ハリネズミがなつく方法と慣れるまでの期間について

近頃大人気のペット、ハリネズミ。

ハリネズミの姿は、すぐに目に浮かぶことと思いますが、ハリネズミの性格や性質って、ご存知ですか?

せっかくペットとしてお迎えしたのなら、仲良くなりたいところですが、ハリネズミは犬や猫と同じように飼い主に甘えたり、なついたりするのでしょうか。

今回は、ハリネズミがなつくのかどうか、また、なつかせるにはどうすればいいのかなどを、詳しく調べてみました。

ハリネズミと仲良しになれる方法を、一緒に見ていきましょう。

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ハリネズミってなつくの?

残念ながら、ハリネズミはあまりなつくことはないようです。

ハリネズミは

  • 夜行性であること
  • 気まぐれ
  • 警戒心が強い
  • 臆病で神経質
  • ストレスに弱い

などの性格上、人になつこくとはあまりなく、犬や猫などのように「共に暮らす」というよりは、「見て楽しむことで愛情を注ぐ」というペットになるようです。

その為、「なつかせる」よりも「慣れさせる」ことがポイントになってくるようです。

慣らすのも根気が必要ではあるようですが、人に飼われている以上、ある程度は人に慣らしておくことも大切ですよね。

また、ある程度慣らしておくことは、動物病院を受診する際などにも役に立つようですよ。

 

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ハリネズミがなつく方法

そう簡単にはなつかないと言われる、ハリネズミ。

とはいえ、不可能ではないそうです!

可愛いハリネズミを手に乗せて遊ばせたり、お昼寝させたりしてみたいですよね!

ハリネズミをなつかせる方法はいくつかあるようで

  • 飼い主のニオイがついているものをケージに入れる
  • 毎日少しずつスキンシップタイムをつくる
  • 好物を把握する
  • 時間をかけてゆっくりと

などになるようです。

ひとつずつ見ていきましょう

飼い主のニオイがついているものをケージに入れる

ハリネズミは、嗅覚が優れているそうで、あの小さな体で、飼い主と他人のニオイをきちんと判別できるそうです。

なので、ハリネズミを飼い始める時に、ケージの中に飼い主のニオイの付いた洋服などを、入れておくといいようです。

飼い主のニオイ=安心と、インプットさせるとなつきやすくなるそうです。

毎日少しずつスキンシップタイムをつくる

ハリネズミは、声を覚えることも出来るそうです。

なので、毎日少しずつ優しく声をかけてあげると、いいようです。

また、ハリネズミは夜行性なので、夕方から夜にかけての時間帯がいいようですよ。

ハリネズミはストレスに弱い動物なので、構い過ぎるとストレスを感じてしまいます。

あくまでも程よく、いい意味で適当に触れ合うのがポイントです!

好物を把握する

フードやオヤツなど、ハリネズミの好物を把握することも大切なようです。

飼い主の手から、直接好物をあたえることがポイントで、まずは手のニオイを嗅がせて、その後に好物を与えるといいようです。

飼い主のニオイ=好物をくれる嬉しいニオイと、インプットさせるといいそうです。

やっぱり動物になついてもらうのにニオイというのは重要なものなんですね。

ただ、与えすぎて、太らせないように注意をしてくださいね。

 

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時間をかけてゆっくりと

そもそも、なつきにくいと言われているハリネズミですが、そのなつきかたも、ハリネズミによって様々で、個体差があるようです。

無理に焦ってなつかせようとしないで、ハリネズミのペースに合わせてゆっくりとなつかせていくことが大切です。

また、基本的には若いハリネズミの方がなつくのが早いようです。

 

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ハリネズミをなつかせる時の注意点

とても警戒心が強くて臆病と、言われているハリネズミ。

急に触ったりすると、ハリネズミも驚いて、針が刺さってしまうこともあるそうです。

ハリネズミを飼う以上、針で刺されることは避けては通れないようですが、ハリネズミの為にも飼い主の為にも出来れば、避けたいところですよね。

その為には、どんな点に注意すればいいのでしょうか。

  • 大きな音に注意する
  • 最初から放し飼いにはしない
  • 過剰なスキンシップはNG

どういうことでしょうか、見ていきましょう

大きな音に注意する

ハリネズミはとても臆病なので、大きな音に驚いてしまうそう。

私達人間は当たり前の音でも、慣れていないハリネズミにとっては恐怖の音となってしまうそうです。

例えば

  1. ビニールなどのガサガサした音
  2. 人間のくしゃみ

などには気を付けたほうがいいようです。

飼い主=変な音=怖い人・・と、なってしまっては大変です!

少しずつ慣れていくことで、その音も受け入れてくれるそうですが、飼い始めなどは注意が必要なようです。

最初から放し飼いにはしない

ゆくゆくは、ハリネズミの放し飼いも可能ではあるようですが、飼い始めてすぐに広い空間などに放り出されては、怯えてしまうそうです。

 

最初の方にお話ししましたが、ハリネズミは基本的に憶病な動物です。

あなたの部屋はハリネズミにとっては、何も分からない外敵がいるかもしれない空間です。

そんなところに放り込まれれば身を守るために隠れるしかありませんよね。

 

はじめはケージの中でゆっくりと慣らしていくことが大切で、それから少しずつ、ハリネズミの様子を見ながら、行動範囲を広げてあげるといいようですよ。

過剰なスキンシップはNG

ハリネズミを飼い始めてすぐなど「早く仲良くなりたい」と、過剰にスキンシップをとろうとしてしまうことが多いようですが、これはNG行動になるようです。

過剰なスキンシップは、ハリネズミのストレスになります。

ストレスは病気の原因にもなり兼ねないので、慌てずゆっくり少しずつスキンシップをとるように心掛けることが大切なようです。

 

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ハリネズミをならしていく方法

大まかなポイントはわかりましたよね、では、少し具体的に「ならしていく方法」を紹介したいと思います。

あくまで一例ではありますが、良かったら、ちょっと参考にしてみてくださいね。

ステップとしては

  1. 部屋の準備
  2. ハリネズミの様子を確認
  3. 部屋に出す
  4. 抱き上げてみる
  5. 徐々に触れてみる

などになるようです

具体的に説明すると

部屋の準備

ケージから外に出す際、いきなり広い空間に出たことで、ハリネズミは恐怖心や好奇心から、部屋のあっちこっちに行ってしまう可能性があるようです。

まず、部屋自体を柵などで仕切っておくといいようで、床には汚れてもいいような物を敷いておくことがいいそうです。

ハリネズミの様子を確認

ケージに手を入れた際に、ハリネズミが

  • 丸くなる
  • シューっと鳴いて威嚇する
  • 巣箱に逃げてしまう

などの行動をとらずに、飼い主の手に近づいてきたらOKサインになるようです。

部屋に出す

そっと、ケージから部屋へ出してみましょう。

好物などを持っていると、近づいてくるかもしれませんが、近づいてこないからといって、ハリネズミを追いかけまわすのはNGです。

抱き上げてみる

ハリネズミが近づいてきたら、そっと抱き上げてみましょう。

飼い主の手から、好物を与えてみてください、可愛く食べてくれていますか?

徐々に触れてみる

好物を食べてくれたら、少しずつハリネズミに触れてみるといいようです。

顔回りは嫌がる可能性があるのでNG!

そっと優しく、背中のあたりを触れてみるといいようですよ。

ハリネズミの様子を見ながら、ゆっくり優しく行ってみてくださいね。

ハリネズミが慣れるにはどのくらいの期間がかかるの?

なかなかなつかないとされている、ハリネズミ。

どれくらいの期間で、なついてくれるようになるのでしょうか。

もちろん、個体差はありますので、一概には言い切れないようですが、多くの場合は半年から1年はかかるようです。

ハリネズミを飼うことが初めての場合は、もっとかかる可能性もあるそう。

 

また、先にも少し触れましたが、若い子供のハリネズミの方が、早くに慣れるそうです。

大人になってしまうことで、警戒心がより強くなってしまい、なつきにくくなるようですが、決してなつかないわけではないそうです。

先に挙げたポイントや方法で、焦らずじっくりなついてもらうようにしていきましょう!

 

まとめ

ハリネズミは、なかなかなつかないことが、わかりましたよね。

とはいえ、不可能ではないことも、わかりました。

焦らずじっくりチャレンジしてくことで、なついてもらうことも可能なのです!

少し大変な分、なついてくれた時の喜びは、きっと大きいものになりますよね!

ぜひ、チャレンジしてみてください。

あなたとあなたのハリネズミちゃんが、大の仲良しになりますように。

 

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