うさぎを室内で放し飼いするメリット・デメリットと注意点

かわいい見た目と人懐こさで、小動物のペットとして不動の人気を誇るうさぎ。

「ケージに入れっぱなしではなくて、もっと自由に飼いたい」という理由でうさぎを室内で放し飼いにする飼い主もいます。

うさぎの室内での放し飼いにはどんなメリットがあるのでしょうか?

また、室内での放し飼いのデメリットや注意点には何があるのでしょうか?

「放し飼いでうさぎを飼いたい!」と考えている人にぜひ知っておいてほしいことを紹介しますので、参考にしてくださいね。

Contents

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自由奔放!うさぎの室内放し飼いのメリットとは

うさぎを室内で放し飼いしたら、自由に動き回るうさぎを見られるので癒されそうですよね。

うさぎを放し飼いにするメリットには以下のようなものがあります。

  • うさぎのストレス・運動不足解消になる
  • うさぎとたくさん触れ合える

うさぎに自由奔放に暮らしてほしい人にはたまらないポイントだといえそうですね。

うさぎのストレス・運動不足になる

ケージ飼いのうさぎでも、ストレスや運動不足の解消のために部屋に放してお散歩させる時間を設ける飼い主が増えています。

部屋で放し飼いにするということは、うさぎが好きな時に好きなだけ、部屋の中をお散歩できるということ。

運動不足を未然に防ぐこともでき、自由な生活ができるためストレスもたまりにくいようです。

うさぎとたくさん触れ合える

うさぎを放し飼いにしている飼い主の中には、体をぴったりくっつけてテレビを見たり、ベッドで一緒に寝たりする人までいます。

甘えてくる様子はまるで犬や猫のようで、うさぎとたくさんスキンシップをとることができます。

うさぎの性格にもよりますが、飼い主に甘えるのが好きなうさぎなら、好きなタイミングで甘えられることでうさぎの気持ちも満たされそうです。

ケージの中にいれっぱなしでは見られない、豊かな表情を見ることができるのも良い点です。

苦労も多い!うさぎの室内放し飼いのデメリットとは

実際にうさぎを放し飼いにした人の中には、予想以上のデメリットを感じた飼い主もいるようです。

その一部を紹介します。

  • うさぎの安全確保が大変
  • 家具や革製品をかじられる

「自宅だったらどうだろう?」と想像しながら読んでみてくださいね。

うさぎの安全確保が大変

うさぎは何かと「モノをかじる」「口に入れる」動物です。

この習性は動物として自然なことなので、しつけでやめさせるのは難しいと思って良いでしょう。

うさぎは家電などのコード類も好んでかじるようですが、コードをかじると感電や発火の可能性があります。

飼い主の中には家じゅうのコード類をコードカバーでガードする、常にうさぎの行動に目を見張るなど、苦労している人も多いようです。

また、うさぎには気になったら口に入れてみる習性があるようで、床に落ちているものなどを食べてしまう可能性があります。

うさぎのためにも室内はいつも清潔にしておく必要があるのですが、掃除好きでなければなかなか大変かもしれません。

家具や革製品をかじられる

安全確保の点にも通じることですが、うさぎは家じゅうのものを何でもかじってしまう可能性があると考えた方がよいです。

なかでも、木製の家具、カバンや革靴などの革製品をかじるのが好きなうさぎは多いようです。

これらのものは決して安いものではないですし、お気に入りのものをかじられたときのショックは大きいですよね。

カバンや靴は隠しておけるにしても、テーブルなどの家具は、放し飼いにしている以上かじられると考えておかなくてはなりません。

家具好きの人やこだわりのある人には辛いかもしれませんね。

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うさぎを放し飼いにする際の注意点

放し飼いの注意点はデメリットの紹介でも少し説明しましたが、放し飼いで一番注意してほしいのは「うさぎの安全を第一に考える」という点です。

うさぎはかじる力が強いので、コードをかじらないようコードカバーで対策しても、カバーごとかじってしまう可能性もないわけではありません。

また、うさぎは狭いところが好きなので、家具のすき間やイスの下など思わぬところに入り込んでしまうと事故にもつながりかねません。

うさぎを放し飼いにする際は、「本当にこの部屋で放し飼いしても安全か?」をまず考えるようにしたいですね。

飼い主の中には、うさぎが自由に行き来できる部屋を制限している人や、留守中はケージに入れる人もいて、それぞれうさぎの個性に合わせて工夫している人も多いです。

なお、一度放し飼いがうまくいかなかったからといって、すぐにケージ飼いにもどすことは難しいという点にも注意しましょう。

うさぎは環境が大きく変わるとストレスで体調を崩します。

「合わなかったらやめればいい」という考え方ではなく、始めはケージ飼いからスタートし、お部屋でお散歩させているときの様子などを見て、放し飼いに移行できそうであれば移行するという方法が無難といえそうです。

まとめ

放し飼いにしているうさぎは、部屋のなかでお気に入りの場所を見つけてくつろいだり、好きなタイミングで甘えてきたりと特有の可愛さがありますよね。

うさぎが安全にすごせる環境をととのえてあげられるのであれば、積極的に部屋に出しても構わないでしょう。

一方で、うさぎが家具をかじったりするのはしつけでやめさせることは難しいですから、家族の同意を得る必要もあるなどハードルは低くありません。

運動不足やストレスに気を付けていれば、ケージ飼いでも元気に長生きしてくれるうさぎも多いので、無理に放し飼いにする必要はないのかもしれませんね。

あなたに合ったうさぎの飼い方を考えるにあたって、今回紹介したことをぜひ参考にしてみてくださいね。

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