「昆虫界の王様」のイメージがあるカブトムシ。
少年時代のみならず、大人になってからも男性たちを魅了するカブトムシ。
女性だって、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
そんなカブトムシの大切な栄養源の「餌」について、色々と調べてみました。
Contents
カブトムシの餌の作り方は?
カブトムシに、より美味しいものを!手作りの餌を!
お世話をしていると、色々、トライしたくなりますよね!
手作りの餌の作り方を、二つほど、紹介させていただきますね、メニューは・・
- 人口樹液
- バナナヨーグルト
です!
人口樹液の作り方
材料
- 水 1カップ
- 黒砂糖 100グラム
- 焼酎 1/2カップ
- 蜂蜜 大さじ2
作り方
- 水と黒砂糖を鍋でドロドロになるまで煮込む
- ドロドロになったら焼酎と蜂蜜を混ぜて完成
バナナヨーグルトの作り方
材料
- バナナ 1本
- プレーンヨーグルト 適量
作り方
バナナとヨーグルトをミキサーにかけたら完成
餌はどの位の頻度で与えるの?
与えたゼリーを1日で食べてしまうこともあるくらい、食欲旺盛とも言われているカブトムシ。
そんなに食べて大丈夫?もっとあげたほうがいい?
どれくらいの頻度で餌を与えればいいのでしょうか。
ゼリーの場合2,3日に一度、基本的になくなったら与えるようにすればいいようです。
カブトムシの餌の食べ方のポイントとしては
- お腹がすけば餌を食べる、すかなければ食べない。
- 数日位食べなくても平気。
な、ようです。
あまり神経質にならなくても大丈夫なようですが、ゼリーにしても果物にしても腐敗する前には必ず交換することは大切ですね。
また、カブトムシは夜行性なので、餌を与えるときは休んでいる昼間のほうがいいようです。
夜に与えようとすると、飛んで行ってしまうこともあるようですよ。
餌を食べない原因は何?
食欲旺盛、大食漢と言われているカブトムシ。
「あれ、餌が減ってない?ちゃんと食べているのかな?」心配になりますよね。
カブトムシが餌を食べない原因は・・
- 羽化して間もない
- 気温が低い
- 好みに合わない
などがあるようです、詳しく見てみると・・
羽化して間もない
サナギから成虫に羽化したばかりのカブトムシはしばらくの間、餌を食べなくても大丈夫なように栄養を体内に蓄えているようです。
土の中から出てきて、活発に活動するようになると自然に餌を食べるようになるようです。
気温が低い
気温の低い日だと、食欲が落ちることがあるようです。
適切な気温(直接日光が当たらない、25℃から30℃)になっているかどうか、確認してみましょう。
好みに合わない
先にも少し触れましたが、案外、食通でグルメと言われているカブトムシ。
特にゼリーの場合、味が気に入らないこともあるようです。
いくつか与えてみて、食べ具合を観察してみるといいようですよ。
カブトムシにバナナは大丈夫なの?
大丈夫です!
バナナは栄養面も優れているし、カブトムシもバナナが好きなようです。
カブトムシの餌には糖分のあるものがいいようで、バナナ以外にもリンゴやモモ、マンゴーなどもいいようです。
ただ、バナナなどの場合、
- コバエが発生しやすい
- 腐りやすくニオイも発生しやすい
為、腐る前に必ず取り除くようにしましょう。
カブトムシにきゅうりは大丈夫なの?
「きゅうり」はあげてはいけません!
きゅうりやスイカ、ナスなど水分を多くむ野菜はカブトムシにはよくないようです。
カブトムシが必要としている栄養もほとんど含まれていないため、寿命を縮めてしまう原因になるようです。
ちょっと意外ですよね、カブトムシというと、スイカと一緒のイメージがありませんか?それは、ひと昔前のことのようで、現在はこういった野菜はカブトムシが下痢をしてしまったり、おしっこの量が増え、ケースの中が汚れてしまったりする為、避けたほうがいいようです。
カブトムシに与えてはいけないものは?
糖分が大切で、水分の多いきゅうりなどの野菜がNG。
それ以外にカブトムシに与えてはいけないものはある?
はい、蜂蜜の原液です!
糖分なのでよさそうな感じもしますが、カブトムシの口はブラシのようになっていて、そのブラシに付くと固まってしまい、二度と餌を食べられなくなってしまうので蜂蜜の原液は与えてはいけないようです。
与えるのであれば、10倍に薄めて、ガーゼなどに沁みこませるといいようですよ。
まとめ
やっぱり「昆虫の王様」感が漂うカブトムシ。
とはいえ、案外デリケートだったり、グルメだったり、知れば知るほど奥深いですよね。
あんなに立派な体をもつカブトムシですが、平均寿命は成虫になってからだと、たった1ヶ月から3ヶ月くらいだってご存知でしたか?
1日、1日の重みが違いますよね。
そんなカブトムシの一生にとって、何より「餌」はとても大切で、寿命の長さに関わってくることもあります。
グルメで好き嫌いが激しくても、出来る限り、そのカブトムシにあった餌を与えて、快適な一生を送らせてあげたいですよね。