愛嬌たっぷりの犬種、パグ。
顔のシワや大きな目が印象的で「ぶさかわいい」などとも言われ、安定した人気を誇るワンちゃんです。
そんなパグを、お迎えしたいと思っているのですね!
とはいえ、パグについては、わからないことだらけ・・パグって、いくらくらいするの?どれくらい生きるの?どんな病気をするの?
今回はそんなあなたの為に、パグについて調べてみました!
パグを安心してお迎えできるように、一緒に見ていきましょう!
Contents
パグの値段っていくらくらいなの?
パグを飼うとなると、ペットショップやブリーダーをあたることと思いますが、一般的なパグの値段の相場としては、10~20万円ほどになり、中には30万円前後で取引されることもあるそうです。
ただ、どの犬種もそうですが、ペットショップにしてもブリーダーにしても値段の幅はあるようで、
- 顔つきが可愛いイケメンなパグは、値段が高い
- パグはメスの方が温厚と言われているのでメスの方が、値段が高い
- 親犬がチャンピオン犬などの血統を持つパグは、値段が高い
- 生後3か月を過ぎると、値段が低くなる
などで、値段の差が生じるようです。
また、ペットショップとブリーダーとでは、仲介手数料がかかることからペットショップの方が、値段が高い場合が多いそうですが、ペットショップの場合は、値段が高くてもその後のケアやサービスなどを受けられる、というメリットがあることも多いようです。
いずれにしても、飼育環境などをしっかりと確認することが、大切なようです。
パグの寿命はどのくらいなの?
一緒に暮す以上は大事な家族の一員です!
少しで長く一緒にいたいものですよね、寿命だって気になるところだと思います。
パグの平均寿命は12~15年と言われているそうです。
雄と雌とにその差はないようで、比較的長命な犬種と言われているようです。
個体差はもちろんあるものの、ペットフードの品質向上や、動物医療の進歩などから、最近では平均寿命を超えることもあるようですよ。
パグがかかりやすい病気は?
パグがかかりやすい、気を付ける病気とは、どんな病気になるのでしょうか。
犬種によって、気を付けたほうがいい病気というものがそれぞれあるので、飼い主がきちんとそれを把握しておくことは、とても大切なことですよね。
一緒に見ていきましょう。
パグがかかりやすいと言われている病気には
- 壊死性髄膜脳炎
- 角膜潰瘍
- 皮膚炎
- 鼻腔狭窄
- 軟口蓋過長症
- 熱中症
などがあるようです、詳しく見てみると
壊死性髄膜脳炎
通称「パグ脳炎」とも言われている病気のようです。
脳に炎症が起こって脳が委縮してしまう病気で、原因は不明ですが、発症すると数日で死亡してしまうこともあるようです。
初期の症状としては
- 発作
- 視力障害
- 同じところをグルグル回る
- 起立不能
などになるようです。
とても怖い病気と言われているようですが、早期発見・早期治療で数年間生存することも可能なようです。
角膜潰瘍
黒めの角膜に傷がついてしまう病気のようです。
パグは目が大きく立体的になっている為、ゴミなどの異物が目に入りやすいそうです。
放置してしまうと、失明することもあるようで、症状としては
- 目をショボショボさせている
- 目の開きが不自然
- 足や壁、床などで目を掻いている
などになるようです。
皮膚炎
パグの顔のしわ・・たるみになっていますよね?そのたるんだところに細菌が潜伏し、繁殖して皮膚炎を起こしてしまうことがあるようです。
定期的にたるんだところを、濡れたタオルなどで拭いてあげるといいようです。
鼻腔狭窄
鼻の穴が狭い為に、呼吸がしにくくなってしまう病気のようです。
パグやブルドックなどの短頭種に多くみられるようで、遺伝が関係しているそうです。
症状としては
- 鼻を鳴らす
- 呼吸が荒い
- 呼吸困難
などになるようで、重症の場合は外科的手術を行うこともあるようです。
軟口蓋過長症
ノドチンコが喉の奥に詰まってしまって、呼吸が苦しくなる病気のようです。
やはり短頭種であるパグなどには多くみられるようで、遺伝的なものになるようです。
高齢になってから発症することもあるそうで、症状としては
- 頻繁にいびきをかく
- 呼吸困難
などになるようで、先に挙げた鼻腔狭窄と併発していると、呼吸困難が重症化してしまうことがあるそうです。
速やかに酸素吸入などを行う必要があるようですが、やはり重症の場合は外科的手術を行うこともあるようです。
熱中症
人間と同じく、長時間暑い場所にいることなどで体温が上昇してしまう病気です。
先にも挙げましたが、短頭種であるパグは呼吸器の病気にかかりやすく、自分で体温調節をすることが苦手なようです。
- 呼吸が荒くなる
- パンティング(ハァハァする)を繰り返す
などの症状が見られるようです。
パグの鼻はペチャっとしていて、とても可愛いですが、それが故に様々な病気を引き起こしてしまう可能性があるのですね。
日頃から、呼吸の仕方などをチェックしておくことが、大切なのかもしれませんよね。
パグを長生きさせる秘訣は?
大事な家族のパグ・・長く元気に過ごしてもらう為に、私達飼い主が出来ることとは?
パグに長生きしてもらう秘訣を調べてみました。
ポイントは4つあるようです!
- 体重管理をしっかりしよう
- 定期的に健康診断を受けよう
- フードを確認しよう
- ストレスケアしてあげよう
ひとつずつ見ていきましょう。
体重管理をしっかりしよう
パグはとっても食欲が旺盛のようです・・何となくそんな感じもしますよね!
あの大きな目で見つめられておねだりされたら、可愛くてつい与えたくなってしまいますが、ここは我慢することが大切なようです。
また、散歩など適度な運動をさせることも、大切になるそうです。
人間と同様に、犬も肥満は万病の元!
先に挙げた、鼻腔狭窄や軟口蓋過長症なども、太ってしまうことでさらに悪化してしまうこともあるようですよ。
定期的に健康診断を受けよう
やはり早期発見・早期治療が一番望ましいいようです。
特に7歳を過ぎたシニア期になると、急に体調が変化することも多いそう。
若いうちでも年に1回、シニア期になったら半年に1回は、健康診断を受けるといいようですよ。
フードを確認しよう
現在は様々なフードが市販されていますよね。
年齢や体質に合わせて、時には「これでいいのかな、合っているかな」などと、見直して確認することも大切なようです。
特に、シニア期になったら若い頃ほどのエネルギーを必要としないことが多いので、シニア用のフードに変えるほうがいいそうですよ。
ストレスケアをしてあげよう
人間もそうですが、ストレスは様々な病気の要因となります。
適度な運動やスキンシップ、快適な環境などを心掛けて、パグがストレスを溜め込まないようにケアをしてあげることが大切なようです。
黒パグってどんなパグなの?
真っ黒なツヤのある被毛を持つ、パグ・・見たことありますか?
通称「黒パグ」と呼ばれて、パグの中では希少種になるようです。
中国で生まれ、オランダ王室で育ったこともあり、その被毛はとても柔らかくビロードのような触り心地で、毛艶もとてもいいようです。
そんな希少種の黒パグですが、性格などは他のパグと変わらないようですが、黒い毛が日光を吸収しやすいので、日差しに弱いと言われているそうです。
他のパグ以上に、熱中症には注意が必要なようですよ。
子供のパグに対して気を付けることはある?
3歳までの子供時代のパグは、とても好奇心旺盛でパワフルなようです。
起きている時は、常に興奮していて落ち着きのない状態のようですが、この時期にしっかりとしつけをすることが、とても大切なようです。
「パグ走り」と呼ばれる子供時代のパグ特有の「遊び走り」もあるようで、部屋の隅から隅を壁に激突しながら、何度もダッシュするそうです。
止めさせようと名前を呼ぶと「応援されている」と、勘違いしてさらにヒートアップして突進してしまうそう。
こんな大興奮な様子で遊ぶパグは、楽しくて可愛くもありますが、甘やかすことはNGで、どんなに興奮していても「イケナイ」ものは「イケナイ」と、しっかり教えることが大切なようです。
また、きちんと指示が聞けたらたっぷりと褒めてあげることも大切で、この時期にしっかりと信頼関係を築くことが、その後のパグとの主従関係に大きく影響するそうです。
まとめ
いかがでしたか?ますます、パグをお迎えしたくなりましたか?
注意しなくてはいけない病気や環境などはありますが、それはどの犬種どの動物にも、同じようにあることで、それぞれの体質や注意点を知って、その犬種に合ったケアをしていくことは、とても大切なことですよね。
しっかりパグちゃんのことを知って、パグちゃんのスペシャリストになってくださいね。
あなたと、可愛い楽しいパグちゃんとの、素敵な出会いがありますように。