
シーズーはフサフサの毛やつぶらな瞳がとても愛らしく、性格も温厚でおとなしいので、子どもから老人まで飼いやすく、昔から日本でも人気のペットです。
しかしその外見の特徴から罹りやすい病気もあり、日々のケアや健康管理が大切になります。
長く一緒に暮らすためにも、シーズーの寿命や飼う上で気を付けることをご紹介していきたいと思います。
Contents
シーズーってどんな犬?
シーズーの体重は4kg~8kg、体高は20cm~28cmの小型犬です。
見た目の特徴はペチャっとした鼻、美しい長毛のダブルコートの被毛、全体的に骨太でがっちりした体型をしています。
短い足で体を揺らして歩くので、そのお尻を振っているような歩き方がとてもチャーミングです。
中国原産で、皇族や裕福な人に愛玩犬として飼われていました。
そのため性格は温厚で人懐こく、また頭も良いのでしつけにもそこまで苦労することはなく、初めての人でも飼いやすい犬種です。
シーズーの平均寿命は?
シーズーの平均寿命はだいたい13歳くらいです。
大型犬よりは長生きする傾向にありますが、小型犬の中では平均的な寿命です。
日本でのシーズーの最高齢は23歳(人間で言うと100歳以上)と言われていますが、ここまで長生きはしなくても、育て方や飼育環境によっては寿命を延ばすことができる可能性もあります。
近年ではペット医学も進歩しており、栄養バランスの優れたドッグフードや、サプリメントも充実しています。
室内で飼われることも増えたので、シーズーに限らずペットの寿命は長くなってきています。
シーズーがかかりやすい病気とは?
目の病気
シーズーは目が特徴の犬ですが、そのキュートな瞳が病気の原因になっているそうです!
シーズーの愛らしい瞳は大きく少し前に出ています。
その為に目にゴミが入りやすく、角膜炎や白内障などの目の病気になりやすい傾向があります。
目の周りの被毛が長いと目に入ってしまうので、短くカットし、こまめに目のまわりを拭いてあげましょう。
目をかゆがったり炎症が見られたら、感染の恐れもあるのですぐに動物病院に連れて行きましょう。
気管虚脱
気管虚脱とは気道が圧迫されて空気の流れが悪くなり息がしづらくなる病気のことです。
特徴はゼーゼーと音を立てて呼吸をしたりガチョウの声のような咳をするようになります。
シーズーやチワワ・トイプードルのような鼻の低い犬種が多く罹る病気なんだそうです。
遺伝による先天的な要因だけでなく、肥満や老化もこの病気の原因につながります。
悪化すると激しい咳が出てよだれを垂らしたり、酸素が足りなくて歯茎や舌が紫色になるチアノーゼの症状が出ることがあります。
耳の病気
シーズの特徴の一つである長く垂れている耳!
その耳も病気の原因になるそうです。
耳が長くて垂れ耳のシーズーは、外耳炎や中耳炎になりやすい犬種です。
耳がフタをしてしまい、通気性が悪く耳の中が蒸れて汚れが溜まりやすいからなんだそう。
たれ耳はどうしょうもないので日頃から耳のケアをしてあげて下さいね。
皮膚病
シーズーはアレルギー体質で、蒸し暑さや湿気などにも弱く、カビなどの皮膚トラブルが多くあります。
中でもマラセチア皮膚炎はシーズーがかかりやすい皮膚病で、強いかゆみや皮膚の赤み、悪臭が伴います。
梅雨などのジメジメした季節に発症しやすいため、こまめにシャンプーやブラッシングをしてあげましょう。
シーズーを長生きさせるための秘訣は?
適度な運動
一見、小型で華奢なイメージが有るシーズーですが、実は以外に骨太!
室内だけで飼っているとどうしても運動不足になり肥満にもなりやすいので、1日2回、30分ほどの散歩をしましょう。
人間と同じように、適度な運動は健康寿命を延ばすことにもつながります。
散歩には運動の他、飼い主や家族以外の人間や他の犬と触れ合うことで社会性が身に付いたり、気分転換になってストレス軽減にもつながります。
夏の暑い時間帯は人も犬も熱中症になる危険があるので避けましょう。
バランスのとれた食事
肥満は様々な病気の原因となるので、太りすぎには注意しなければなりません。
一日に必要な摂取カロリーから適切な量のエサを与え、糖質の多いものやオヤツはできるだけ控えましょう。
また、顔の構造上、エサの食べ方があまりうまくないので、食べやすいエサの容器や給水器を使ってあげましょう。
室内温度の調節
シーズーは鼻がペチャっとしている「短吻種」という犬で、この犬は呼吸器が弱い傾向があります。
犬は暑いときはハアハアと息をして体温を下げるのですが、鼻の構造上シーズーはこの行為が苦手です。
そのため熱中症になりやすく、夏の暑い日は特に注意が必要です。
室内温度は冷房などを利用して25度前後になるよう心がけ、冷感マットなどのグッズを使うのもオススメです。
冬も、暖房やヒーターなどで快適な室温を保ってあげれば、より長生きすることにつながりますよ。
日ごろのお手入れと健康管理
被毛が長いため、毛玉ができると通気性が悪くなり細菌がついて皮膚病になりやすくなるので、毎日丁寧にブラッシングをしてあげましょう。
特に目の周りは目やにが溜まって汚れやすいので、濡れたガーゼなどで拭き取ります。
また、病気の早期発見や日ごろの生活習慣の改善のためにも、定期的に健康診断を受けましょう。
まとめ
寿命を延ばすためにできることは、食事や運動など毎日の生活の中で気を付けることがほとんどです。
また、普段からスキンシップをとっていれば、体調の異変があればすぐに気づくことができます。
日々のお手入れや清潔な環境など、適切なお世話で少しでも長くペットと一緒にいられるといいですね。