カブトムシの幼虫の飼育は、土を入れて放っておいても大丈夫そうに思えますが、一番長い幼虫の期間の育て方には気を付けるべきポイントがあります。

このポイントをおさえないでおくと、夏前に成虫になることなく死んでしまった・・・ということにもなりかねません。

カブトムシは幼虫の時期の大きさがそのまま成虫の大きさになるので、幼虫のときにできるだけよい環境で育ててあげることが大切です。

それでは、カブトムシの幼虫の基本的な育て方をご紹介していきたいと思います。

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カブトムシの幼虫の飼育で必要なものは?

まずはカブトムシの幼虫を飼うのに最低限必要なものをご紹介します。

 

  • 飼育容器
  • マット(カブトムシ飼育用の土)
  • 霧吹き(マットを湿らせるため)

 

簡単ですが、幼虫の飼育であればこれだけでOKです。

それぞれの道具の詳細は、この後でご説明していきます。

カブトムシの幼虫の基本的な育て方は?

カブトムシの幼虫が手に入ったら、飼育容器に餌となるマットを詰めて幼虫を入れます。

卵から孵った幼虫は、秋ごろはマットを食べ、大きくなっていきます。

マットが乾燥してきたら、霧吹きで水を吹きかけておきます。

表面にフンが溜まってきたら、容器から幼虫とマットを取り出し、新しいマットに交換して幼虫を戻します。

そして冬になって寒くなると動きも鈍くなり、マットをあまり食べなくなります。

この冬の時期はマットの交換はしなくてもよいのですが、マットの乾燥には注意して、霧吹きで水分を補給するようにしてください。

そして暖かくなってくると、再び動きが活発になってマットをよく食べるようになるので、フンがいっぱいになったらマットを取り替えましょう。

4月ごろになったら、蛹になるための部屋(蛹室)を壊してしまわないようにするため、マットの交換を控えます。

カブトムシは5~6月ごろには幼虫から蛹になります。

そして、夏には成虫になっていくのです。

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幼虫の飼育に最適な容器は何?

必ずしも飼育ケースを用意する必要はありませんが、可能な限り大きいケースで少ない数を飼うようにします

衣装ケースや収納ケース、100均のタッパー、ペットボトル、ポリバケツなどでも構いませんが、段ボールや発泡スチロールは幼虫が食べて穴を開けてしまうかもしれないので避けましょう。

できれば大きいもので、なおかつ深さのある容器がベストです。

カブトムシは蛹になるときに縦方向にスペースを使うので、マットに十分な深さがないと、うまく羽化することができません。

タッパーやケースなどの蓋が密閉されるような容器は、空気穴を開けるのを忘れないようにしてください。

 

どんな土を使えばいいの?

カブトムシの幼虫は、腐葉土や朽木を食べて成長します。

家で飼育する場合には、園芸などに使う腐葉土でもいいのですが、他の虫の発生の原因となったり、農薬などが入っている場合があるので、マットというカブトムシ飼育用の土のようなものを使用します。

成虫用もありますが、今回は幼虫の飼育なので「幼虫飼育用」のものを選ぶようにしてください。

マットは再発酵をしないようガス抜き(マットを空気にしばらく触れさせたあと撹拌させる)という作業をしてから使用します。

 

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幼虫を育てるのに最適な温度は?

カブトムシの幼虫の飼育適温は5℃以上30℃以下です。

人間が普通に生活できる環境と同じくらいであれば大丈夫です。

夏は、直射日光を避け、日陰であってもベランダのコンクリートの上など高温になるようなところには置かないようにします。

冬は、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置きます。

5℃以下になると凍ったり死んでしまうこともあるので気を付けてください。

幼虫の飼育には水が必要なの?

カブトムシの幼虫は湿ったところを好むので水が必要です。

マットが乾いた状態だと、蛹になったときに干からびてしまいます。

飼育している土の表面が乾いてきたら霧吹きなどで適度に湿らせるようにします。

水分の適量は、マットを握った時に形が残るくらいです。

飼い始めやマットの交換の際、マットがパサパサした感じがあるならば、水を少しずつ混ぜて適度な湿り気にしてからケースに入れましょう。

反対に水分が多すぎると、マットが腐ったり幼虫が酸欠になってしまうので注意しましょう。

幼虫の飼育中に発生するコバエの対策は?

売られているマットには基本的には虫は入っていませんが、外から持ち込んだ土には何らかの虫が潜んでいる可能性が大いにあります。

コバエの成長はとても早く、「コバエがいるな」と感じた時点ではすでにたくさんの卵がある可能性があります。

コバエの卵はマットに産み付けられます。

一度コバエが侵入すると根絶は難しいので、飼育ケースを洗った後、マットを交換しましょう。

カブトムシの幼虫の共食いを防ぐには?

飼育スペースが狭かったり、幼虫の餌であるマットが少ないと、成長の速い大きい個体が小さい個体を食べてしまうことがあります。

なので、幼虫を飼育する際は、できるだけ大きい容器にして飼育数を少なくし、マットも適度に補充・交換するようにしましょう。

だいたい2リットルのマットで幼虫1頭くらいが目安となります。

もしくは、1つの容器に幼虫を1頭ずつにすれば、共食いの心配はなくなります。

まとめ

カブトムシの飼育は、幼虫の段階でも気をつけることがいくつかあります。

成虫になると餌やりなどの手間が増えますが、カブトムシ飼育で楽しいのはこの成虫の時期ですよね。

それに比べて、幼虫の飼育は地味でその期間も長いのですが、大きな成虫になるためには大切な期間です。

幼虫の飼育はそこまで手がかかるわけではないので、マットの乾燥に注意して、あとは様子見ながら静かに置いておくという感じになると思います。

無事に成虫になるのを楽しみに、観察は怠らないようにしましょう!

 

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