今日は産んだかな?とメダカの卵が産まれているのを確認するのもメダカ飼育の醍醐味ともいえますよね。
しかし、どんなに毎日水槽を見ても卵が見つからないとがっかりしてしまいますよね。
育て方が悪いのかな、何がいけないのだろう?と心配したり悩んでいる方にちょっとしたアドバイスをまとめてみました。
Contents
メダカが産卵できる年齢は?
メスのメダカは一生のうちに何度も産卵をしますが、もちろん産卵に適した年齢があるということも事実です。
生後3か月から2年程度
メダカは孵化をしてわずか3か月で産卵が可能になります。
野生では1、2年、飼育下で4年程度がメダカの寿命と考えられているので個体差はあるものの2年程度産卵ができるようです。
しかし、これだけは覚えておきましょう。
- しっかり体ができあがっていること
- 産卵をいつかやめてしまう事もある
この二つの項目はこれから産卵をするかしないかという事に大きく関わってきます。
それぞれどのような理由があるのか見ていきましょう。
しっかり体が出来上がっている事
これは言うまでもないことですが、生後3か月から産卵可能になるには栄養もたっぷり摂っていて、しっかり産卵のための準備ができていないといけません。
体力、体の成熟は産卵には重要な事です。
産卵をいつかやめてしまう事もある
基本的に、産卵を始めるとメダカは毎日産卵をするようになります。しかしこれは永遠に続くのではなく、産卵開始から2か月くらいすると産卵をいったん止めてしまうことがあります。
けれども、また来シーズンの繁殖期には産卵を始めますので心配することはありません。
メダカの産卵の時期はいつまでなの?
動物には繁殖期という季節があります。
生息する気温や環境、子育てに適した時期に合わせて繁殖行動を行うのです。
もちろんメダカにも繁殖に適した季節があり、自然のままに育てているのならば
- 春から秋にかけて産卵
- 10月までには産卵を終える
のです。
これには条件があり
- 日照時間が13時間以上
- 水温が18℃以上をキープ
この条件を満たすと産卵を開始します。
特に5、6月頃からが産卵期のピークとなるようです。
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メダカの産卵に時間は関係あるの?
メダカの産卵には時間が関係します。例外は多少ありますが、大体早朝から遅くても午前中のこの時間帯までに産卵を終えてしまいます。
メダカの繁殖行為は朝早くに行う習性があります。
これは外の明暗によって脳からの排卵機能が制御されているためなのです。
このことを応用すると人工的に水槽を暗くしたり、ライトを付けたりする事で時間帯を変えることもできるようです。
しかし、繁殖行為や産卵はメダカにとってもデリケートな事です。うまく産卵させたいのであれば
出来るだけ静かな環境下にしておくことも必要です。
メダカの産卵に適した水温は?
メダの産卵に必要なものの一つ“水温”これは非常に重要です。
冷たい水温だと繁殖行為を行いません。仮に産卵できたとしても孵化まではできないのです。
- 18℃以上で繁殖行為
- 孵化には20℃以上必要
とのことから最低でも20℃以上をキープした水温が産卵に適した環境と言えるようです。
20℃以上であれば30℃近い水温でもメダカは元気に泳ぎまわる事ができ、水温が高いほど孵化までの日数が短くなります。
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メダカが産卵しない原因は?
メダカの稚魚が見たいのに、なかなかメダカが産卵しないということもあります。
- 成熟しているメダカがいる事
- オス、メスのペアがいる事
- 水温が適している事
- 落ち着いた環境であること
- 栄養が足りている事
- 産卵を終えてしまった
このような事をチェックしてみましょう。
それぞれに十分な理由があるので一つずつ確認していきます。
成熟しているメダカがいる事
生殖行為が可能である十分な体の成熟が無いと産卵できません。
生まれて間もない稚魚や、成魚でも成長に時間がかかっている個体ではありませんか。
オス、メスのペアがいる事
繁殖にはもちろんオス、メスのペアによって成立します。オス、メスの見分けをして確認してみましょう。
相性もありますのでオスが2匹に対し、メスが1匹の割合で水槽に成魚を入れておくのがベストな割合です。
水温が適している事
繁殖行為、孵化に適した水温20℃以上が一定にされていますか。
落ち着いた環境であること
人の動きが激しい場所や、騒音によってメダカが落ち着いていない事はありませんか。
栄養が足りている事
産卵にはエネルギーもかかります。たっぷりな栄養で体力をつけてあげてください。
産卵を終えてしまった
産卵を始めてから2か月程度過ぎると一度産卵を停止してしまう事があります。
お店などで成魚を買ってきた場合などにはすでに産卵を終えてしまっていた可能性もあります。
そんな場合は来シーズンに期待しましょう。
基本的な事ばかりですが産卵には必要な条件です。
まず丁寧に確認をしてみましょう。
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まとめ
メダカはある一定の条件が保たれていれば、比較的産卵しやすい魚ともいえます。
まずはメダカの生態に合った飼育、できるだけ過ごしやすい環境を作ってあげましょう。
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