うさぎの寝る時間と目を開けている理由!熟睡してもらうには?

うさぎと生活していると、「いったいうさぎはいつ寝ているのか?」と疑問に思う人が多いようです。

うさぎは夜行性と聞いているのに、昼間もずっと目を開けていたら不思議に思うのは当然ですよね。

実は、うさぎは目を開けたまま寝ることができる動物。

そのため「いつ寝ているのか」を正確に把握するのは飼い主であっても難しいのです。

今回は、「うさぎの寝る時間はいつなのか」「目を開けて寝るのはなぜなのか」など、多くの飼い主が持つ疑問について紹介します。

眠りについて知ることで、うさぎの習性についてもっと深く理解していきましょう!

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うさぎの寝る時間はいつ?

うさぎの寝る時間については、「うさぎは夜行性だから昼間に寝ている」と思っている人が多いようです。

たしかに、うさぎはほとんど夜行性に近い動物だといわれていますが、正確には少し違います。

野生のうさぎは、天敵があまり活動しない時間帯である朝方と夕方にエサを探して動き回り、夜中や日中は眠って過ごすことが多いようです。

完全に昼夜が逆転しているかといえば、単純にそうともいえないと考えるのが適当です。

ペットのうさぎは、野生の活動時間をベースにしつつ、飼い主に合わせた生活リズムを作っていくのだそう。

たいていは、活動時間である朝方と夕方を除く残りの時間で、8時間程度は睡眠をとっているようです。

そして、飼い主が朝型の生活であればうさぎも朝型に、飼い主が夜型であれば自然とうさぎも夜型になっていきます。

うさぎは目を開けて寝る!その理由は?

「うさぎが目を閉じている姿を見たことがない」という飼い主は多いようです。

それもそのはず、うさぎは目を閉じて寝ることが少なく、本来寝ているはずの日中も大きく目を開けたままにしていることが多いです。

うさぎが目をあけて寝るのは、野生の名残と考えても良いでしょう。

うさぎは野生では捕食される立場のため、身の危険を感じたらすぐに行動できるよう常に周囲に敏感に反応できる態勢を保っています。

ペットのうさぎは敵から逃げる必要はありませんが、警戒心が強い動物であることは変わりありません。

警戒心が強いのはうさぎの本能であり、ごく自然なことだといえます。

環境に慣れると目を閉じて寝るようになるうさぎもいるようですが、ずっと目を開けているからといって「環境が落ち着けないのでは?」などと心配しすぎる必要はありません。

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うさぎに熟睡してほしい!飼い主ができることはある?

うさぎは目を開けて寝るのが普通とはいっても、リラックスすると目を閉じて寝るようになる子もいます。

自宅で飼っているうさぎにも、きちんとリラックスして熟睡してほしいですよね。

そこで、うさぎに熟睡してもらうために飼い主ができることを少しだけ紹介します。

うさぎによっても個体差があるので、あなたのうさぎの様子を日々観察しながら工夫してみてくださいね。

  • 一般的にうさぎが眠たい時間帯である昼間は、運動やおやつを避け、安静にさせる。
  • うさぎが鼻をひくひくさせていない時は寝ているサイン。その間は掃除機など音の出る家事は避ける。
  • 来客があるときなど家の中に変化があるときは、うさぎを別の部屋に移すなどして刺激を与えないよう配慮する。
  • 好きな時にエサを食べたり、運動したりできる環境を用意することで、ストレスのたまりにくい環境を作る。

「うちの子はいつ活動して、いつ寝ているのかな?」と少し気を付けて見てみるだけで、配慮してあげたいポイントが自然と見つかることもあります。

うさぎが安心できる環境を作るよう意識していれば、いつか目を閉じて眠る姿が見られるかもしれませんよ!

まとめ

うさぎは自然界では弱い立場のため、警戒心が強い動物です。

いつ寝ているのか心配でも、本能的にきちんと休息をとっているので、あまり心配しなくても大丈夫。

うさぎが「寝ているかな」と思ったら、おやつや遊びは避け、そっとしておいてあげてくださいね。

また、うさぎは飼い主の生活リズムに合わせて寝起きするようになるので、飼い主もできるだけ規則正しい生活をしてあげることが大切です。

うさぎの睡眠に関しては個体差が大きいので、毎日様子を観察して、「うちの子の寝る時間」を把握してあげられるよう、頑張ってみてくださいね!

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