うさぎが懐いてくると、しきりに手や顔をなめられるようになる飼い主が多いようです。
かわいいうさぎに一生懸命なめられたら、うさぎ好きなら誰でもキュンとしてしまいますよね。
うさぎのなめる行為にはどのような意味があるのでしょうか?
犬や猫は愛情表現として飼い主をなめることが多いようですが、うさぎの場合は他にも理由があるようです。
うさぎのなめる行為の意味を知って、うさぎの気持ちをより深く理解していってくださいね!
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うさぎのなめる行為の意味は愛情表現?
うさぎは家に慣れ、懐いてきたころに飼い主をなめるようになることが多いようです。
うさぎは犬と違って鳴き声やしっぽで繊細な感情表現をすることができません。
その代わり、「飼い主が大好き!」「信頼しているよ」「そばにいるよ」という気持ちをなめる行為で表現します。
飼い主をしきりになめるのは、飼い主にとても懐いていることの証で、一生懸命に愛情表現してくれているのかもしれません。
うさぎがなめてきたら、やさしく撫でてあげてうさぎの愛情に応えてあげましょう。
愛情表現以外でうさぎが飼い主をなめる理由
「うちのうさぎはよく手や顔をなめてくるけど、なんとなく愛情表現ではないような気がする」と気付く飼い主もいます。
しきりになめていてなかなかやめてくれない時は、次のような理由があるのかもしれません。
- 毛づくろいをしてあげているつもりになっている
- エサが欲しい、遊んでほしいなど何かを要求している
- なめるのが楽しくてやめられない
うさぎがなめる理由は意外とたくさんあるようです。
「今はどういう意味なのかな?」と想像してみることで、うさぎとの時間がもっと楽しくなるはずです。
毛づくろいをしてあげているつもりになっている
うさぎはなめているとき毛づくろいをしているつもりになっていることがあります。
愛情表現に近いのですが、甘えているというよりは飼い主のことを子どもや兄弟だと思っているようです。
いずれにしても、飼い主とスキンシップを取りたいという気持ちには変わりありません。
飼い主の手を淡々となめている様子であれば、毛づくろいしてくれているのだと思って受け入れておきましょう。
エサが欲しい、遊んでほしいなど何かを要求している
うさぎは怒ったときに大きな鳴き声を出すことはあっても、何かちょっとした要求を伝える時に鳴き声を出すのは得意ではありません。
うさぎがなめてくる際、何かを訴えるように感じたら「おなかがすいたからエサがほしい」「退屈だから遊んでほしい」など何か要求があるのかもしれません。
あまりうさぎの要求通りに対応しすぎる必要はありませんが、無視すると「構ってもらえない」とストレスを感じる可能性があります。
しつけに影響がないかぎりであれば、できるだけ要求に応えてあげることでより強い信頼関係ができていきますよ。
なめるのが楽しくてやめられない
うさぎはかじったりなめたりするのが大好きな動物です。
よく分からないものはとりあえずなめたり口に入れたりしますし、集中してかじったりなめたりする行為は時にストレス発散にもなるようです。
飼い主をなめてみたところ、感触がおもしろくて楽しくなり、ずっとなめてしまうということもあるでしょう。
うさぎがずっとなめてくる場合でも「特に意味はなく楽しいからやっている」という可能性もあるので、あまり深く考えなくて良いのかもしれません。
うさぎのなめる行為で飼い主が気を付けておきたいこと
うさぎのなめる行為の意味を紹介しましたが、うさぎになめられる際に飼い主が注意したいことがあります。
うさぎは飼い主の手や顔をなめることが多いようですが、ハンドクリームや化粧がうさぎの口に入るのは良いことではありません。
少しくらいであれば問題ないことがほとんどですが、何かとすぐになめてくるうさぎや、なめるのをなかなかやめてくれないうさぎの場合は要注意です。
化粧品の成分などに気を付け、うさぎと触れ合うときはできるだけ付けないようにするなど対策をしておきましょう。
また、あまり接触が濃厚になると共通感染症のリスクがあることも覚えておきましょう。
鼻や口、目などの付近はあまりなめられないように気を付け、手などをなめられた後はきちんと石鹸で洗うよう習慣づけておきましょう。
まとめ
うさぎはなめるのが好きで、いろいろな理由でなめる行為をするようです。
なかなか懐かなかったうさぎがなめてくれたときなどは、飼い主もうれしい限りですよね。
紹介したように、なめるのがどんな理由であっても、飼い主とうさぎの親密度が高いということがいえそうです。
その分、うさぎの言うことを聞きすぎたりするとしつけに影響がでることもあるので、なめてきた場合は上手に付き合ってあげてくださいね。
なめる行為といううさぎ独特の表現の意味や理由を理解して、うさぎともっと仲良くなっていきましょう!