最近はフクロウカフェなどにより身近にフクロウと触れ合えるようになってきましたね。
大きな目に吸い込まれそうななんとも言えない魅力に取りつかれ、実際に飼ってみたいと思う人も増えてきたのではないでしょうか。
フクロウを飼ってみたいが大事なパートナーとして何年一緒にいられるのでしょうぁ?
どんなペットをお迎えする時にでもまず寿命という点はよく考えることですよね。
今回はそんなフクロウの寿命や長生きする秘訣についてまとめてみました。
Contents
フクロウの寿命はどれくらい?
フクロウの種類や個体差もありますが、平均するとフクロウは20年くらい生きるとされています。
小さいサイズのフクロウ
コキンメフクロウなど、体長15cm~20cm程度のものは10年~15年
大きなサイズのフクロウ
シロフクロウなど、体長45cm~60cm程度のものは30年程度
の寿命があるとされ、小さいものよりも大きいサイズの方がより長く生きるようです。
大きなサイズのフクロウでは60年近く生きたという記録もあるのでとても長生きですね。
フクロウがよく長寿の縁起物として、また物語では森の長老として出てくる事が多いのもこういった"長生き"という事からなのかもしれません。
フクロウを長生きさせる秘訣とは?
大事な家族の一員としてのペットですから、一日でも、一年でも長く一緒に過ごしたいと思いますよね。
フクロウが健康で長生きするための秘訣、普段の生活で気を付けておきたい3つのポイントを紹介します。
パーソナルスペースの確保
いくらよく慣れた飼い主といっても人間と動物である関係は変わりません。
フクロウも人間の行動が気になり、気を休めることも十分にできないのです。
そのため、"巣箱"等を用意してあげましょう。
身を隠せる場所、陰に隠れられる場所があることによりフクロウは安心し、ストレスから解放されるのです。
ストレスの軽減=健康=長生きへと繋がっていくのです。
大きなケージ、室内で飼う事
本来は自由に森の中を動き回る動物です。
自由に羽ばたけない、動きが制限されるのではストレスもたまりがちになります。
ケージに入れておく時間が長ければできるだけ大きなサイズのもの、部屋で飼う場合でも止まり木を設置したりと、より本来生まれ育つべきである環境に近づけてあげることが重要です。
十分な栄養
やはり大事な"食餌"。フクロウは肉食のため、野生のフクロウはネズミや小鳥などを補食して生きています。
ペットとして飼育するならばこのように小動物をエサとしてあげなければいけません。
もちろん自分で捕まえるのは大変でしょうからフクロウように販売されている物で構いませんが非常に生々しいものであることは確かです。
スーパーで売られている肉などで代用できなくもない事ですが、栄養面では劣るためどうしても栄養不足となってしまうようです。
大事な栄養源が摂取できないということは長寿へも繋がりません。
気持ち悪い、処理に抵抗があるかもしれませんがここはきちんと適切な餌をあげないことには長寿にはつながりませんよね。
これらのポイントを押さえてお世話をしていくと、フクロウは健康で寿命も長いものとなる可能性が出てくるのです。
コチラの記事も参考に
フクロウが長生きだからこそ!気をつけておいて欲しい事
近年、どのようなペットの間でも問題にはなっているのが飼い主の高齢化問題です。
フクロウは犬や猫よりもはるかに長く生きる種類が多いものです。
これからフクロウを飼おうと考えているのであれば、飼い主(自分もしくは家族)がペットのフクロウの寿命まで責任をもってお世話できるか?という事を考えなければいけません。
ペットの健康、一生を守るのは飼い主の責任です。
その飼い主自身も健康で十分なお世話ができなければ悲しい思いをさせてしまうフクロウが一匹増えてしまうのです。
自分の体力面や、もしお世話ができない時は?安心して頼める誰かがいるだろうか?こういった事を十分考えて飼わなければいけない問題のようです。
まとめ
大事なパートナーとして長生きできるペットでいてくれるのであればこれほどうれしいことはないですよね。
しかし、メジャーなペットとは違い特殊な飼育環境、食餌など気を付けなければいけない事は多いようです。
飼育には難しい点もありますが、自分の一生のパートナーとして共に暮らしていけたらいいですね。
フクロウの飼育方法まとめに戻る