コーギーの寿命は短い?気を付ける病気と長生きの秘訣

コロコロとした身体と表情豊かな顔がとても愛らしい、コーギー。

その昔は、牛・羊・馬などの大型の家畜を追う「牧畜犬」として活躍していたことから、体力もあり、運動量がとても豊富だと言われている犬種です。

活発で好奇心も旺盛なので、アジリティーやフリスビーなどでは、好成績を出すことが多くあるそうです。

そんな元気一杯なコーギーですが、その寿命はどのくらいになるのでしょうか。

お迎えした以上は家族の一員!出来る限り長く一緒にいたいものですよね。

今回はコーギーの寿命や、長く一緒にいる為に飼い主が出来ること・・気を付ける病気や、その予防法などをまとめてみました。

可愛い家族の為に、しっかりチェックしていきましょう!

Contents

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コーギーの寿命は短いの?

コーギーの平均寿命は、12~14年と言われているようです。

14年・・人間に比べるとその寿命は、かなり短い気もしますが、コーギーにとっての14歳は、人間に換算すると80歳に相当するそうです。

コーギーをはじめ、多くの動物たちの歳をとるスピードは、本当に早くて時に悲しくなってしまいますが、最近では

  • 動物医療の技術の発達
  • サプリメントや健康食品などの増加
  • フードの質や種類の向上

などから、平均寿命を超えるコーギーも増えているそうで、中には、20年前後まで長生きをしたコーギーもいるようですよ。

コーギーが気を付ける病気と予防法

個体差はもちろんありますが、その犬種ごとに「かかりやすい病気」というものがあり、コーギーにも気を付けたほうがいい病気がいくつかあるようです。

その犬種がもつ体質や特徴を知っておくことは、とても大切なことですよね、病気の早期発見や、予防に繋がることもあるそうです。

コーギーがかかりやすい病気とは・・

  • 進行性網膜萎縮症
  • 尿結石
  • 椎間板ヘルニア
  • 股関節形成不全
  • てんかん

などになるようです。

ひとつずつ見ていきましょう。

進行性網膜萎縮症

網膜が少しずつ委縮していく病気で、網膜の光を感じる細胞に障害が起こることで発症し、遺伝性であることが多いようです。

最終的には失明してしまうことになり、初期の段階で気づきにくいそうですが、

  • 暗い場所で目が見えていない(夜盲症)
  • 夕方や夜の散歩を嫌がる
  • 暗い場所でつまずく
  • 急に触ると驚く

などの症状が見られることが多いようです。

治療法や予防法はなく、進行を止めることはできないそうなのですが、室内の段差をなくすなど生活環境を見直し、目が見えなくなっても、大きな不自由やストレスがないようにしてあげるといいそうです。

尿結石

腎臓、尿管、膀胱、尿道などに結石が出来てしまう病気です。

症状としては

  • 頻繁に排尿をする
  • 血尿
  • 排尿時に痛がる
  • 食欲がない
  • 尿量の減少
  • 尿の中に光るものがある

などになるようで、特に排尿の時に痛がることが多いそうで、コーギーは、結石に限らす尿路系の病気(尿路閉塞、膀胱炎、前立腺肥大、尿道炎、尿崩症など)になりやすいようなので、常に尿の異常には注意が必要なようです。

尿結石の治療法としては、小さな結石の場合は自然に溶けることが多いようですが、大きな結石の場合は手術で摘出することになるようです。

予防法としては

  • ミネラルバランスが整った食事
  • 感染症予防の為に栄養をしっかりと摂る

などになるようです。

椎間板ヘルニア

椎間板と呼ばれる、背骨と背骨の間でクッションのような働きをする物質が、変性して神経を圧迫し、痛みや麻痺を起してしまう病気です。

背中や首などで発症することがあり、コーギーは胴長で短足である為、背骨に負担がかかりやすいことと、太りやすい犬種であることが、発症の主な要因となっているそうです。

症状は、発症した部位や重症度によって様々なようですが、

  • 背中や首の痛み
  • 足を引きずる
  • 麻痺による歩行困難・起立困難
  • 排便・排尿障害

などが多く見られるようで、症状が軽い場合は、痛み止めを内服して安静にしていることで症状が改善されることもあるようですが、重症の場合は手術になるようです。

予防法としては

  • 無理なジャンプはさせない
  • 段差を昇り降りさせない
  • フローリングではく、マットなどを敷いてあげる
  • 肥満防止

などに気を付けて、腰などへの負担を少なくすることがいいようです。

股関節形成不全

股関節が緩く、亜脱臼の症状がみられる病気で、遺伝性であることが多いようです。

また、成長と共に悪化することが多く、関節炎を併発することも多いそうです。

症状は

  • オスワリが上手に出来ない
  • ウサギのように跳ねて歩く
  • 腰を振って歩く
  • 散歩を嫌がる
  • 段差を嫌がる

などになるようで、症状が軽い場合は、安静にすることと、痛み止めやサプリメントなどで様子を見ながらコントロールしていくことが多いようですが、重症になるとやはり手術になることが多いようです。

遺伝性であることが多いので、予防法はないのですが、太らせないように気を付けることで、症状の悪化を防ぐことができるそうです。

てんかん

脳の神経細胞の異常によって、身体の一部または全身が、痙攣や発作を起こしてしまう病気です。

症状としては、痙攣や震えなどの発作を起こすのですが、

  • 全身発作の場合は、意識をなくしたり失禁をしたりする
  • 部分発作の場合は、身体の一部だけが震える

などになるようで、数秒から数分間続くことが多いようです、

また、中には

  • 奇妙な行動を起こす
  • 攻撃的になる

などの、症状が出ることもあるそうで、治療法としては「抗てんかん薬」で、発作が起こらないようにしていくことになるそうです。

特に予防法はないのですが、早期に発見をしてあげることが大切で、発作を起こした場合に、舌を噛んでしまう可能性もあるので、口にタオルなどを挟んであげるといいようです。

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コーギーに長生きしてもらう為の秘訣は?

先にも触れましたが、コーギーに限らず多くの動物たちは、早いスピードで歳を重ねてしまいます。

切ないことではありますが、だからこそ、一日でも長く生きてもらって、少しでも長く同じ時間を共有したいものですよね!

その為には、私達飼い主は、どんなことをすればいいのでしょうか。

コーギーに長生きをしてもらう為の秘訣を、調べてみました。

3つの大切なポイントがあるようです。

  • 食事の管理
  • 適切な運動量
  • スキンシップ

などになるようです。

具体的に見てみると

食事の管理

コーギーはとても食欲が旺盛な上に、太りやすい体質でもあるようです。

肥満は万病の元になるのはもちろん、足腰に大きな負担を与えます。

その為、先に挙げたコーギーがかかりやすい病気「椎間板ヘルニア」や「股関節形成不全」などに、悪影響を与えてしまうことにもなり兼ねません。

  • オヤツなどは控えめにする
  • 栄養バランスの摂れた食事を与える
  • それぞれの身体にあった量を与える
  • 体質や年齢に合ったフードを与える

などに気を付けるといいようです。

ただ、高齢の場合は体重が減少し過ぎることで、免疫力や抵抗力が落ちてしまうことも考えられるので、体重が減少し過ぎないように、気を配ることも大切なようです。

いずれにしても、食事の管理をしっかりすることが、体重の管理にも繋がるようですよ。

適切な運動量

先にも触れましたが、もともと牧畜犬だったコーギーは、動くことが大好きで運動量もとても多いそうです。

体力もあり運動の能力も高い為、ちょっと運動量が減ると、すぐに運動不足へと繋がってしまうそうで、その運動不足は肥満にも繋がり、肥満は様々な病気へと繋がる可能性がありますよね。

その為、毎日のお散歩がとても大切になるそうで、理想の散歩量としては、1日に2回、朝夕30分~1時間の散歩を行うといいそうです。

ただ、

  • 地面が濡れているなど、滑りやすい場所での運動
  • 高い段差へのジャンプ
  • 階段の昇降

などの過剰な運動に繋がる行動は、足腰への負担になるので注意が必要なようです。

スキンシップ

コーギーは人が大好きで、特に飼い主に対しては、とても忠実で従順のようです。

そんな大好きな飼い主とのスキンシップの時間が少ないと、ストレスを抱えてしまうそう。

ストレスによって飼い主を困らせる行動をとるようになったり、胃腸の具合が悪くなってしまったりすることもあるそうです。

また、ストレスが積み重なれば、様々な病気の要因になることもありますよね、コーギーに寂しい思いをさせないように、スキンシップタイムを出来るだけとってあげるといいようです。

積極的に触れ合うことで、病気の早期発見に繋がることもあるそうです。

一石二鳥にもなるスキンシップタイム!しっかり確保してあげてくださいね。

まとめ

コーギーの寿命や、病気の事、長生きの秘訣を見てきました。

病気などすることなく、元気に過ごして欲しいのはもちろんですが、飼い主がしっかりと把握しておくことで、早期発見や早期治療に繋がりますよね。

また、早期発見をする為には、定期的な健康診断も大切で、若い時期は年に1回、シニア期と呼ばれる7歳以降は、半年に1回のペースで行うといいようです。

1日でも長く大切な家族と一緒にいられるように、しっかりとケアをしていきましょう!

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