最近、猫を飼っている人の間では感染症の心配や繁殖、迷子問題などの観点から室内飼いをしている人も多くなってきています。
そこで気になるのは人と猫が共生するにはどんな事が大事になってくるのかどうかですよね。
今回は猫を室内飼いするに当たって気を付けておいた方が良い事を4つご紹介しましょう。
Contents
猫をお迎えする前に気を付けておくと良い事
まず、部屋に猫をお迎えする前に自分の部屋が猫にとって向いているのかどうかチェックそしてみましょう。
- トイレや食事場、寝る場所などのスペースは十分か
- 落下しそうなインテリアはないか
- 観葉植物や花瓶などの花
- アロマを焚いたりする生活かどうか
これらのどういう点に気を付けなければいけないのでしょうか。
トイレや食事場、寝る場所などのスペースは十分か
猫トイレには猫砂が必要不可欠です。
プラスチックケースなどに砂を入れて使用するなど、少なくとも猫一匹分がすっぽり入る大きさが必要になってきます。
また、安心して眠れる場所(段ボールや壁のすみっこが好みです)などお気に入りの場所を一つ作ってあげることが大事です。
落下しそうなインテリアはないか
飾り皿やガラス製花瓶などの装飾品、またはルームスタンドなど猫が落下させたり倒したりする危険があります。
高いところに置いても猫は登れますので安心はできません。
観葉植物や花瓶などの花
猫は葉っぱや花を口に含んだり食べたりしてしまう事もあります。
種類によっては毒となるものもありますので、食べても害のないものかもしくは出来る限り置かない方が良いでしょう。
アロマを焚いたりする生活かどうか
人にとっては心地よい香りのアロマも猫にとっては有害となる種類のものもあります。
また、火で焚いて使用するものを誤って転倒させてしまう恐れもありますので危険です。
このように猫と一緒に生活をするのならば、人と猫どちらもが快適で安心できる空間が出来るかどうかをまず考え、気を付けておきましょう。
普段の生活で気をつけることはあるの?
では、猫を迎えた後で普段一緒に生活することを開始し始めたらどんな事に気を付けていると良いのでしょうか。
食餌
ついつい自分が食事をしているときに欲しがると与えてあげたくなりますが、人間のご飯は塩分や脂肪分が多い場合があります。
病気につながる可能性もありますので気を付けましょう。
また、室内飼いの猫は運動量も少なくなりがちです。
肥満を防ぐためにも年齢に合ったキャットフードを与え回数や量を守るようにしましょう。
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爪とぎやかじる事
猫に爪とぎは必要不可欠です。ソファや床などで爪とぎをされる前に専用の爪とぎグッズを設置しておきます。
もし、家具に爪とぎをしている場合はきちんと叱るとしないようになることもあります。
そして、"かじる"という行為も良くあります。特に子猫の場合は好奇心旺盛で、コンセントやカーテンなどをかじったりします。コンセントはしっかり隠しておいた方が無難です。
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キッチン道具
キッチンには危険なものがたくさんありますよね。
沸騰したお湯や包丁、鍋など、猫が思わず登ってきて落下させてしまうと大変です。
猫がキッチンに入る場合は自分の目が届く時にのみしておくと良いでしょう。
室内飼いにはストレスがたまるの?
どうしても部屋の行き来が制限される室内飼いはストレスもたまりがちです。
出来るだけストレスを解消させてあげるためにも
- 誰からも見られない隠れ場所(暖かいブランケットや毛布があるとさらに良い)を作る
- おもちゃで遊んであげる
こういった事に気を付けておきましょう。
そして、設置可能であれば"キャットタワー"があると良いでしょう。
登ったり、降りたりと運動にもなりますし、高いところから見下ろすということはなんといっても猫にとっては快適なのです。
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留守中にはどういった事に気をつければいいの?
お仕事や外出などで家を留守にするときは、監視下ではないぶん一層気を付けておかなければいけません。
それは"留守中に限っていたずらをするから"です。
特に
- キッチン
- お風呂
- トイレ
- ベランダ
等へ行く窓や扉はしっかり閉めておきましょう。鍵がついているのであればしっかりと。
猫も飼い主さんがどんな開け方をしているかしっかり見ています。"開けることはない"と過信はしない方が良いでしょう。
お風呂に危険?と思うかもしれませんが風呂桶の水に落ちて溺れてしまう事があるのです。
その他にも気を付けておくことは
エサの袋はしっかり封を
猫グッズのそばにキャットフードを一緒に置いているという事もあるでしょう。
飼い主さんの留守中思わず漂ってきたキャットフードの袋からの匂いに誘われ、牙や爪を使いビニールの袋を破ってつまみ食いをしてしまうことがあります。
きちんと戸棚にしまったり、蓋のついた缶に入れておくと良いですね。
首輪の引っかかりに注意
高いところから飛び降りる際に思わずカーテンレールや壁のでっぱりに首輪をひっかけて首が締まるという悲しい事故も起きています。
強い力がかかると外れてしまう首輪や留守中は首輪をしない等の安全対策を取っておきましょう。
猫は新鮮な水と餌があれば2~3日の留守も可能であるペットというところが良いところでもあるのですが、長期間であるほど寂しがり屋な部分もある故にストレスでいたずらをしたり、体調を崩すことも良くあります。
飼い猫の性格や年齢などを考慮したうえでどれくらいの留守が可能か判断をしてくださいね。
まとめ
猫と人間の室内での生活はうまくいくととても和やかな雰囲気にもなるでしょう。
特に、幼ければ幼い子猫なほど室内という空間に順応しやすくなんの疑問もなく過ごすことができそうです。
大切な家族の一員としてあたたかく迎えてあげてくださいね。