見るからに触り心地がよさそうな毛に、コロンとしたフォルムが最高に可愛い、うさぎ。
昔から、多くの人達に愛され続けていますよね。
性格の穏やかさや飼育のしやすさから、最近では、ペットとしての人気も高いそうです。
飼育スペースもそれほど必要ないことから、1人暮らしの方にも人気なようですよ。
とはいえ、小学校の裏庭や中庭などで、飼育小屋内ではあるものの外で飼育されているうさぎもいますよね?
一方で、ペットとして飼われている多くのうさぎは、ほぼ室内で飼われていることと思います・・あれ、うさぎにとっては、どちらがいいの?
ちょっと、気になって来ませんか?
うさぎって、本当は外で飼えるものなの?外で放し飼いをしても大丈夫?
今回は「うさぎの外での放し飼い」について、調べてみました。
うさぎにとっての幸せとは・・?
一緒に見ていきましょう!
Contents
うさぎって外で飼うことは可能なの?
ペットで飼われているうさぎと言えば、家の中でケージを用意してもらって、飼われていることが多いですよね?
でも、先にも触れましたが、小学校などで飼われているうさぎは、ケージよりは広めの飼育小屋で、四六時中外で飼育されていました。
うさぎは、外で飼うのは可能な動物なのでしょうか。
答えは、うさぎの種類や性格などによるそうです。
例えば、小学校などで、外で飼育されているうさぎの種類としては
- 目が赤く白い毛(アルビノ種)のカイウサギ
- ダッチ種のパンダウサギ
などが主になるようです。
これらのうさぎは、比較的外で飼育することも可能になるそうですが、反対に
- ネザーランドドワーフ
- ロップイヤー
などの種類のうさぎは、外で飼育することは難しいようです。
とはいえ、外で飼うことが可能である種類でも、本来うさぎは高温や多湿に弱い性質があるそうです。
その為、雨や風、暑さはもちろん、寒さ、湿度、特に夏の直射日光などの管理を、しっかりとしてあげる必要があるとともに、不衛生にならないように注意することも必要なようです。
また、外で飼うことが可能なうさぎであっても、うさぎ自身の性格がおとなしい場合などは、外で飼うことには向かないこともあるので、うさぎの性格をきちんと見極めてあげることが大切なようですよ。
うさぎを外で放し飼いすることは可能なの?
うさぎを外で飼うことは、うさぎの種類やうさぎの持っている性格によっては可能であることが分かりましたが、少しハードルが高いような感じがしますよね。
その上、外で放し飼いすることなどは、可能なのでしょうか。
外での放し飼いというと、家の庭などになると思うのですが、結論としては、あまりおすすめ出来ない飼い方になるようです。
ただ、
- 気候が穏やかな時期であること
- 庭の中にケージなどの小屋を設置できること
- 飼い主など誰かしらが、常にうさぎの様子を見ていられること
などが出来るのであれば、庭などの外で放し飼いをすることも可能になるそう。
本来、うさぎは運動能力がとても高い動物なので、外で自由に動き回れることに、うさぎ自身も喜ぶこともあるようです。
とはいえ、四六時中うさぎの様子を見ていることは、ちょっと難しいですよね。
また、外で飼うとしても必ず小屋などを設置して、うさぎの寝る場所や安心出来るスペースを作ってあげる必要があるようですよ。
うさぎを外で飼う場合の注意点は?
気候が穏やかな時期で、ケージや小屋などを設置し、且つ、飼い主や家族の誰かが、きちんとうさぎの様子を見てあげられる・・そんな条件が揃ったら、うさぎを外で飼ったり放し飼いにしたりしてもいいかもしれませんが、やはりそこにはいくつかの注意点があるようです。
- 外敵に注意する
- 脱走に注意する
- 体調管理に注意する
- 気温に注意する
- 誤飲に注意する
色々あるようですよね、詳しくひとつずつ見ていきましょう。
外敵に注意する
まず、多くのうさぎは猫よりも弱いそうで、機敏な猫には負けてしまうことが多いそうです。
うさぎは運動能力も高く、中には気が強いうさぎもいますが、動きの速い猫が相手となると、どんなことが起こるか分かりません。
また、地方によっては猫だけではなく、カラス、イタチ、肉食の鳥類などにも注意する必要があるようです。
飼い主が常に見てあげられて、外敵が近づいてきたら、うさぎを守ってあげられない限り、やはり外での放し飼いは避けたほうがいいようですよ。
脱走に注意する
これは、うさぎの「穴を掘る性質がある」ことと、「ジャンプ力が優れている」ことに関係しているようです。
まず、穴を掘ることが得意な為、庭が土である場合は小屋から庭へ、庭から敷地外へと穴を掘って脱走してしまう可能性があるそうです。
また、ジャンプも得意なため、低い塀だと簡単に飛び越えてしまうこともあり、フェンスの隙間などから脱走してしまうことも、考えられるそうです。
庭の塀に金網を張るなどの対策方法もあるようですが、穴を掘ったりジャンプをされたりしたら、意味がないですよね。
やはり、ここでも一番の対策としては、飼い主が常に見てあげることになるようですよ。
体調管理に注意する
うさぎが常に家の中の飼い主の近くにいれば、少しの体調の変化も気付いてあげやすいのですが、外で飼育しているとなるとそれが難しくなり、病気に気付くのが遅くなってしまうこともあるそうです。
室内で飼育している時以上に、うさぎの様子を観察して、体調の変化はないか見過ごさないようにしてあげることが大切なようですよ。
気温に注意する
うさぎにとって、快適な温度は18~24℃になるそうです。
暑い時はもちろん、寒い時は部屋に入れてあげるなどをしてあげたほうが、やはり安心のようです。
雨、風、雪などの日も、心配ですよね。
また、夏の直射日光は昼間だけでなく、夕方の西日にも注意が必要です。
室内で飼育している時以上に、天候や気温に注意を払う必要があるようですよ。
誤飲に注意する
外の庭などで放し飼いをしている場合、雑草などを食べてくれるので、庭に雑草が生えないというメリットもあるそうです。
とはいえ、野性味が強くなってしま為、食べては危険なものも食べてしまうこともあるそう。
やはり常に飼い主が見ていてあげて、誤飲や誤食をしないようにする必要があるそうです。
うさぎを外で放し飼いにする場合は、多くのことに注意をして、気を使わなければならないようですよね。
これなら室内で飼育しているほうが楽なのでは・・そんな、気もしますよね。
また、外で放し飼いをしていると、飼い主とのスキンシップも減ってしまう為、人に慣れなくなってしまうこともあるそうです。
その為、なかなか言うことを聞かなくなり、小屋やケージに入れるのにも一苦労、なんてことにもなるのだとか。
基本的には室内飼いで、時々庭で時間や場所を決めて、飼い主と一緒に遊んであげることが、うさぎにとっても飼い主にとっても、幸せなのかもしれませんよね。
まとめ
いかがでしたか?うさぎを外で放し飼い・・かなり、ハードルが高い気がしますよね。
「恐らく大丈夫だろう」そう、思っても、生き物ですからどんな行動に出るかは、わかりません。
悲しいことにならないように、万全な対策を考えることが大切です。
可愛いうさぎの為には、どうするべきか・・じっくりと考えてみてくださいね。
あなたとあなたの可愛いうさぎが、多くの楽しい時間を過ごせますように。