グッピーを初めて飼おうとお店を見ると、その種類の多さにどれを選べばいいのか迷ってしまうという人は多いようです。
どういう基準で選ぶと良いのでしょうか?
家族の一員としてお迎えするのであれば元気で長生きするグッピーを選びたいものです。
今回はどのようなグッピーが人気あるのかを紹介していきたいと思います。
Contents
国産グッピーと外国産グッピーの違いと人気について
販売店では国産と外国産のグッピーは別々の水槽で分けて販売されていることでしょう。
そもそもグッピーは元々は海外の魚ですので元をたどれば外国産のものなのですが、お店で販売されている物はブリーダーさんが日本で飼育し、繁殖をさせて生まれた個体の事が"国産"とされているのです。
つまり、親が日本育ちで子が日本産まれであるという事ですね。
では見た目の違いがほとんどないのにどうして分けられているのか?というと
外国産のグッピーには
- 輸入時のストレスにより体力が落ちている、移動の際に病気に罹っているおそれもある
- 外国との水質の違いにより体調不良をおこす可能性もある
というトラブルのリスクが国産に比べると大きいため人気が落ち、その分価格が下がっているのです。
もちろん外国産のグッピーもきちんとした管理下で輸入、飼育をされていて健康状態も問題のないものもいます。
国産、外国産の違いが見た目には分からないからこそ、きちんと飼育や管理、情報などを提示した信頼できるお店で飼うことが大事なようですね。
グッピーの種類と値段
グッピーは本当に種類が多く、尾びれの形や模様により様々な見た目がいます。
まず、尾びれの形や模様についてのバリエーションを紹介します。
尾びれの形
- リボン:ひらひらと長くリボンのような尾びれ
- デルタテール:三角形で小さくコンパクトな尾びれ
- スワロー:不規則な形で、長い部分短い部分とある
模様
- モザイク:モザイク模様
- グラス:モザイクよりももっと細かい模様
- タキシード:体半分が黒色、タキシードを着ているかのよう
- コブラ:キングコブラ(蛇)に似た模様
このように形や模様がさまざま組み合わさるので種類が多くなってくるのです。
では、日本で人気のあるグッピー、よく飼育されている品種を紹介します。
- ブルーグラス:鮮やかなブルーの尾びれにグラス模様。日本で作られたものの代表格で、流通も多いようです。
- レッドグラス:ブルーグラスの赤色バージョン。
- ドイツイエロー・タキシード:黄味がかった白~真っ白なグラデーションがとても綺麗。腰から尾びれの付け根は黒色。
ブルーグラス
レッドグラス
ドイツイエロー・タキシード
これらの品種であれば販売店などでもよく見かけることが多いでしょう。
そして、肝心な値段ですがもちろん希少性のある模様や型によっては数千円とするものもあります。
グッピーはオスとメスのペアで売られることが多く、国産であれば1ペア1000円~、外国産であれば1ペア2.300円~が平均的なようです。
国産、外国産、品種が違うものは混泳させてはいけないの?
混泳とは同じ水槽で泳がせる事です。
グッピーは飼育はもとより、繁殖させる事も楽しみですからもちろんオスとメスを混泳させることは当然の事です。
しかし、国産、外国産、品種が違うものを混泳させると思わぬ事態を招くことがあることは理解しておきましょう。
- 外国産のグッピーからの病気の感染リスク
- 外国産のものは日本の水にまだ馴染んでいないので体調に影響を与えることがある
- 品種が違うことによりカラーが混ざる(きれいな色の子ができるとは限らない)
こういったデメリットがあるのでできればそれぞれの水槽で飼育をする方が良さそうですね。
そして国産、外国産に関わらずまず購入直後は個別で薬浴をしながら飼育をすることがベストといえます。
移動のストレスを軽減することもできますし、なにより病気の発現などは数日かかることもありますから同じ種類同士のグッピーでも隔離しておくと良いようです。
↓コチラの記事も参考に
まとめ
国産、外国産のグッピーによる違い、品種についてでしたがいかがだったでしょうか?
数多くある種類から選ぶことは大変ですが、できるだけリスクの少ない個体を選ぶという事も決めてとなる条件の一つと言えそうですね。
より健康で長生きなグッピーを選ぶためにも参考にしてみてくださいね。
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