・・ということになるのですね、グッピーの繁殖力、すごいですよね!

 

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繁殖に向いていないグッピーもいる

さて、繁殖力も強く繁殖しやすいと言われているグッピーですが、なぜ繁殖しない場合もあるのでしょうか。

考えられる原因や対策を見ていきたいと思います。

ひとことにグッピーと言っても、繁殖に向いている、向いていないタイプが、雄雌それぞれにあるようで、グッピーの選び方も大切なようです。

まず、雄を選ぶ際には、雌を追いかけているタイプがいいそうです。

グッピーは雌に比べると雄の方が、色やスタイルが美しいため、色などで選んでしまうことが多いそうですが、雌を追いかけないようなタイプの雄だと繁殖が難しくなるそう。

元気に雌を追いかけまわしている雄の方が、繁殖に向いているそうです。

次に、雌を選ぶ際には太めなタイプがいいそうで、痩せすぎていたり、おかしな泳ぎ方をしたりしている雌は繁殖には向かないそうで、グッピーの雄も太めな雌を好むことが多いそうですよ。

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産卵箱を使っていない

元気で繫殖に向いている雄と雌を水槽に入れたら、雌が出産をするタイミングをきちんと把握して、そのタイミングで産卵箱に隔離してあげることも大切なようです。

雌が出産をする兆候としては

 

  • お腹が膨れている
  • お尻のあたりが尖っている
  • お腹のあたりに黒い点(稚魚の目)が見える
  • 他のグッピーが接近することを嫌がる
  • しょっちゅう水草の影などに隠れている
  • 上下に泳ぐ
  • 止まったり速く泳いだりを繰り返す

 

などになるようですが「黒い点である稚魚の目」については、アルビノなどの黒の色素を持たないグッピーには、この兆候は見られないそうです。

これらの兆候が見られて、雌の出産がそろそろだと判断出来たら、その雌一匹だけを産卵箱に隔離するといいそうです。

産まれてきた稚魚が食べられてしまった・・ということも多くあるようなので、出産のタイミングを把握して隔離してあげることはとても大切なことになるようです。

また、稚魚を産み終わったら、次にその雌と稚魚を隔離するのですが、

 

  • 産卵時間は個体差があり、数十分から半日程度かかる場合と様々
  • はじめての出産の場合は5匹程度のことが多いが、成長すると何十匹も産むことが多い

 

などから、まだ出産の途中であるのに早まって隔離してしまわないように、注意する必要があるそうです。

 

 

相性が良くない雄と雌もいる

同じ水槽に飼育して、数か月以上たつのにも関わらず繁殖の様子が見られない場合、雄か雌どちらかに生殖能力がないか、相性が合わないことが考えられるそうです。

人間と同様に、グッピーにも相性があるそうなので、対処法としては雄と雌一匹ずつではなくて、数匹ずつのペアにして飼育するといいそうです。

その中で相性の合うグッピーがいてペアが誕生すれば、繁殖行動を自然と起こすそうですよ。

病気にかかっている可能性もある

グッピーの雌の様子を見ていると妊娠しているようなのに、なかなか出産しない・・そんな場合、その雌のグッピーは病気にかかっていることも考えられるそうです。

特に、お腹が膨らむ症状がある病気として「腹水症」という病気があり、妊娠と間違えられてしまうケースが多いそうです。

 

  • お腹が膨らんではいるが、それ以外の兆候がみられない
  • お腹が膨らんではいるが、いつまでたっても出産しない

 

などの場合は病気の可能性もあるそうです。

 

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出産には刺激も必要

確実に妊娠していると思われるのに出産をしない場合は、雌のグッピーに刺激を与えることで、出産をすることもあるそうです。

例えば、水温の変化などで刺激を与えるといいようで、

 

  1. 通常の水温は23℃に設定しておく
  2. 繫殖時、出産を促進させたい時に25℃~27℃に引き上げる

 

といいようで、水温が引き上がることで雌の身体が驚いて刺激となり、出産へと繋がるそうです。

また、それと同時に水質が悪化していないことも大切になるようで、週に1~2回、水槽の水を1/3程度換えることが重要なようです。

 

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まとめ

繫殖しやすいと言われているグッピーですが、やはり様々なポイントもあるのですね。

グッピー界では、太めの雌・・ポッチャリ女子の人気が高いようで、そんな女子を追いかけまわす元気な雄が、繁殖に向いているそうです。

また、水質や水温などの環境を整えてあげることも大切なようです。

いくつかのポイントをしっかりおさえて、可愛いグッピーの赤ちゃんの誕生を、期待しちゃいましょう!

 

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