モルモットの赤ちゃんの育て方

チョコマカとした動きや、ちょっと、とぼけたようなあどけない顔が可愛い、モルモット。

飼育しやすいうえに、飼い主にも比較的なつきやすいことから、1人暮らしの女性を中心に高い人気を集めているペットのようです。

コロンと小さな体がとても愛らしいモルモットですが、成長して大人になっても体長20~40センチ前後、体重500~1,500グラムほど・・では、赤ちゃんのモルモットとなると、どのくらいの大きさになるのでしょうか。

10センチ?5センチ?もっと小さい?

そもそも、モルモットってどんなふうに生まれてくるの?

今回は、そんなモルモットの赤ちゃんについて、調べてみました。

小さなモルモットの小さな赤ちゃん・・きっと可愛いはずですよね!

モルモットの出産から赤ちゃんの様子、育て方などを、紹介していきたいと思います。

Contents

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モルモットって繁殖しやすいの?

モルモットって繁殖しやすいって、ご存知でしたか?

季節性の発情期もなく、オスとメスとをペアで飼育していると、割と簡単に繁殖するそうです。

その為、繁殖のしすぎに注意が必要なようで、特にメスは

  • 生後2ヶ月で、赤ちゃんを生めるようになる
  • 生後半年で難産になりやすい体に変わってしまう
  • 生後10か月で自然の出産は不可能になる

為、出産に適した時期は生後3~4か月で、それ以降になると自然の出産は難しく、帝王切開になってしまうこともあるそうなので、注意が必要なようです。

可愛い赤ちゃんではありますが、出産をする母親のモルモットの体に、負担を与えてしまっては、かわいそうですよね。

無理な出産をさせないように、しっかりと飼い主が注意を払う必要がありますよね。

モルモットの赤ちゃんは一度に何匹くらい生まれるの?

モルモットの繁殖について分かったところで、次にモルモットの出産について見ていきましょう。

モルモットはどのようにして、何匹くらいで生まれてくるのでしょうか。

モルモットの多くは、約48時間の出産時間をかけて一度に1~5匹の赤ちゃんを生むそうです。

数分おきに一匹ずつ出産をして、赤ちゃんを一匹ずつ舐めてお世話をするそうです。

可愛い赤ちゃん・・ちょっと触りたくなってしまいますが、赤ちゃんに人間のニオイが付いてしまうと、母親のモルモットは自分の子供だと認識しなくなり、子育てをしなくなってしまうそうです。

ちょっと触ってみたくなりますが、グッと我慢!赤ちゃんには触れないことが大切なようです。

また、出産後は出産による出血で、ケージ内が汚れてしまっていることがあるそうですが、すぐに掃除はせずに、しばらくは様子を見守った方がいいそうで、掃除をする際は赤ちゃんに触れないように、素早く掃除をすることが大切なようです。

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モルモットの赤ちゃんの体重や大きさは?

産まれたてのモルモットの赤ちゃん、どのくらいの大きさなのか、気になりますよね!

そもそも体の小さなモルモットですが、その赤ちゃんとなると、体長約8センチ前後、体重90グラムほどになるようです。

小さいですよね!

とはいえ、モルモットは早生成と言って、生まれた時から毛もフサフサと生えていて、目も見えているので、成長した大人のモルモットを、ただ小さくしたような状態で生まれてくるそうです。

また、この時期の母親のモルモットは、赤ちゃんに母乳を与えたり赤ちゃんの体を舐めたりと、とても忙しく子育てをしているそう。

その為、私達飼い主は母親のモルモットの

  • 餌の量を増やす
  • 水分を含む野菜を与える

などをしてあげることが、大切なようです。

モルモットの成長や育て方は?

可愛い小さなモルモットの赤ちゃんですが、実はモルモットは成長のスピードがとっても早いそうです。

「この前生まれたばかりなのに、もう大人?」なんて声も、多くあるようです。

具体的な成長の段階としては

  1. 赤ちゃんから子供の時期(生後すぐ~生後3週間くらいまで)
  2. 子供から大人の時期(生後3週~生後2ヶ月くらいまで)
  3. 大人(生後2か月以降)

になるようです。

生後2か月で、もう大人の仲間入り?

かなり早いですよね!

詳しく見ていくと、もっとその成長のスピードに驚きますよ。

ひとつずつ説明しますね。

赤ちゃんから子供の時期(生後すぐ~生後2週間くらいまで)

実はモルモットの赤ちゃんは、生まれた時にすでに歯が生えている為、生後2日目くらいからペレットや野菜なども食べられるそうです。

とはいえ、まだ固いものは食べられないので、

  • ペレットはお湯でふやかす
  • 野菜は小さくカットする

などの必要があり、食べられるとは言っても、一番の栄養は母親からの母乳になるので、生後3週間くらいまでは、母乳を与える必要があるそうです。

母乳には免疫力をアップさせるなど、赤ちゃんのモルモットに必要な栄養源がたくさん含まれているので、この時期に母乳をしっかりと飲ませることで、健康的なモルモットに育っていくそうですよ。

子供から大人の時期(生後3週~生後2ヶ月くらいまで)

生後2週を過ぎたころから、徐々に母乳を飲まなくなってくるそうで、生後3週になると離乳期にさしかかってくるそうです。

成長期でもあるこの時期のモルモットは、積極的に餌を食べるようになるので、この時期にペレットだけではなく野菜や牧草など様々な種類の餌を与えて、好き嫌いがないようにしていくといいそうです。

大人になってからだと偏食を直しにくいので、この時期に正しい食習慣を身に付けさせることが大切なようです。

また、生後2ヶ月になる頃には繁殖も可能になってくるので、2ヶ月を迎える前にはオスとメスとを別々のケージで飼育したほうがいいそうです。

先にも触れましたが、モルモットは繁殖機能が強い為、同じケージ内で飼育していると、すぐに繁殖してしまうそうです。

兄妹など、同じ親族内でモルモットを繁殖させると、奇形を持った赤ちゃんが産まれてくる可能性が高くなるので、注意をしてあげたほうがいいようです。

生後1か月前後で、1匹ずつのケージに飼育できるようになるので、その頃にケージを分けてあげるといいそうですよ。

大人(生後2ヶ月以降)

もう立派な大人です。

生後2ヶ月前後に成熟期を迎えるので、この時期あたりが子供と大人とのちょうど境目になるようです。

もしも生まれてきた赤ちゃんに繁殖をさせたい場合は、生後6か月を過ぎてしまうと、骨盤の恥骨がくっつき始めて産道が開かず難産になってしまうので、先にも触れましたが、出産をさせるのなら、生後3~4か月くらいが望ましいそうですよ。

ちなみに、生後3年もたつと、老化が始まってしまうそうです。

まとめ

モルモットの赤ちゃんについて、見てきました。

モルモットの赤ちゃんの成長のスピードにまず、驚いてしまいましたよね。

「この前生まれたばかりなのに、もう大人?」・・この気持ちが、分かる気がします。

私達人間の10倍のスピードで、歳を重ねると言われている、モルモット。

だからこそ、赤ちゃんの時期も含め、一生涯大切に育ててあげたいものですよね。

一瞬一瞬、精一杯の愛情をかけて育ててあげましょう!

 

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