犬を飼うにはしつけは飼い主の義務と言われているほど欠かせない事ですよね。
トイプードルはとても賢いのですがきちんと飼い主がしつけをしなければ、その賢さも生かせません。
"良い事""悪い事"しっかりとしつけをして楽しくトイプードルとの生活を過ごしましょう。
Contents
トイプードルのしつけはいつから?
しつけは何歳が適齢だとかいう事はありません。
年齢に関わらず、お迎えをしたらすぐにでもしつけは開始することが大事です。
しつけを早くからする方がずっと飼い主にとってもラクになるのですよ。
早い段階、特に子犬のころからきちんとしつけをしていると成犬、老犬になるまでずっと飼いやすく過ごせることになります。
しつけをするうえで大切なことは、"甘やかさない"事です。
特に子犬だからと甘やかすと、トイプードルは犬の中でも賢い犬種なので飼い主をなめてしまう事にもなってしまうのです。
主従関係ははっきりと、飼い始めスタートからしっかり分かってもらうこともしつけとして大切な事なのです。
ただし、甘やかさない=褒めないという事ではありません。しっかり"叱る""褒める"を上手に組み合わせてしつけをしていきましょう。
トイプードルのトイレのしつけ方
まず、しつけの第一歩として一番に教えたいことはトイレでしょう。
特に室内で過ごすことの多いトイプードルの場合、床やカーペット、ラグなどどこにでも排泄をされる可能性がありますよね。
トイプードルにとっては、排泄がしやすそうな場所という認識でしかないので、ここはトイレではないという事を飼い主がしっかり教えてあげなければいけません。
では、どのようにトイレをしつけしたら良いのでしょうか?
- 排泄をしたそうな雰囲気を察してあげましょう。そわそわと落ち着きなく動き回ったり、同じ場所をくるくると回る、足をじたばたとしていたらトイレの合図かもしれません。
- 落ち着きない様子が見られたらすみやかにトイレの場所へ誘導してあげましょう。
- ここでうまくできたら良いのですが、失敗をする事の方が多いはずですが決して叱ってはいけません。
こういった行為を根気よく続けていきましょう。
気を付けたいことは
失敗は叱らない、出来たら大げさに褒める
失敗をして叱られると、排泄自体が悪い事のように思い我慢してしまう事にもつながってしまいます。
委縮し、そしてまた失敗してしまうという悪循環にもなりかねません。
犬は褒められることでとても幸せを感じる生き物ですので、もし成功したときには大げさなくらい褒めてあげましょう。
失敗した排泄物はきれいに拭き取る
トイレ以外のところで排泄をした時にはきれいに拭き取り、臭い消しまでしておくと良いでしょう。
自分の排泄物の臭いが残っていると、ここをトイレだと勘違いしてしまう事があります。
この習性を生かし、排泄物を拭き取ったタオルなどを本来のトイレの場所に置いておくとトイレだということが分かりやすく、トイレのしつけが成功することもあるのでコツとして生かしてみても良いでしょう。
トイレのしつけは飼い犬としての第一歩なのですが、なかなかうまくいかずに悩みの種となることもあります。
しかし、根気よく愛犬と一緒にトイレトレーニングを頑張っていきましょう。
トイプードルの吠え癖、噛み癖のしつけ方とは?
吠え癖や噛み癖はきちんとしつけをしていないと、飼い主だけでなく他人にまで悪影響を与え、思わぬトラブルのもととなってしまうものですのできちんとしつけていきましょう。
吠えることは番犬として、知らない人に吠えることは大切なのですが"無駄吠え"がいけないことだという事を分からせる必要があり、噛み癖については甘噛み、歯がかゆい、興奮して噛んでしまうと様々な場面があるのですが、どれもが一歩間違えるととても危険な事という事からしつけの重要性があるのです。
無駄吠えをしている、噛んでくるという時には、トイプードルの目を見て一言"ダメ!"と強く言うようにしましょう。
短く、強くいう事で、"悪いこと""してはいけない事"だとはっきり認識させることが出来ます。
長々とお説教をしても、トイプードルには通じません。
これも一度や二度でできるものではありませんので根気よく教えていきましょう。
まとめ
周囲への影響のためにもしつけはとても大切な事ですが、飼い主さんにとっても飼いやすい犬になるのですからしっかり行いたいものですね。
飼いやすい犬になるかならないかは、飼い主さんのしつけが左右するといっても過言ではないのです。
犬と人とが共に生きていくうえでのしつけの重要性が分かっていただけたらなと思います。