うさぎのしゃっくりの原因と止め方

小さな体に愛らしいお顔・・今や、大人気のペットのうさぎ。

飼育スペースがそれほどいらないこともあり、特に1人暮らしをしている方に人気のようです。

家に帰ったら可愛いうさぎがお出迎えだなんて、嬉しいですよね、家に帰るのが楽しみになりそうです!

そんな人気のうさぎですが、生き物である以上、体調を崩してしまうことももちろんあります。

痛いとか辛いなどと、言葉で伝えることが出来ないうさぎですから、小さな異変も私達飼い主がしっかりと見極めてあげないとなりませんよね。

実はその異変が、「しゃっくり」に隠れていることもあるそうです。

そこで今回は、うさぎの「しゃっくり」についてについて調べてみました。

うさぎのしゃっくりには、心配のいらないしゃっくりと、要注意のしゃっくりがあるのだとか!

小さな異変を見逃さないように、うさぎのしゃっくりをしっかりと把握していきましょう!

Contents

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うさぎもしゃっくりをするの?その原因は?

ヒックヒック・・うさぎが、しゃっくりのような症状。

なにこれ、しゃっくり?うさぎもしゃっくりをするの?

まずそこに、驚いてしまう飼い主さんも多いようですが、うさぎもしゃっくりをすることがあるそうです。

私達人間をはじめ、犬やうさぎなどの哺乳類はすべて「横隔膜」を持っていて、この横隔膜を持っている生き物は、しゃっくりが起こり得るそうです。

原因としては、横隔膜が一時的に痙攣してしまうことにより、しゃっくりが出てしまうのですが、小さな体でヒックヒックとしていると「大丈夫かな」と、心配になってしまいますが、すぐにおさまるようであれば、心配はいらないそうですよ。

毎日頻繁にしゃっくりをすることもあるの?

うさぎのしゃっくり、一時的であれば心配はいらないことがわかりました。

ちょっと、ホッとしましたよね、とはいえ、要注意のしゃっくりもあるようです。

  • 日に何度もする
  • 毎日する
  • なかなか止まらない

などの場合は注意が必要で、念のため動物病院に相談をした方がいいそうです。

中には、呼吸器疾患の病気であることもあり、例えば

  • 肺炎・心不全・気管支炎などが起きている
  • 毛球症や鼓腸症などで、胃がせり上がってしまい呼吸器を圧迫している
  • 横隔膜ヘルニア

などの可能性もあるそうです。

あまりにも頻繁だったり、毎日しているようであれば、動物病院を受診する必要があるようですよ。

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しゃっくりだと思っていたら、くしゃみだった場合に注意!

くしゃみを聞いたことがない飼い主さんは、しゃっくりだと思い込み、本当はくしゃみなのに、見過ごしてしまうこともあるので注意が必要なようです。

くしゃみの場合は、病気の可能性があるなど、飼い主のケアが必要になることもあります。

うさぎがしゃっくりをしたら「ひょっとしたら、くしゃみではないかな」ということも念頭に置いて、しっかりと様子を見てあげることも大切なようです。

うさぎが、くしゃみをする原因としては、

  • 異物が入った
  • アレルギー
  • 病気

などが考えられるようで、ひとつずつ詳しく見ていくと

異物が入った

これは私達人間でも「あるある」な話ですが、ホコリやゴミなどが入ることで、うさぎもくしゃみをすることがあるそうです。

うさぎの小さな鼻にゴミ・・何だか想像するだけで可愛いですよね!

こちらはほぼ一過性なので、心配いらないようです。

アレルギー

かじり木や、すのこ、木製のチップなどにアレルギーがあるうさぎもいるそうです。

何に反応しているのかを見極めて、環境を変えてあげることで、おさまるようですよ。

病気

くしゃみが止まらない、連続してくしゃみをする場合は、細菌感染による病気の可能性もあるそうです。

特にうさぎに多いとされているのが「スナッフルと」呼ばれる病気で、パスツレラ菌や黄色ブドウ球菌などに感染してくしゃみが止まらなくなることがあり、早急に動物病院を受診する必要があるようです。

病気の場合、くしゃみ以外の症状としては

  • 鼻水が出る
  • 目の周りが汚れる

などになるので注意が必要なようですよ。

どの原因であれ、うさぎにくしゃみの症状が見られる場合は、ケージを清潔に保つことがとても大切になるそうです。

また、ストレスや栄養不足なども関係しているとも言われているので、時には、飼育の環境や接し方、餌などを、見直してみることも大切なのかもしれませんよね。

しゃっくりなのか、くしゃみなのか、しっかりと見極めてあげるようにしましょう。

しゃっくりだと思っていたら、痙攣していた場合に注意!

ヒクヒクっと体をピクピクさている・・しゃっくりかな?と、感じても次の症状が見られる場合は、やはり要注意!

早急に動物病院を受診する必要があるようです。

  • 首を傾けている(傾斜)
  • 目が上下左右に動いている(眼振)
  • 床などに転がっている(ローリング)

などの場合、うさぎが痙攣の症状を起こしていることが、考えられるそうです。


原因としては、細菌や寄生虫などによる脳炎、内耳炎や中耳炎、熱射病、腎不全、中毒、遺伝による疾患になるのですが、完治させることは難しい病気になるそうで、上手にコントロールしながら、一生病気と付き合っていくことになることが多いそうです。

出来る限り早めに、動物病院を受診することが大切なようですよ。

しゃっくりの止め方は?

うさぎのしゃっくりには、しゃっくりかと思いきや何かしらの病気が隠れている可能性もあることがわかりました。

「しゃっくりだろう」と、思い込まないで、あらゆる可能性を考えて観察してあげることも大切なようですよね。

何か少しでも気になることがあったら、動物病院に行くのが一番!

「本当にしゃっくりかな?」と、不安に思ったら早めに動物病院を受診するようにしましょう。

さて、正真正銘の心配のいらない「しゃっくり」だと、判明したならば!

その鬱陶しいしゃっくりを、出来ればはやく止めてあげたいものですよね。

人間の場合は、息を止めるとか、耳に指を突っ込むとか言われていますよね。

ちなみに私は、息を止めて下を向いてお水を飲むと、しゃっくりが止まります。

うさぎの場合は、どうなのでしょうか?

もちろん個体差もありますが、うさぎがしゃっくりをした場合「なでる」ことで、しゃっくりが止まることがあるようです。

頭から耳、耳の付け根などを、まんべんなくナデナデナデナデ・・すると、止まることがあるそうです。

しゃっくりが出て、うさぎもきっと鬱陶しく思っているはず。

「大丈夫よ」と、優しくなでてあげることで、うさぎの気持ちも落ち着くかもしれませんよね。

あなたのうさぎさんが、しゃっくりに困っていたら、愛情込めてナデナデしてみてくださいね。

まとめ

うさぎのしゃっくりについて見てきました!

うさぎもしゃっくりをすることに、少し驚いてしまいましたが、何かの病気が隠れている可能性もありますから、毎日頻繁にするようであれば、要注意です。

また、家では心配な症状が出ても、病院に行くとおさまることも多々あるそうです。

心配な症状が見られたら動画などで撮影しておいて、その動画を獣医さんに見せて説明するといいようですよ。

小さなうさぎさんです・・小さなしゃっくりひとつにも、きちんと注意を払って愛情を持って観察していきましょう。

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